三菱ガス化学は2026年3月期に800億円を超える減損損失を計上し、最終損益が約400億円の赤字に沈んだ。13年ぶりの赤字転落となったが、株価は赤字見通しを発表した昨秋から上昇基調となり、足元の株価も昨秋に比べ5割前後高い水準にある。背景には、半導体材料や光学樹脂材料など利益の約8割を稼ぐICT(情報通信技術)分野の好調がある。同社で初めて研究開発畑から社長に就いた伊佐早禎則氏を直撃し、同社の強みに加え、次の収益の柱について語ってもらった。また、前期の赤字転落の原因となった海外プラント工事からの撤退の裏でどのような経営判断があったのかについても明かしてもらった。
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