地震、噴火、山火事、津波、暴風雨、隕石衝突など、天変地異が起こっただけでは「災害」にはならない。人間が住む社会がそこにあるからこそ起きる点で、災害とは社会的な出来事だ。しかも天変地異で興奮した群衆は、デマや風評をまきちらして弱者をさらに追い込もうとする。日本人は我が身に降りかかったこうした悲劇を、避けられなかった運命による悲運に転換して乗り越えようとするが、その態度はもう、令和の世では、改めるべきではないだろうか。本稿は、畑中章宏『関東大震災 その100年の呪縛』(幻冬舎新書)の一部を抜粋・編集したものです。
続きを読む日本人はなぜ「震災美談」や「奇跡」をありがたがるのか?【関東大震災100年】
特集
最新記事
THE WEALTH LADDER 富の階段
【JUST KEEP BUYING著者が教える】世界の金持ちだけが知っていて日本人だけが知らない支出の0.01%ルールとは?
ウェルビーイングの新潮流
SNSより安全に「承認欲求」を満たしてくれる?AIの進化がもたらす“未来のコミュニケーション”の形
小学生でもできる言語化
「言語化できる人」「できない人」の決定的な差とは?
ニュースな本
オウム元幹部・平田信に父を奪われた息子が、未払金227万円を免除した本当のワケ
企業価値を最大化する「知財経営」
「日本のアカデミアをよみがえらせる」落合陽一氏のベンチャーに、社会を動かす知財経営が根付いている秘密







