日米のガソリン価格の動向が、両国の中央銀行の違いを際立たせている。今年夏のピーク時から10月までのガソリン価格の値動きを消費者物価指数で見てみると、日本は2.7%、米国は13.4%の下落だった。米国の方が圧倒的に安くなっている。日本銀行による事実上の円安誘導で、その開きは今後さらに大きくなりそうだ。

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