ついに、環境負荷の低減が企業の経営課題の“本丸”に格上げとなった。コロナショック後、欧州で先行していたグリーンシフトは中国や米国などに広がり、3000兆円を超える巨額マネーが環境関連分野でうごめいている。主要国・主要企業はその環境マネーが呼び込もうとしのぎを削っているのだ。翻って、日本は完全に出遅れた。電動化シフトに躊躇する自動車業界、温室効果ガスを大量に排出する鉄鋼・化学業界、再エネ促進が進まぬエネルギー業界──、世界の潮流に出遅れた日本企業の処方箋を模索した。
続きを読む3000兆円の「脱炭素マネー」争奪戦勃発!出遅れ日本企業に活路はあるか
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