取締役会や役員会のデジタルトランスフォーメンション(DX)を支援するベンチャー、ガバナンスクラウド(東京都港区)がAI(人工知能)の活用に乗り出した。公認会計士で元カカクコム取締役の上村はじめ氏が2021年に設立した同社は、上場する金融機関や商社、不動産会社などに顧客網を広げている。AI活用で、将来的には最適な社外取締役の選任なども目指す。企業統治改革の流れが加速する一方、社外取締役が機能不全に陥るケースなども目立つが、取締役会のDX化は社外取の機能発揮を後押しする可能性がある。
続きを読む社外取の選任にAIも活用!?元カカクコム役員が設立したベンチャーが「取締役会のDX」を支援、大手中心に約100社が導入
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