「骨太方針2023」に欠ける労働分配率・消費性向の同時引き上げの政策パッケージ 山田 久: 法政大学経営大学院(イノベーション・マネジメント研究科)教授 兼 日本総合研究所客員研究員 政策・マーケット政策・マーケットラボ 2023年6月19日 4:55 有料会員限定 「新しい資本主義」による「成長と分配の好循環」実現のカギは労働分配率と消費性向を同時に引き上げることだ。「骨太方針2023」は個別政策の寄せ集め感が強く、好循環実現のメカニズムやそれぞれの政策の位置付けや関連を明確にする必要がある。 続きを読む 関連記事 「健康保険料引き上げ」で少子化対策の財源確保の筋違い、働く高齢者に負担課す不合理 野口悠紀雄 2070年の日本の人口は8700万人、「異次元の少子化対策」が“笛吹けど踊らず”にならない3条件 鈴木 準 こども政策・GX・防衛費「財源3兄弟」先送りで浮き彫り、岸田政権の不安な総合力 森信茂樹 “子ども消滅”のカウントダウン始まるか…岸田政権に告ぐ「出生数激減の乗り越え方」 池上 彰,増田ユリヤ 特集 最新記事 ニュースな本 問題社員に辞めてもらいたい!→裁判で不利になる典型的な「NG対応」とは? 「うちの会社にはいい人が来ない」と思ったら読む 採用の問題解決 「エントリーシートはいりません」→キーエンスの採用方針がスゴすぎてぐうの音も出なかった 「やりたいこと」はなくてもいい。 闇雲にチャレンジはNG! 迷子にならずに「自分の強み」を見つけるための3つのポイント ぶっちゃけ相続【増補改訂版】 【一発アウト】税務署が「葬儀用に引き出した現金」を厳しくチェックする理由 高速道路でトクする人・ソンする人 3日で2万円の節約も!ドライブ旅行の「高速代+ホテル代」を安くする、知られざるテクニック 最新記事一覧