今も昔も、他人から嫌なことをされて心を乱すのは人の常だ。だが、ソクラテスはいきなり平手打ちをくらっても、怒りをコントロールしていたという。その姿勢はストア哲学者たちに称賛され、侮辱に動じない心のあり方の手本となった。他人の言動に心を乱されないための、ストア哲学流アンガーマネジメント術とは?※本稿は、ウィリアム・B・アーヴァイン著、竹内和世訳『ストイシズム:何事にも動じない「無敵の心」のつくり方』(白揚社)の一部を抜粋・編集したものです。

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