【埼玉・八潮の道路陥没事故】現場に共有されなかった「2つの重要情報」とは?
橋本淳司
いまだ記憶に新しい、今年1月に起きた埼玉県八潮市の道路陥没事故。転落したトラックの荷台と運転台は分断され、運転手が遺体で発見されるまで3カ月も要した。すべての始まりは下水道管の破損だった。なぜ事態はここまで拡大したのか?完全復旧まで5~7年を要するとされる事故の全容と、日本中の地下に潜むリスクを水ジャーナリストの著者が解説する。※本稿は、橋本淳司『あなたの街の上下水道が危ない!』(扶桑社)の一部を抜粋・編集したものです。