「右派勢力の躍進」「極右台頭の衝撃」――。6月6日から9日にかけて行われた欧州議会選挙の結果を受けて、各メディアではこうした文言が飛び交いました。“極右”とされるフランスの政党、国民連合が所属する会派「アイデンティティーと民主主義」が議席を9伸ばし、マクロン仏大統領が率いるリベラルの「欧州刷新」は議席を22も減らしています。

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