「大学文系不要論」の騒動が収束しない。その理由は、大学文系の要否の問題というよりは、当事者の事後対応のまずさや、安易性、無責任性、誠実性の欠如にあるのではないだろうか。これらは、政治家や行政職員のみならず、ビジネスパーソンにまで浸透している、深刻な病理だ。

続きを読む