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片田江康男
#4
小型家電メーカーのツインバードは8月31日、通信販売大手のジャパネットホールディングスから受けていた株式公開買い付け(TOB)の提案に対して反対を表明した。それを受けてジャパネットは提案を取り下げ、約半年にわたって続いた両社の経営権を巡る協議は幕を閉じた。ツインバードは創業家出身の野水重明社長の下で新たに打ち立てた中期経営計画を完遂し、株主に対して現経営体制が最善だと証明しなくてはならなくなった。野水社長にジャパネットとの協議の過程と新中計に対する意気込み、“家業”の将来について話を聞いた。

#24
「はらわたが煮えくりかえっている!」M&A仲介最大手の“地獄の会議”は過激発言が常態化、“業界のドン”こと同社会長に直撃すると…
近年高収入企業として注目を集めるM&A仲介会社では、若手のうちから高い報酬を得ることができる。そのカギを握るのが、担当者個人へのインセンティブ制度だ。元社員からは「契約書をその場のノリでとっていた」という証言も飛び出した。さらに、業界最大手では目標未達の部長が「地獄」と振り返る会議も開かれていたという。新刊『社喰い』(著・片田江康男、ダイヤモンド社刊)から、高収入の裏側にあるM&A仲介会社の苛烈な一面を紹介する。

#3
アクティビスト(物言う株主)として知られ、これまで多くのオーナー企業に投資してきた香港の投資ファンド、オアシス・マネジメント。セス・フィッシャー最高投資責任者は、オーナー企業に対してガバナンス上の問題を厳しく追及してきた急先鋒だ。そこで同氏に、日本のオーナー企業が抱える課題やガバナンス向上策、さらに投資先の一社で、オーナー企業であるクスリのアオキホールディングスの問題点について、話を聞いた。

#2
上場企業のうち半数近い1885社が、創業一族が経営と所有の両面で深く関わるオーナー企業だ。では、そのオーナー企業の中で、最強の企業はどこか。それを探るべく1885社の直近決算を分析。六つの指標に点数を付与し、ランキングを作成した。本稿では上位942社の順位を一挙公開する。トップ30には、キッコーマンやファーストリテイリングなど、有名オーナー企業が複数ランクインした。

#1
通信販売大手のジャパネットホールディングスは9月2日、小型家電メーカーのツインバードに対する買収提案を取り下げた。ジャパネットは買収で家電の製造から販売まで手がける製販垂直統合モデルの実現を目指していたが、同社が「同意なき買収」はしないと宣言していたこともあり、あっけない幕切れとなった。ただ、同社が撤退の際に公表した見解には、上場オーナー企業にとって“火種”ともなりかねない指摘が盛り込まれていた。

#23
「毎日のようにカネを返してくれって…」脱毛サロン首位だったミュゼプラチナム最後の社長が語る、ズタボロすぎる“懐事情”
2025年8月に突如として破産した脱毛サロン大手「ミュゼプラチナム」は、株主が変わるたびに会社分割を繰り返し、新会社へ「ミュゼ」事業を移す一方、旧会社には債務が残されていったという。新刊『社喰い』(片田江康男・著、ダイヤモンド社刊)から、最後のオーナーとなった投資ファンド代表・高橋英樹氏への取材で見えてきた、複雑怪奇な資金繰りの実態を紹介する。

#22
「3億円はやられたな」ミュゼプラチナム元オーナーが激白、脱毛トップブランドの“ボロボロすぎる”内情
2025年8月、脱毛サロン大手「ミュゼプラチナム」を運営するMPH社が破産した。「ミュゼ」を冠する脱毛事業のオーナーは、破産までに8社を転々とし、一連の買収は「ミュゼ転がし」と呼ばれるほど奇々怪々な様相を呈している。その内部では一体何が起きていたのか。新刊『社喰い』(片田江康男・著、ダイヤモンド社刊)から、一時ミュゼのオーナーとなり、「3億円はやられた」と語る実業家が明かした、その驚くべき内情を紹介する。

