物価高騰時代の買い物で“クレジットカード派”が損をするワケスマホ決済でなければ使えないサービスや、スマホ決済のほうがより利便性が高くなるサービスも増えている(写真はイメージです) Photo:PIXTA

スーパーのセルフレジや「現金お断り」の場所が増えています。そんな場所で従来のプラスチックカードを使ったクレジットカードや電子マネーを超えて、便利でおトクだと近年シェアを広げているのが「スマホ決済」。元システムエンジニアのFPによる新刊『9割が知らずに損してる! スマホ決済「超」入門』(青春出版社刊)からスマホ決済のメリットの解説を抜粋して紹介します。

お財布いらずで買い物できる場所が増えている

 キャッシュレス決済とは、お札や小銭などの現金(キャッシュ)を使用しない(レス)決済方法です。さらに、最近では現金どころかお財布も使用しない、「財布レス」を実現する「スマホ決済」も広く普及しています。

 スマホ決済はキャッシュレス決済の1つですが、その種類はたくさんあります。一般的にスマホ決済というと、PayPayなどのQRコードやバーコードを使って決済を行う「コード決済」を連想する人が多いでしょう。狭義の意味でスマホ決済と語られる時、「コード決済」を指していることも多くあります。

 コード決済は当初、小規模店舗のキャッシュレス決済導入を手助けしました。手数料が比較的低かったことや入金のサイクルが早かったことに加え、カードリーダーなどの機器を必要としないことも後押しの要因になりました。みんなが当たり前にスマホを持つようになってきたことで、決済に必要な「機器」は顧客のほうが持っている状況となり、そのことが活かされたともいえるでしょう。従来、どうしても現金でしか払えなかった店舗の多くも、コード決済によってキャッシュレス化が進みました。