当事者のノーベル財団からは全くアナウンスされないが、毎年10月初旬のノーベル賞の発表が近くなると、必ず下馬評に挙がる日本人研究者がいる。旭化成の吉野彰名誉フェローは、パソコンやスマートフォン、電気自動車(EV)などの内部に組み込まれる「リチウムイオン2次電池」の発明者の1人。

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