12月15日からは個人投資家が主役の相場。
衆議院選で自民圧勝なら、株をやる人と
やらない人との経済格差がいよいよ広がる!

【第140回】2014年12月9日公開(2017年12月4日更新)
藤井 英敏

自民300議席超えなら株式相場にはかなりのポジティブ

 ところで、政府はNISAの投資枠を16年から現行の年100万円から120万円にして、20歳未満を対象とする投資枠80万円の子ども版NISAも新たに創設すると伝わっています。正直、金額が小さ過ぎると思います。特に、子供版が小さ過ぎです。若い世代への金融資産の移転を促すのなら、もっと思い切って、せめて、1000万円くらいにしないと(笑)

 約1600兆円の個人金融資産の過半を60歳以上が持っているらしいですから、祖父母から孫に、NISAを活用してドーンと資産移転するインセンティブを与えちゃってください。目に入れても痛くない孫のためなら、おじいちゃん、おばあちゃんは、せっせと孫のために株を買う資金を「おこずかい」としてあげるのではないでしょうか???(笑)それはともかく、来週か、再来週の当欄では、私がNISAで狙いたい銘柄を、いくつかピックアップしたいと思っています。

 それにしても、2014年も残すところ、あとわずかです。10月までの日経平均株価は概ね1万4000円〜1万6300円のボックス相場で、方向感が乏しく、多くの投資家のとって、儲けにくい相場でした。

 しかし、黒田日銀のバズーカ第2弾で、景色は一変。一気に儲け易い環境に変化しました。そして、気が付けば1万8000円大台回復です。終わりよければすべてよし。そんな感じの2014年相場になったと思います。これはひとえに、政府・日銀が脱デフレに全力で取り組んでいる成果です。投資家サイドからすれば、大いに感謝したいところです。

 なお、衆院選の中盤情勢では、自民党は小選挙区、比例代表で計300議席を上回る勢いで、公明党と合わせて衆院の3分の2の317議席を超えるだけでなく、自民単独での3分の2超えも視野に入っていると報じられています。

 選挙は水物ですから、蓋を開けてみないとわかりせん。しかし、事前報道通りの結果になるなら、株式市場にとってはメチャクチャポジティブです。アベノミクス第3の矢の成長戦略が大いに進展することが期待できるからです。

 また、選挙結果がそうなった場合、株をやる人とそうではない人との、経済格差はますます広がると思います。当欄を読んでいる方々は少なくとも、株式投資に興味を持っているはず。この良好な投資環境を追い風に上手く乗って、是非とも、資産をガンガン膨張させちゃってください。

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