ソラナは、DApps(分散型アプリ)の開発ができる、ブロックチェーンプラットフォームの1つである。
イーサリアムをはじめ、同様の役割を持つブロックチェーンはいくつもあるが、その中でもソラナは高い人気を誇っていて、ソラナの基軸通貨である仮想通貨(暗号資産)SOLは、時価総額ランキングで4位*にランクインしているなど、その人気は根強いものとなっている。*2024年11月21日時点、CoinMarketCap調べ
今回は、そんな人気ブロックチェーンのソラナと、その基軸通貨SOLの基本的な特徴やSOLのこれまでの価格の推移、今後の見通しなどを解説する。
「仮想通貨SOLについて興味がある…!」という方はぜひとも本記事を参考にしてほしい。
- ソラナは、高速・低コストで利用できることが魅力のブロックチェーンプラットフォーム
- コンセンサスアルゴリズム「PoS」によって、ステーキング報酬を得られるようになっている
- イーサリアムなどの、他のブロックチェーンとの相互運用性がある
- EVMの実装により、将来的にイーサリアム上のDAppsを移植できるようになる見込み
本記事で紹介するSOLだが、先週比で45%もの上昇を現在見せており、盛り上がりが期待されている。
残念ながら、ソラナの基軸通貨SOL取り扱っている国内仮想通貨取引所はまだ限られている。
そのため選択肢は限られるが、その中でもSBI VCトレードは、通常の仮想通貨の取引だけでなく、自動積み立てやレンディングなどの仮想通貨を利用したサービスも充実しているので、一般的な売買のほかに、保有するSOLを有効活用した資産運用も可能だ。
現在は、新規口座開設で1,000円相当のBTCがプレゼントされるキャンペーンを実施中だ。
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【リアルタイム】SOL(ソラナ)の現在の価格動向
2024年11月時点のSOLの価格動向は以下のようになっている。
2021年後半から上昇傾向にあったSOLだが、2022年~2023年の後半にかけては大きく下落していた。2024年に入るとビットコインの半減期やETF承認等の影響を受けて上昇している。
2024年8月~10月は目立ったポジティブニュースもなく、約2万円前後で停滞していた。
11月現在は再び上昇傾向にあり3万6,000円台の高値を推移している。
現在の上昇は仮想通貨に友好的な姿勢を示すドナルド・トランプ氏が大統領選で当選したことが影響していると言えるだろう。
SOLは仮想通貨全体の中でも特に上昇幅が大きく、10月までは時価総額ランキング5位であったが、現在は4位につけている。
仮想通貨市場全体が上昇する中でもより期待値の高い通貨と言えるだろう。
現状は円建てで史上最高値の更新中であり、今後はドル建てでの最高値を更新できるかが注目される。
SOLは一部の国内取引所で扱っているが、中でもSBI VCトレードがおすすめだ。
SBI VCトレードでは、現物取引だけでなくSOLのステーキングにも対応しており、価格変動とは別でステーキングでの報酬が獲得できるチャンスがある。
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SOL(ソラナ)とは?
