日清食品の創業者、安藤百福は2007年1月5日に亡くなった。96歳だった。その4日後、『ニューヨークタイムズ』紙は、「ミスター・ヌードルに感謝」と題する社説を掲載し、次のような文章で結んだ。「インスタントラーメンの発明によって、安藤は人類の進歩の殿堂にその名を永遠に残すことになった。人に魚を釣る方法を教えれば、その人は一生食べていける。人にラーメンを与えれば、何も教える必要はない」これは、安藤と彼の発明に対する最大級の賛辞を表したものにほかならない。彼はまさしく偉大な発明家だった。しかしそれだけではない。偉大な産業人であり、また起業家、経営者でもあった。
続きを読む安藤百福
偉大なる発明家であり、起業家であり、経営者であった
特集
最新記事
仕事と人生を変える 勝間家電
【加湿器の選び方がわからない!】できる人はなぜ「象印の湯沸かしポット型加湿器」を選ぶのか?
17歳のときに知りたかった受験のこと、人生のこと。
「Fラン大生なのが正直コンプレックスです。もっと大学受験を頑張ればよかったと今さら後悔しています」。学歴で人生は決まってしまうのか
とっぱらう
【元グーグルがお答えします】「スマホ依存」にならない方法って、この世に存在する?
ニュースな漫画
「そこまでして世間体を守りたいのか…」警察官も息をのむ異様な現場で母親が発した「やるせない言葉」【マンガ】
ニュースな本
「親のお金が使えない!」印鑑8本に大混乱…介護費用で困った家族を救った銀行員の“神対応”