東京の新名所:東急プラザ表参道原宿が稼ぎ頭
アクティビア・プロパティーズ(3279)は買いか!?Jリート大研究第1弾

【第15回】2012年6月25日公開(2021年3月9日更新)
関 大介

外部環境が厳しい中で大型上場を果たす

 さて今回の注目銘柄は、このような厳しい状況の中で6月13日に上場を果たしたアクティビア・プロパティーズ投資法人(%%%3279%%%)です(以下APIと略す)。

価格:45万7500円(12年6月21日) 予想PER:18.1倍  配当利回り:5.38%

12年6月13日~20日・日足

 APIは東急不動産をスポンサーとする銘柄で、この4月にオープンした東急プラザ表参道原宿などの都市型商業施設やオフィスビルを中心に投資を行うとしています。

東急プラザ表参道原宿 表参道ヒルズ、ラフォーレ原宿やH&M、FOREVER21などがひしめくファッションの最激戦区に12年4月オープン 関連記事はこちら

 ちなみに、ポートフォリオ(投資している資産)中で東急プラザ表参道原宿が占める割合(投資比率)は26.4%になります(12年6月13日現在)。以下、新橋駅前の新橋プレイス、東急プラザ赤坂など18物件に投資しています。

時価総額などの点で価格上昇余地が大きい

 この銘柄に注目した理由は、以下のニ点から価格上昇余地が大きいと考えられるためです。
(1)Jリート市場が大幅に価格を下げている中で公募価格が決定。
(2)新規上場銘柄だが時価総額が大きい

 APIのブックビルディング価格(投資家のニーズを調査して提示された新規上場銘柄の仮条件価格)は46万円から50万円で提示されましたが、市況の悪化に伴い下限の46万円で決定しました。

 さらに海外投資家への発行口数も当初の7万5040口から3万4304口まで減少し、その分を国内投資家に発行することになりました。海外市場の混乱で多くの銘柄の価格が下落しましたが、APIは特にその影響を受けた銘柄であり、その意味から価格反発の余地が大きいといえるのです。

世界的な指数への組み入れも価格に好影響

東急プラザ赤坂も投資物件のひとつ 

 またAPIは時価総額が1000億円(6月19日終値ベース)を超え、上場35銘柄中の13番目に位置しています。

 時価総額が大きいことも影響し、世界的な不動産株式の指数である「FTSE EPRA/NAREIT Global Real Estate Index Series」に6月20日から組入れられることになりました

 加えてJリートを投資対象とする投資信託の存在があります。これらは時価総額を元に算出される東証リート指数に連動する商品が大半です。つまりAPIは、投資信託の買い入れが今後行われ、価格が上昇する可能性が高いのです。

次のページ

分配金にも魅力がある?

TOP