名称 | Solana(ソラナ) |
ティッカーシンボル | SOL |
ローンチ時期 | 2020年3月 |
コンセンサスアルゴリズム | プルーフ・オブ・ステーク(PoS) プルーフ・オブ・ヒストリー(PoH) タワーBFT |
価格 |
¥36,468.05 |
時価総額ランキング | 4位* |
取り扱いのある主な仮想通貨取引所 |
SBI VCトレード GMOコイン コイントレード |
ソラナは、だれでもDApps(分散型アプリ)の開発ができる、パブリックなブロックチェーンプラットフォームの1つ。
DAppsの開発プラットフォームはソラナ以外にもあるが、ソラナは高速かつリーズナブルなコストでの利用を実現することで、他のプラットフォームとの差別化が図られている。
ソラナの基軸通貨はSOLトークン(以下、SOL)で、一般的にはブロックチェーンの名称と同じ、ソラナと表記されることが多い。
ソラナは2020年3月にローンチされた比較的新しいブロックチェーンだが、その人気は高く、SOLの時価総額は多くの先行するプロジェクトを追い抜き、4位*にランクインしている。*2024年11月21日時点、CoinMarketCap調べ
SOL(ソラナ)の特徴
ブロックチェーンプラットフォームのソラナと、その基軸通貨であるSOLには、主に次のような特徴がある
- 高速・低コストで利用できる
- 他のブロックチェーンとの相互運用性がある
- SOLを保有することでステーキング報酬を得られる
高速・低コストで利用できる
先ほども述べたとおり、ソラナは高速・低コストで利用できるブロックチェーンプラットフォームだ。
公式サイトの情報によると、本記事更新時点でソラナは1秒あたり4,382件のトランザクション(取引)を処理することができ、取引1回あたりのネットワーク手数料は平均でわずか0.00025ドル(約0.04円)と、非常に低コストになっている。
このような高速・低コスト化を実現できる主な要因として、ソラナのコンセンサスアルゴリズムが挙げられる。
コンセンサスアルゴリズムとは、ブロックチェーンに取引などの情報を記録する(新しいブロックを生成する)際に必要となる、合意形成のためのアルゴリズム。
採用されるコンセンサスアルゴリズムはブロックチェーンごとに異なっていて、ビットコインではプルーフ・オブ・ワーク(PoW)、イーサリアムではプルーフ・オブ・ステーク(PoS)が用いられている。
ソラナは、プルーフ・オブ・ステーク(PoS)、プルーフ・オブ・ヒストリー(PoH)、タワーBFTという複数のコンセンサスアルゴリズムを組み合わせることで、処理スピードの高速化と低コスト化を実現している。
中でもプルーフ・オブ・ヒストリー(PoH)は、従来のコンセンサスアルゴリズムで必要だったノード(ネットワークに参加しているコンピューター)同士の同期を必要とせず、処理スピードの向上に大きく貢献している。
他のブロックチェーンとの相互運用性がある
ブロックチェーンは、それぞれが単体で独立していて、他のブロックチェーンとの互換性を持っていないものが多くある。
しかし、ソラナには他のブロックチェーンとの相互運用性(インターオペラビリティ)があり、例えば、イーサリアムとは「Warmhole」と呼ばれるブリッジ機能を使うことで、お互いのトークンを往来させることができるようになっている。
現在は、イーサリアム以外のブロックチェーンとのブリッジ構築も進められている。
SOLを保有することでステーキング報酬を得られる
前述のとおり、ソラナにはコンセンサスアルゴリズムの1つとして、プルーフ・オブ・ステーク(PoS)が採用されている。
プルーフ・オブ・ステークでは、対象の仮想通貨をより多く保有するネットワーク参加者に、トランザクションの承認者(バリデーター)になる権利が与えられる。
また、バリデーターにはトランザクションの検証・承認をおこなった見返りとして、ステーキング報酬が支払われる仕組みとなっている。
このような仕組みのもと、海外の仮想通貨取引所ではステーキングプールに不特定多数のユーザーがSOLを預け入れる(ステーキングする)ことによって、その数量に応じてステーキング報酬が分配されるサービスもあり、SOLの保有量が少ないユーザーもステーキング報酬を得ることが可能になっている。
