旧軍の戦死者たちの遺骨は、アジア太平洋の各地域で、本土帰還の日を待ちわびている。彼らを捜索する作業は残された者の義務だが、地下に張り巡らされた壕内部に1万柱が埋まっている硫黄島は、とりわけ過酷な現場だ。島に渡った筆者は、初日の現場で大の字に倒れた。一歩間違えれば一酸化炭素中毒になっていたかもしれないという――。本稿は、酒井聡平『硫黄島上陸 友軍ハ地下ニ在リ』(講談社)の一部を抜粋・編集したものです。
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