時間的な効率のよさを意味する「タイパ(=タイムパフォーマンス)」は、昨今の若者の消費行動を象徴するキーワードだ。使った時間に対して高い費用対効果を得られることを常に期待する彼らにとって、時間も場所も拘束されたうえ、満足な経験を得られるかどうかわからない映画鑑賞は、リスキーな消費と言える。ところが宮崎駿『君たちはどう生きるか』は、事前PR無しにもかかわらず若者たちにも訴求し、大ヒットした。彼らはなにを期待して、映画館に足を運んだのだろうか。本稿は、廣瀬 涼著『タイパの経済学』(幻冬舎新書)を一部を抜粋・編集したものです。
続きを読む『君たちはどう生きるか』はなぜ「映画はタイパが悪い」を覆してヒットできた?
特集
最新記事
ありのままの自分で、内定につながる 脇役さんの就活攻略書
面接で「頭が真っ白」になってもなぜか受かる人、落ちる人の決定的な差
1日1分見るだけで願いが叶う!ふくふく開運絵馬
【お盆スイッチ】お盆から強烈に悩みがスーッと消える人の小さな習慣・ナンバー1
成績アップは「国語」で決まる! 偏差値45からの東大合格「完全独学★勉強法」
【夏休みの勉強法】成績が伸びる子は過去問を単に解くだけでなく、どう使いこなす?
新版 気のきいた短いメールが書ける本
【ビジネス敬語】目上の人に「ご苦労様です」はNG。では「お疲れ様です」は使っていい?
「いい会社」のはずなのに、今日もモヤモヤ働いてる
「あなたの強みはなんですか?」に、なんと答える?…無能が言いがちな“最悪の答え”の中身