SOL(ソラナ)の価格動向
ここで、SOLのこれまでの価格の推移を確認しておこう。
SOL長期価格動向
まずは、2020年9月から本記事更新時点(2024年11月)までの価格の推移を、SOL/USDTのチャートで確認してみよう。
チャートを見ると、SOLは2021年7月頃から2021年11月上旬頃にかけて、大きく上昇していたことがわかる。
特に、2021年11月6日につけたこれまでの史上最高値は、ローンチ時の価格から約160倍も上昇している。
この高騰は、コロナ禍の経済活動を支えるために主要各国が大規模な金融緩和政策を実施した結果、金融市場全般が金余り相場(過剰流動性相場)となり、仮想通貨市場にも資金が流入したことに起因している。
このときは、2020年末頃からビットコインやイーサリアムなどのメジャーな銘柄で価格高騰が起き、そのあと、SOLを始めとする他の仮想通貨でも高騰が起きている。
しかし、2021年の終わり頃になると、様子が一変する。
理由は、新型コロナの感染拡大が終息し、世界的に経済活動が正常化していく中で人員や資源の供給不足が生じ、さらに、ロシアによるウクライナ侵攻の影響で資源高が発生したこともあり、世界的にインフレの上昇が目立ちはじめたからだ。
インフレを抑えるため、主要各国が緩和から引き締めへと政策を転換すると、仮想通貨市場は一気に冷え込みSOLも2021年末頃から大きく下落している。
その後、2022年6月以降は1SOL=約30ドル前後で下げ止まっていたが2022年11月上旬にもSOLの価格はさらなる下落を経験している。
これは、大手仮想通貨取引所であるFTXの破綻に起因していると考えられている。
FTXの破綻は仮想通貨市場全体に悪影響を及ぼしたが、FTXの元CEOであるサム=バンクマン=フリード氏がかつてソラナを支援していたことや、FTXやその子会社が多くのSOLを保有していたことが相まって、SOLの価格は2022年11月7日の32ドルからわずか2日間で一時期$13と、約60%もの下落を経験した。
なお、2023年後半からは徐々に上昇へ転じており、2024年11月現在は2023年1月の10ドル台から大幅な上昇となる234ドル付近で取引されている。
直近1カ月の価格動向
次に、本記事更新時点(2024年11月)から直近1カ月の価格の推移も確認しておこう。
直近1カ月という初旬は短期的に上昇トレンドを形成していることがわかる。
2024年10月から仮想通貨市場がリスクオフになり、SOL含む仮想通貨全体で上昇が見られた。2024年11月に入ると徐々に下落を見せていたが、11月20日現在は再度上昇傾向にあることが分かる。
これは、11月5日に行われた米大統領選が影響している。
米大統領選では、仮想通貨に友好的なドナルド・トランプ氏が勝利しており、仮想通貨市場に追い風となった形だ。
高騰後は反発する可能性もあるが、一時的な下落が押し目となれば再度上昇し高値の更新も見えるだろう。
今後の動向に注目したい。
SOL(ソラナ)を購入できる取引所
SOLは比較的新しい仮想通貨なので、本記事更新時点(2024年11月)で取り扱っている国内の仮想通貨取引所はわずかしかない。
今回は、その中からおすすめの4社を取り上げて、それぞれの基本情報や特徴を紹介していく。
SBI VCトレード
提供する取引の種類 | 現物取引(販売所・取引所) レバレッジ取引(販売所) |
取り扱う仮想通貨 | 24種類 BTC、ETH、XRP、LTC、BCH、 LINK、DOT、ADA、DOGE、XLM、 XTZ、SOL、AVAX、MATIC、FLR、 XDC、OAS、SHIB、DAI、ATOM APT、HBAR、ZPG、NEAR |
最小取引数量 (SOLの場合) |
現物取引(販売所):0.001SOL 現物取引(取引所):取り扱いなし レバレッジ取引:取り扱いなし |
取引手数料 (SOLの場合) |
現物取引(販売所):無料、スプレッドあり 現物取引(取引所):取り扱いなし レバレッジ取引:取り扱いなし |
仮想通貨の送金手数料 | 無料 |
その他のサービス | 貸コイン 自動積立 ステーキング |
