愛する人のために命を投げ出す。ただそれだけの物語には、人は涙しない。『ディープ・インパクト』と『タイタニック』が観客の心を揺さぶるのは、そこに決定的な条件が加わっているからだ。映画ウォッチャーである識者2人が、人が涙する「命の使い方」の構造を読み解く。※本稿は、社会学者の井上義和、フリーライターの坂元希美『人はなぜ特攻に感動するのか』(光文社)の一部を抜粋・編集したものです。

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