インフルエンサーといわれる人たちが、根拠や確証に乏しい予測や主張、一知半解や半分本当の説明などを発しており、困ったことに、これらの多くが「悲観論」である。とりわけ、かれこれ十余年にわたり、日本製造業の弱体化、ものづくりの衰退について指摘されてきた。それが本当なのか。ものづくり経営研究の第一人者・藤本隆宏氏が、こうした怪しい論説について反論を試みる。

続きを読む