公式サイト | SBI VCトレード公式サイト |
関連記事 | SBI VCトレードの評判・口コミ |
SBI VCトレードは、ネット証券や銀行などの複数の金融サービスを手がける、SBIグループ傘下の仮想通貨取引所だ。
SBI VCトレードでは、どの取り扱い銘柄も手数料が一切かからず出金できるので、SOLに限らず、決済などの実用目的で仮想通貨を購入しようと考えている方にはおすすめだ。
取り扱う仮想通貨は全部で24種類と、国内の他の仮想通貨取引所と比較すると少なめだが、現物取引だけでなくレバレッジ取引も可能で、自動積み立て、レンディング、ステーキングと、多くの投資家が求める主要なサービスがひととおり揃っている。
中でもステーキングの評判は高く、2024年9月実績は以下のような高い年率が付与された。
SOLは、6.6%もの高い利率で運用されている。(手数料差し引くと4.9%)
なお、SOLは11月現在上昇傾向にあるため、SOLをステーキングした者は年率だけではなく、価格上昇による含み益を得ている可能性も高い。
現在は、新規口座開設で1,000円相当のBTCをプレゼントするキャンペーンを実施中だ。
ぜひこの機会にSBI VCトレード公式サイトをチェックしてみてほしい。
bitbank
提供する取引の種類 | 現物取引(販売所・取引所) |
取り扱い銘柄数 | 40種類 |
最小取引数量 (SOLの場合) |
現物取引(販売所):0.00000001 SOL 現物取引(取引所):0.0001 SOL |
取引手数料 (SOLの場合) |
現物取引(販売所):無料、スプレッドあり 現物取引(取引所):Maker -0.02%、Taker 0.12% |
その他のサービス | 貸して増やす(レンディングサービス) |
公式サイト | bitbank公式サイト |
関連記事 | bitbankの評判・口コミ |
bitbankは、豊富な銘柄を扱う仮想通貨取引所である。2024年11月よりSOLが上場された。
販売所形式だけではなく取引所でもSOLを含む40銘柄の取引が可能だ。
また、ほとんどの銘柄を取引所から売買できるため、取引コストを抑えられる点が魅力となっている。
セキュリティ面に力を入れていることも、bitbankの重要な特徴の1つであり、2018年には第三者機関からセキュリティ性能での日本一*の評価を与えられたこともある。*2018年10月3日 ICORating調べ
GMOコイン
提供する取引の種類 | 現物取引(販売所・取引所) レバレッジ取引(販売所・取引所) |
取り扱う仮想通貨 | 26種類 BTC、ETH、BCH、LTC、XRP、 XEM、XLM、BAT、OMG、XTZ、 QTUM、ENJ、DOT、ATOM、XYM、 MONA、ADA、MKR、DAI、LINK、 FCR、DOGE、SOL、CHZ、ASTR、 FIL、SAND、AVAX |
取引手数料 (SOLの場合) |
現物取引(販売所):無料、スプレッドあり 現物取引(取引所):Maker -0.01%、Taker 0.05% レバレッジ取引(販売所):無料、スプレッドあり レバレッジ取引(取引所):無料 |
仮想通貨の送金手数料 | 無料 |
その他のサービス | つみたて暗号資産 貸暗号資産 ステーキング IEO API |
公式サイト | GMOコイン公式サイト |
関連記事 | GMOコインの評判・口コミ |
GMOコインは、東証プライム上場のGMOインターネットグループに属している仮想通貨取引所だ。
サービスの充実度が高いことが大きな特徴で、取り扱い通貨は国内最多クラスとなる26種類がそろい、取引のサービスは現物取引とレバレッジ取引が用意されている。
また、現物取引とレバレッジ取引のどちらも、取引の形式を、仮想通貨取引所とユーザーの間で取引をする「販売所」と、ユーザー同士で取引できる「取引所」から選択できる。
SOLは取引所にも対応しているため、コストを抑えて購入することが可能だ。
取引以外のサービスも豊富で、自動積み立てやレンディング、ステーキングなど、多くの投資家が求めるサービスは一通りそろっている。
