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ロッテ重光のルーツに迫る、貧しい文学少年はいかにして財閥総帥に上りつめたのか

日韓を股に掛けて巨大財閥を築いた男の軌跡(4)

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朝鮮戦争を契機に重光は、世界最大のガムメーカー、リグレーを目標に据え、日本市場でのロッテのさらなる成功を目指し始めた。のちに重光は、「衣錦還郷(いきんかんきょう)」(故郷に物質的還元を行うという朝鮮儒教の思想)の方針の下、日本で得た利益を韓国に投入し、日本と韓国をまたぐ巨大コンツェルン構築へと邁進する。日韓を股にかけたカリスマ経営者、重光武雄と、もう1つの顔である、韓国人、辛格浩(シン・キョクホ)を生み出した、朝鮮半島における重光の少年時代の軌跡をたどってみよう。

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