利回り5%以上 分配金の安定性はピカイチ!
7月に権利確定するアドバンス・レジデンス(3269)Jリート研究第2弾 合併益が大きい住居系大型銘柄

【第18回】2012年7月10日公開(2021年3月9日更新)
関 大介

新分配金戦略で分配金上昇期待が大きい

第3期(2011年8月~12年1月・6カ月)の賃貸収入は約112億円

 さて、投資家としては分配金の増加も期待したいところです。この点について銘柄側も十分認識してしているようで、「新分配金戦略」として今後の分配方針を示しています。

 具体的には、当期純利益と合併差益を充当して作成した業績予想に対して、下記のような方針を示しているのです。

 (1)当期純利益が上ブレした場合は、上ブレ分はそのまま投資家の分配金とする=予想分配金から増額

 (2)当期純利益が下ブレした場合は、下ブレ分は合併差益充当額を増加して分配金とする=予想分配金額を維持する。

 合併後のADRは、分配金4500円を維持することを最優先にしていました。そのため、業績が予想より上ブレしたとしても合併差益の充当を減額するとしていたのです。今までの分配方針ですと4500円以上は期待できなかったのですが、新しい戦略により今後は4500円以上の分配金も期待できそうです。

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