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アジア通貨危機を追い風に、重光「ロッテ」韓国5位の財閥へと駆け上がる

日韓を股に掛けて巨大財閥を築いた男の軌跡(13)

ソウル五輪(1988<昭和63>年開催)を当て込んだ重光武雄のホテル・百貨店への積極投資は大成功を収めた。後に「漢江(ハンガン)の奇跡」と呼ばれる韓国の驚異的な経済成長の下でロッテグループの急拡大は続き、ロッテグループは韓国10大財閥の一角を占めるまでになった。だが、97(平成9)年、タイを皮切りとするアジア通貨危機が韓国にも押し寄せ、IMF管理下での経済再建により大手財閥は軒並み苦境に陥った。ところが、強固な財務体質と事業基盤を持つロッテグループは他財閥の“敵失”もあって、ついに韓国5位の財閥へと上り詰めるのだった。

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