船井電機が創業家による準自己破産申請により破産してから1年が経過した。同社では破産直前の2024年9月中旬以降、創業家に近い古参の取締役らと、同年9月下旬以降に関わるようになった新たな取締役候補者らとの間で、経営権を巡って暗闘が繰り広げられていた。当時の経緯について、最終的に経営権を取得し、破産直前に取締役に登記された経営コンサルタントの古寺誠一朗氏と、その弟で実業家の古寺真浄氏に話を聞いた。

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