一般に流動性知能――新しい情報を獲得し、素早く物事を処理する機能は20代前半にピークに達し、後は低下の一途をたどるとされる。一方、結晶性知能、すなわち経験や学習で獲得する語彙や理解力、洞察力、創造力、自他の感情的な反応に適切に反応する感情知能、いわゆるEQは、それ以降も緩やかに上昇すると考えられている。

続きを読む