相場は指標で動く! 重要指標をネット証券で事前にチェックする方法

【第22回】2012年5月30日公開(2016年7月14日更新)
ザイ・オンライン編集部

1つの指標が、相場のトレンドを変えるきっかけになる場合も

 去る5月17日(木)の日本時間深夜23時、米国で経済指標の1つである「フィラデルフィア連銀景況指数」が発表され、発表内容は事前の予想値をかなり下回った。同時に発表された景気先行指標総合指数も予想値より低かった。その後、米国の株式市場は下落の展開になっただけでなく、翌18日(金)の日本市場にも下落の流れは波及した。

【図表1】「日経225先物 60分足チャート」。経済指標の発表やギリシャ関連報道をきっかけに値が動いた
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 この日を含む、5月第3週の相場の動き(日経225先物、60分足チャート)は【図表1】のようになっていた。このように、経済指標や重要人物の発言、会合の開催などは、相場が動き出すきっかけになる場合がある。突然動いたようにように感じるが、実はあらかじめ予定がわかっているイベントから動きがスタートしていたりするのだ。

 

1週間の経済イベントを事前にチェックしよう!

 この例のように、経済イベントをきっかけに相場が動き出すことがある。しかも、いまや海外の経済指標でも、為替や先物だけでなく国内の個別株の値動きにも影響が及ぶことが多い。経済指標がいつ発表されるかをチェックしておくことは、デイトレーダーに限らず、すべての投資家にとって重要になっているのだ。

 経済指標、経済イベントの情報チェックに便利なのが、ネット証券が無料で提供している投資情報だ。多くのネット証券では、毎週月曜日か金曜日に1週間の相場見通しを出している【図表2】

【図表2】株や為替、海外市場の動向、週の経済イベントスケジュールなどをまとめてチェックできる「週刊レポート」の一覧

 1週間の予定を前もってチェックしておけば、「今週は、水曜日と木曜日の深夜に重要な経済指標が発表されるから、その時間帯だけ取引してみよう」といった作戦が立てられる。また、発表のタイミングでトレードしなくても、重要な発表をチェックしておけば、翌日以降の投資タイミングや取引方針を決める際に役立つだろう。

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