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なぜ人間関係のストレスは生まれるのか。精神科医の和田秀樹氏と漫画家のちばてつや氏が、人との向き合い方について語り合う。※本稿は、精神科医の和田秀樹『80歳の壁を超えた人たち』(幻冬舎)の一部を抜粋・編集したものです。
ちばてつや作品に登場する
キャラクターの魅力とは?
和田秀樹(以下、和田)漫画家の発想の源ってどこにあるんですか?
ちばてつや(以下、ちば)さあ……。私は身近な話ばかりを描いていますけど。自分が生きていることをね。何を食べて何が好きで、こんなバカなことやっているっていう。下町で生きてきたからなんですかね。友人の松本零士さんは身近な話を描いても虫の妖精が出てきたり、人間みたいな虫が出てきたりね。そういう幻想の世界を描くのが好きでしたね。宇宙の果てに何があるんだろうとか、人間と似ている宇宙人が住んでいるかもしれないとかね。無重力ってどんな状況なのかなとか、そんなことばっかり考えていましたから。
和田 でも、漫画の影響力はすごいです。生きる力とか、人生に力を与えてくれる。
ちば 松本さんの描いた宇宙の漫画を読んで、宇宙飛行士がたくさん出てきたわけですからね。海外でもいっぱいいるみたいですよ。
和田 ちば先生の漫画で、ボクサーになられた方もたくさんいらっしゃいますよね。
ちば そういう人も少しはいるみたいですけどね。
和田 ちば先生の漫画は他のスポーツ根性ものとは違うと僕は感じます。人間性が細かいところまで描かれている。だからジョーにしても力石にしても、人間として思い入れが強くなるんです。







