2000円で新米20~60kgがもらえる!
太っ腹すぎて申し込み殺到中の
長野県阿南町の「ふるさと納税」をやってみた!

2013年10月30日公開(2019年7月22日更新)
ザイ・オンライン編集部

阿南町から届いた「御礼」の手紙の内容で
過疎化が進む地方にとっての「ふるさと納税」の重要性を再認識

 Y部員のもとに届いた「寄附金受領証明書」は、確定申告の際に添付することで、税金の控除が受けられる重要な書類。来年の確定申告まで、なくさないように保管しておく必要がある。

阿南町から送付された「寄附金受領証明書」。これを確定申告の際に添付して申告すれば、控除を受けることができる。


 そして、同封されていた「御礼」の手紙の差出人は阿南町の佐々木暢生町長で、「ふるさと納税」を実施する理由が次のように書いてあった。

 「(前略)当町は中山間地域で、集落も谷間・谷間に点在し、農業基盤の条件も劣悪で(中略)到底、安定した生活の営みは困難であり、(中略)少子化や高齢化、過疎化の進むなか、行政としては地域のともし火を消すわけにはまいりません。ふるさと納税制度を活用させていただき、農家の皆さんを支援したい思いでこの事業を展開させていただきました(以下略)」

 なんとも切実な手紙で、思わずプレゼントの「新米」目当てで寄付したのが申し訳ない気持ちになったが、どんな目的であれ、こんなに切実に「ふるさと納税」を必要としている阿南町に寄付ができた喜びも感じた。

すでに1億円以上の寄付金が集まり、
プレゼント用のお米が不足するという心配も!?

 阿南町は「ふるさと納税」で集まった資金で、町内の米農家から市場価格より高く買い取ることで、農家を支援することにしているが、今年はすでに1億円以上の寄付金が集まり、「ふるさと納税」に対するプレゼント用の米不足を心配する声も出るほど。実際、「ふるさと納税」が予想以上に集まったことで、阿南町では新たに1時間に600kgを精米できる精米プラントを導入したものの、それでも発送時期が予定よりも遅れるという手紙も同封されていた。しかし、前述のような「御礼」の手紙を読んだあとでは、誰もそれを責める人はいないだろう。

 現在までに受け付けられた分の米は確保できているというが、今後も阿南町への「ふるさと納税」が増えれば「年内で受付締め切り」という予定を待たずに、受付を停止する可能性もあるかもしれないので、必ず阿南町役場にメールでパンフレットの送付を依頼する際に確認するようにしよう。

 阿南町へ「ふるさと納税」をしてプレゼントされるのは、「あなんの誉(ほまれ)」と名付けられた、コシヒカリ、あきたこまち、天竜乙女の3種類のブレンド米。Y部員のもとにプレゼントが到着した際には、「あなんの誉」の味についてのレポートも公開予定なのでお楽しみに!

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