永吉泰貴
国内金利の上昇により、銀行間の実力差が鮮明になってきた。本業利益と有価証券運用の両面で好調な銀行がある一方、債券の含み損の拡大や預金流出に直面する銀行も目立つ。そこでダイヤモンド編集部は、全国103行が開示した2025年3月期の最新決算を検証し、「銀行実力番付2025」の総合ランキングを作成。金利上昇時代の実力差を独自の評価軸で明らかにする。

#7
3メガバンクがそろって過去最高益を更新するなど、銀行業界は好調が続いている。では、その恩恵は現場の給与にどれほど波及しているのか。本稿では主要11行の平均年間給与ランキングをお届けする。さらに、前年度比で最も給与を伸ばしたのは、人事制度を改革した地方銀行だった。

メガバンクによるリテール戦略の主導権争いが激しさを増している。三井住友フィナンシャルグループは、金融アプリ「Olive」をPayPayと連携させ、さらに中小企業向けの新サービス「Trunk」を投入。三菱UFJフィナンシャル・グループも個人向け新サービス「エムット」を立ち上げた。そんな中、「リテールNo.1」の実現を掲げてきたりそなホールディングスはどう対抗するのか。南社長に話を聞くと、既存のグループアプリを進化させた“アプリ2.0”構想の一端が明かされた。

トヨタ自動車などが進める豊田自動織機の非公開化を資金面で支えるのが、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクだ。ダイヤモンド編集部の取材で、その融資シェアが判明した。融資比率が示すのは、三菱UFJ銀行が“主導役”であるという一般的な見方と実態との間には、微妙なズレがあるということだ。

#23
国内金利の上昇を追い風に、銀行業界全体の本業利益が好調に転じた。ただし、その恩恵は一様ではなく、本業赤字に沈んだ銀行は全国で14行に上った。本稿では、九州・沖縄編のランキングをお届けする。

#22
国内金利の上昇を追い風に、銀行業界全体の本業利益が好調に転じた。ただし、その恩恵は一様ではなく、本業赤字に沈んだ銀行は全国で14行に上った。本稿では、中国・四国編の本業利益率ランキングをお届けする。

#21
国内金利の上昇を追い風に、銀行業界全体の本業利益が好調に転じた。ただし、その恩恵は一様ではなく、本業赤字に沈んだ銀行は全国で14行に上った。本稿では、近畿編のランキングをお届けする。

#20
国内金利の上昇を追い風に、銀行業界全体の本業利益が好調に転じた。ただし、その恩恵は一様ではなく、本業赤字に沈んだ銀行は全国で14行に上った。本稿では、中部編のランキングをお届けする。

#26
業績不振に加え、時計事業に代わる次の収益源が見いだせないカシオ計算機。6月27日の株主総会では、新社長に就任する予定の高野晋氏や、創業家出身の樫尾和宏会長ら取締役が株主からの“審判”に臨む。ROEは低下傾向にあり、株価も低迷する中、助言会社や主要機関投資家はどのような判断を下すのか。特集『株主総会2025』の本稿では、カシオの全取締役選任議案に対する主要機関投資家の賛否の行方を予測し、その結果を公開する。

#19
国内金利の上昇を追い風に、銀行業界全体の本業利益が好調に転じた。ただし、その恩恵は一様ではなく、本業赤字に沈んだ銀行は全国で14行に上った。本稿では、実力のある大手地方銀行がそろう関東編のランキングをお届けする。

#18
国内金利の上昇を追い風に、銀行業界全体の本業利益が好調に転じた。ただし、その恩恵は一様ではなく、本業赤字に沈んだ銀行は全国で14行に上った。本稿では、本業利益率で全国下位グループの地方銀行が集中する、北海道・東北編のランキングをお届けする。

#23
ゼネコン大手の大林組に、株主から厳しい視線が注がれている。大林剛郎会長は2年連続で賛成率80%未満である上に、今年4月に就任したばかりの佐藤俊美新社長も、賛成率急落のリスクに直面していることが分かった。本稿では、助言会社や主要投資家11社の議決権行使基準に基づき、大林組の全取締役の賛否を予測したシミュレーションを独自公開する。

#17
金利上昇時代、銀行にとっての“飯の種”は、何といっても預金だ。各行の預金獲得競争が激化する中、本稿では、九州・沖縄編の預金増減率ランキングを作成。預金が増えた銀行、減った銀行を明らかにする。

#16
金利上昇時代、銀行にとっての“飯の種”は、何といっても預金だ。各行の預金獲得競争が激化する中、本稿では、中国・四国編の預金増減率ランキングを作成。預金が増えた銀行、減った銀行を明らかにする。

#21
2024年の株主総会で賛成率が64.58%に低迷したのが、三菱UFJフィナンシャル・グループの亀澤宏規社長だ。今年も貸金庫問題などの不祥事を抱える中、議決権行使助言会社ISSが亀澤氏ら取締役7人に「反対」を推奨し、情勢は一段と緊迫している。特集『株主総会2025』の本稿では、議決権行使助言会社および機関投資家の主要11社による、三菱UFJFGの全取締役に対する賛否を予測した。

#15
金利上昇時代、銀行にとっての“飯の種”は、何といっても預金だ。各行の預金獲得競争が激化する中、本稿では、近畿編の預金増減率ランキングを作成。預金が増えた銀行、減った銀行を明らかにする。

#14
金利上昇時代、銀行にとっての“飯の種”は、何といっても預金だ。各行の預金獲得競争が激化する中、本稿では、中部編の預金増減率ランキングを作成。預金が増えた銀行、減った銀行を明らかにする。

#19
政策保有株を大幅に縮減し、目標達成――。そんな印象を与えたのが、八十二銀行の株主総会招集通知だ。わずか1年で、政策保有株比率が62%から18%に急減している。だが実態は、信越化学工業株をはじめとする大量の株式を「純投資目的」に振り替えたにすぎないことが分かった。本稿では、見せかけの縮減で総会を乗り切ろうとする八十二銀行の異例の対応を、直近4年の振替額の推移や、2025年3月期に振り替えた全銘柄の金額とともに徹底検証する。

#13
金利上昇時代、銀行にとっての“飯の種”は、何といっても預金だ。各行の預金獲得競争が激化する中、本稿では関東編の預金増減率ランキングを作成。預金が増えた銀行、減った銀行を明らかにする。

#12
金利上昇時代、銀行にとっての“飯の種”は、何といっても預金だ。本稿では、北海道・東北編の預金増減率ランキングをお届けする。同地域の地方銀行では預金流出が相次ぎ、直近1年で半数以上が預金残高を減らしている実態が浮かび上がった。