#21
「80歳近い社長も被害に」「トップブランド企業が疑心暗鬼で組織崩壊」…記者たちが見たM&Aの“異様な現場”
M&Aを巡るトラブルを追い続けてきた2人の記者。その取材で出会ったのは、想像を超える企業と経営者たちの姿だった。トラブルの渦中にいる者たちは何を語ったのか。当事者の言い分に耳を傾けることで、何が見えてきたのか。新刊『社喰い』(ダイヤモンド社刊)の著者・片田江康男記者と、『ルポ M&A仲介の罠』(朝日新聞出版刊)の著者で朝日新聞社の藤田知也記者が、強く印象に残った取材と、そこから見えたM&A業界の実態を語った。

#20
そりゃトラブるわ…「会社をくっつければ報酬数百万円」M&Aトラブルがなくならない、仲介ビジネスの罠とは?
経営者保証が外れない、買収直後に会社の資金を吸い上げられる――。2024年以降、相次ぐM&Aトラブルの報道を受け、国はガイドラインを改定し、業界団体である「M&A支援機関協会」も問題のある買い手の情報共有など対策を進めてきた。では、同じようなトラブルはもう起きないのか。新刊『社喰い』(ダイヤモンド社刊)でM&A仲介会社の内情を取材した片田江康男記者と、『ルポ M&A仲介の罠』(朝日新聞出版刊)の著者で、トラブルに遭った企業の声を拾い上げてきた朝日新聞社の藤田知也記者が、対策が進んだ今も残るM&A仲介業界の構造的な問題を語った。

#19
積水ハウスも騙された「55億円地面師事件」と30社以上を買収した吸血型M&A「ルシアン事件」の接点となった人物とは?
M&Aで会社を買収し、現預金を引き抜く。元社長が負っていた連帯保証も外さず、カネと共に姿をくらます――。だが、トラブルを起こした関係者は逮捕されないままだ。さらに、問題のある買い手企業として注目されたルシアンホールディングスの代表者が、積水ハウスが巻き込まれた東京・五反田の「地面師事件」のすぐ近くにいた人物だったことも明らかになった。新刊『社喰い』(ダイヤモンド社刊)を上梓した片田江康男記者と、『ルポ M&A仲介の罠』の著者で朝日新聞社の藤田知也記者が、取材で見えてきた「罪に問う難しさ」を語る。

#18
「騙されたほうも甘かった」では片付けられない、M&Aトラブルの主犯格「メインバンク」と「仲介会社」の功罪
トラブルに巻き込まれた経営者に対し、「だまされた社長にも責任がある」という声は少なくない。だが、本当にそうだろうか。新刊『社喰い』(ダイヤモンド社刊)で企業買収のダークサイドを描いたダイヤモンド社の片田江康男記者と、『ルポ M&A仲介の罠』(朝日新聞出版刊)でM&A業界の問題点を鋭く指摘した朝日新聞社の藤田知也記者が、中小企業がトラブルに巻き込まれる業界構造の問題点に迫る。

#17
「30代半ばで平均年収1400万円」総合商社より給料が高いM&A仲介業界、でも取材したらトラブルだらけだった「納得の理由」
30代半ばで平均年収1400万円――。総合商社をしのぐほどの高給で知られるM&A仲介業界。その華やかさの裏側では、会社を売却した経営者たちが思わぬトラブルに巻き込まれるケースが相次いでいた。企業買収のダークサイドを描いた新刊『社喰い』(ダイヤモンド社刊)の著者である片田江康男記者と、『ルポ M&A仲介の罠』(朝日新聞出版刊)でM&A仲介の闇を描いた朝日新聞社の藤田知也記者に、業界の「異変」が見えてくるまでを聞いた。

#16
総額30億円以上!名門・船井電機を“喰った”脱毛サロン・ミュゼが買収後に始めた壮絶な「カネの無心」
「10億円送金してほしい」「数億が必要だ」――。2023年4月、家電メーカーの名門・船井電機HDは美容脱毛サロン大手「ミュゼプラチナム」の運営会社を買収した。ところが買収後に待っていたのはミュゼから繰り返される“カネの無心”。少なくとも30億円がミュゼや関連企業へと流れ、船井電機自身の資金繰りまで悪化していく。新刊『社喰い』(著・片田江康男、ダイヤモンド社刊)から、船井電機を喰ったミュゼ買収の内幕を抜粋してお届けする。

