2023年の株主総会で賛成率が63.22%に低迷したのが、八十二銀行の松下正樹頭取だ。昨年は選任議案の対象外だった松下頭取が、今年の株主総会で再び選任の是非が問われる。本稿では、議決権行使助言会社および主要機関投資家11社による、八十二銀行の全取締役に対する賛否の行方を予測。その結果、2年前よりも厳しい評価が下される見通しとなり、松下頭取に“一発退場”のリスクが浮上していることが分かった。

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