サービスの内容や充実度はユーザーからも高く評価されていて、オリコン顧客満足度調査では、2年連続で顧客満足度No.1*を獲得した。*2022年 オリコン顧客満足度® 調査 暗号資産取引所 現物取引 第1位
コイントレード
提供する取引の種類 | 現物取引(販売所) |
取り扱い銘柄 | 19種類 BTC、BCH、ETH、LTC、XRP、 PLT、IOST、ADA、DOT、XTZ、 AVAX、HBAR、MATIC、NEAR、 ZPG、ZPG Silver、ZPG Plutinum、 SOL、ATOM |
最小取引数量 (SOLの場合) |
0.01 SOL/回 (小数点以下4桁) |
取引手数料 (SOLの場合) |
無料 |
送金手数料 (SOLの場合) |
0.01 SOL |
その他のサービス | ステーキング レンディング |
公式サイト | コイントレード公式サイト |
関連記事 | コイントレードの評判 |
コイントレードは、株式会社マーキュリーが運営する仮想通貨取引所である。
現物取引で19種類の銘柄を扱っており、SOLも手数料無料で売買可能だ。
コイントレードは、販売所での取引だけではなく、ステーキングに特化した取引所でもある。
コイントレードで扱う銘柄のうち、12銘柄がステーキングに対応しており、SOLの最大年率は5.5%と高い。
SOLの長期保有を考えている方は、ぜひこの機会にコイントレード公式サイトをチェックしてみてほしい。
SOL(ソラナ)の購入方法
SOLの購入方法を、おすすめのSBI VCトレードを例にして紹介しよう。
- 仮想通貨取引所に口座を開設する
- 口座へ購入資金を入金する
- 数量などを決めて購入する
仮想通貨取引所に口座を開設する
まずはSBI VCトレード公式サイトにアクセスして、口座開設を申し込もう。
SBI VCトレードでの口座開設の手順は、以下のとおりだ。
- メールアドレスとパスワードの登録
- SMSまたは電話番号での認証
- 基本情報の入力
- 本人確認(「スマホでかんたん本人確認」または「画像アップロードによる本人確認」)
開設には手数料がかからず、オンラインで手軽に申し込むことができるので、まだ口座をお持ちでないなら、この機会にSBI VCトレードの利用を検討してみるとよいだろう。
口座へ購入資金を入金する
口座開設が完了したら、次はSOLの購入資金を口座へ入金しよう。
SBI VCトレードでは、インターネットバンキングを用いた「クイック入金」のみが入金方法として指定されている。対応している金融機関のインターネットバンキング口座がない場合は、あわせて用意する必要がある点には注意が必要だ。
クイック入金の仕様は、以下のようになっている。
- 対応時間:24時間365日
- 手数料:無料
- 最低金額:1,000円以上/回数制限なし
- 最高金額:10億円
- 処理時間:即時反映
数量などを決めて購入する
口座へ資金を入金したら、あとは実際にSOLを購入するだけだ。
SBI VCトレードの現物取引には、SBI VCトレードとユーザーの間で取引をする「販売所」と、ユーザー同士で取引できる「取引所」の2種類があるが、SOLは販売所の取り扱いしかないため、販売所で購入数量を設定して購入しよう。
上の画像は、Webブラウザ上で稼働する「シンプルモード」のもので、ここでは取引に成行注文しか利用できないが、トレーダーモードやスマホの取引アプリを使用すれば、指値注文や・逆指値注文を使って注文を出すことも可能だ。
以上、SBI VCトレードでSOLを購入する方法を紹介した。
SBI VCトレードは、SOLを含めた取り扱うすべての仮想通貨を手数料がかからず出金できるので、決済などの実用目的で仮想通貨を購入したい方におすすめだ。
興味のある方はぜひ、この機会にSBI VCトレード公式サイトをチェックしてほしい。
SOL(ソラナ)の今後の見通し・将来性
最後に、ソラナの将来性について考察してみたい。
- ETF承認の可能性がある
- ソラナジャパンによる日本でのエコシステム促進
- DAppsは今後、着実に増えていくと予想されている
- ソラナを基盤としたNFTの需要拡大が期待できる
- ネットワークの信頼性・セキュリティの向上
- イーサリアム上のDAppsの移植ができるようになる
