「できる子が東大に行く」そんな常識を覆した学園ドラマがある。2005年放送の『ドラゴン桜』は、成績不振の生徒が東大を目指す姿を通じて、努力や逆転の意味を問い直した。2021年に放送された同作の続編で東大監修を務めた西岡壱誠氏は、教育格差や挑戦する力の本質を現代の受験と照らし合わせて読み解く。※本稿は、西岡壱誠『学園ドラマは日本の教育をどう変えたか “熱血先生”から“官僚先生”へ』(笠間書院)の一部を抜粋・編集したものです。

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