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当局の過ちが危機を招いた?
米国でわき上がる責任論争

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「金融危機への過程で行なわれた6つの過ち」というエッセイを、元FRB副議長のアラン・ブラインダー・プリンストン大学教授が「ニューヨークタイムズ」誌に寄稿した。米国では、それを巡って論争が起きている。 その過ちとは、野蛮なデリバティブの放置、レバレッジの規制緩和 、サブプライム貸し出し急増の黙認、不十分な差し押さえ抑制策、リーマン・ブラザーズの破綻、TARP(不良資産救済プログラム)の使い方の迷走といったもの。ブラインダー教授は、「当局者が6つの過ちを犯さなければ、金融市場や経済は今日の姿ほど恐ろしいことにはなっていなかった」と主張するのだ。

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