水道料金の値上げが、全国の自治体で相次いでいるのはなぜか?近年、水洗トイレも洗濯機も進化し、必要な水量が減少。水の使用量が減っているのだから、料金も安くなるはずだと思うかもしれない。だが、実際には逆の現象が起きていた。水道料金の構造的な特徴と、「水が売れない」水道事業者の現状を、水ジャーナリストの著者が解説する。※本稿は、橋本淳司『あなたの街の上下水道が危ない!』(扶桑社)の一部を抜粋・編集したものです。

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