コロナ禍で実施された雇用調整助成金(雇調金)の特例措置が今年3月末で終了した。2020年4月分から適用が始まり、厚生労働省の支給決定件数は延べ791万件超、支給総額(速報値)は6兆3507億円に上る。コロナ禍で窮地に立たされた外食やサービス、観光、交通インフラなどを中心に活用が広がった。だが、経済活動の活発化する今、空前の人手不足と賃上げが加速している。莫大な資金でコロナ禍の雇用を支えた雇調金だったが、アフターコロナがその効果をあっさりと覆そうとしている。
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