鼻血、やけど、突き指……。普通に生活をしている中でよくあるケガだが、応急手当ての仕方によっては、悪化させてしまうことがあるという。たとえば、鼻血が出たら上を向いて首をたたくというのは間違った知識だ。では、正しい手当とはどのようなものだろうか。また、どの程度なら病院へ行くべきかというのも迷うところかもしれない。 そんな疑問にも答えながら、身近な危険から身を守るための知識が楽しく学べる書籍、『いのちをまもる図鑑 最強のピンチ脱出マニュアル』(ダイヤモンド社)が刊行された。鼻血の応急手当てから、危険生物に遭遇したときの対応、突然の災害から身を守る方法まで、さまざまな「生きる知恵」が網羅されている。 今回の記事では、第3章「ケガ・事故からいのちを守る」監修者で医師の西竜一先生に、身近なケガの応急手当てと、病院に行くかどうか判断のポイントについて聞いた。
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