#15
「テレビデオ」で革命を起こし、パナソニックとも肩を並べた名門・船井電機が突然「従業員70人の出版社」に買収された巧妙なスキームとは?
従業員約70人の出版社が、従業員2100人超の名門家電メーカーを買収する――。2021年、中堅出版社の秀和システムは、赤字が続いていた船井電機を約210億円で買収した。なぜこれほど規模の違う企業を買収できたのか。そのカギを握ったのが、LBOスキームだ。新刊『社喰い』(著・片田江康男、ダイヤモンド社刊)から、名門メーカー買収の舞台裏を抜粋してお届けする。

#14
社長交代直後から使途不明の資金流出、元社長は約2億円の連帯保証を背負わされ…「吸血型M&A」の恐るべき手口
常識では考えられないことが起き得るのが魑魅魍魎が跋扈するM&Aの世界だ。東京都足立区で40年以上続く向笠建設(仮名)は、M&A仲介会社を通じてルシアンホールディングスに会社を売却した。ところが、約2億円にのぼる連帯保証は元社長が背負わされ、会社資金が次々と流出た。新刊『社喰い』(著・片田江康男、ダイヤモンド社刊)から、事業承継M&Aの裏側で起きた壮絶な実話を抜粋してお届けする。

#13
「チョキチョキ」「ペタペタ」…ノルマに追い詰められ不適切会計に手を染めた日本M&Aセンターのエリート社員、その「あり得ない手口」とは?
後継者不足を追い風に急成長したM&A仲介業界。その裏側では、社員たちに対する厳しい業績管理が、「数字」を最優先する組織文化を生み出していた。その象徴となったのが、2021年に日本M&Aセンターで発覚した不適切会計。新刊『社喰い』(著・片田江康男、ダイヤモンド社刊)から、驚きの手口を追ったルポを抜粋してお届けする。

#12
年収1億円超えも夢じゃない!3大商社を上回る超高収入のM&A仲介業界、御三家の平均年収と「歪んだカラクリ」とは?
会社員なのに“億円プレーヤー”も夢ではない――。M&A仲介業界は今、日本でも屈指の高年収業界として知られるようになった。その一方で、事業承継を目的としたM&Aではトラブルが絶えない。発売後即重版となった新刊『社喰い』(著・片田江康男、ダイヤモンド社刊)から、トラブルが絶えないM&A業界のカラクリを抜粋してお届けする。

#11
「ラブホテル運営会社へ多額の送金」「M&Aから4カ月で資金ショート」…創業一族が家業の売却を後悔したワケ
大切な会社を譲り渡した翌日から、多額の会社資金が外部へ送金され始めた――。M&A後、わずか4カ月で別の会社に転売され、その上に資金ショートへと追い込まれた誠美工業所(仮名)。流出した資金の行方を追うと、浮かび上がってきたのは不可解な企業と謎の人物たちだった。新刊『社喰い』(著・片田江康男、ダイヤモンド社刊)から、M&Aのダークサイドに関する箇所を抜粋してお届けする。

#10
「本日、破産が申請されました」給料日前日に突然の破産…社員が見た“船井電機のいちばん長い日”
2024年10月24日、創業73年の名門・船井電機は突如として破産した。グループ全体で約2000人を超える従業員は給料日前日に失職を告げられ、そのニュースは日本中を駆け巡った。新刊『社喰い』(著・片田江康男、ダイヤモンド社刊)から、「令和のイトマン事件」とも呼ばれる船井電機の破産について、元社員の証言を元にした当日の様子を抜粋してお届けする。

#9
社長は所在不明、複数の個人から訴訟も…ミュゼプラチナムをたった100万円で買収した香港系「いわくつき企業」の実質オーナーを直撃!
33億円で買収した会社を、1年後に100万円で売却――。船井電機・ホールディングスが美容脱毛サロン「ミュゼプラチナム」を手放した先は、香港企業の日本法人であるKOC・JAPAN。割引クーポン券「Cポン」などを展開する同社だが、取材を進めると代表者は所在不明で、助成金の不正受給や金銭をめぐる訴訟など、不可解な実態が浮かび上がってきた。新刊『社喰い』(著・片田江康男、ダイヤモンド社刊)から企業買収の暗部に踏み込んだルポを抜粋してお届けする。