- Solana Mobile(Saga)の動向にも注視したい
ETF承認の可能性がある
2024年に入って、仮想通貨業界では1月のBTC、5月のETHなど米SECからのETF承認が大きな話題となっている。次のETF承認はSOLになるとの見方が強い。
2024年6月には、大手資産運用会社のVanEckが、アメリカで初めてとなるソラナの現物ETF「VanEck Solana Trust」の登録申請書を米国証券取引委員会(SEC)に提出したことが明らかになった。
*VANECK FILES REGISTRATION STATEMENT FOR VANECK SOLANA TRUST: SEC FILING – THE BLOCK PRO
引用元:The Block Pro Headlines
今回の申請は、イーサリアムのライバルとしての可能性や、高速なトランザクション処理能力、多岐にわたるユースケース、そして強力なコミュニティが評価された結果とされている。
SOLをビットコインやイーサリアムと同じくコモディティ(商品)に分類する理由については、ソラナエコシステムがサポートする分散型アプリケーション(dApps)やサービスの広範な範囲に言及し、DeFi(分散型金融)からNFT(非代替性トークン)まで多岐に渡るとした。
これにより、SOLのユーティリティと価値がデジタルコモディティに該当すると主張されている。
過去の現物ETF承認時には、対象通貨だけではなく仮想通貨全体での上昇に連動している。承認期待が高まるに連れて上昇する可能性もあるだろう。
ソラナジャパンによる日本でのエコシステム促進
仮想通貨SOLは、日本でのエコシステム促進に注目が集まっている。
2024年5月15日には、SOLの日本コミュニティである「Superteam Japan」が本格始動すると発表した。
Superteamがついに日本に上陸!| Superteam is finally coming to Japan! (English follows below) Superteamは、各国の代表者がSolana Foundationからグラント(助成金)を受けて、自国のSolanaエコシステムの成長を促進するためのコミュニティです。 現在、イギリス、ドイツ、インド、ベトナム、ブラジルなど、10カ国以上で活動しており、現在も拡大しています。 以下は、Superteam Japanとして目指していくことの一部です。
引用元X(旧Twitter)
現在、世界ではすでに英国、ドイツ、インド、ブラジル、UAEなどの12チームが発足されており、今回日本でのエコシステム促進としてSuperteam Japanが立ち上げられた流れだ。
コミュニティGDPの増加や、日本で能力の高いソラナ開発者を増やすことが目的とされている。日本含む世界でのSOLコミュニティが活性化することで、さらにSOLへの注目度が増すことが考えられる。
日本のWEB3.0発展に貢献できるか注目だ。
DAppsは今後、着実に増えていくと予想されている
高速・低コストで利用できるソラナは、DAppsの開発プラットフォームとして高い人気があり、これまでMove to Earn(M2E)の先駆け的な存在のブロックチェーンゲーム「STEPN」や、NFTマーケットプレイスの「Magic Eden」などが、ソラナを基盤としてリリースされている。
今後も、こうした将来性のあるタイトルがソラナ上で続々とリリースされていけば、DAppsにおいて決済やネットワーク手数料の支払いに用いられるSOLの需要も増していくだろう。
ソラナを基盤としたNFTの需要拡大が期待できる
昨今のソラナは、特にNFT業界で頭角を現してきている。
以下の画像は、主要なブロックチェーン上のNFTマーケットプレイスをのアクティブウォレット数が多い順に並べたものだが、これを見ると、ソラナのNFTマーケットプレイス「Magic Eden」は、この1カ月で41%以上もアクティブユーザーを増やしている。*DappRadar調べ
アクティブユーザー数が増加しているということは、Magic Edenの方がリーズナブルなので需要が集まってきていて、今後の取引高の拡大にも期待が持てると推測することができそうだ。
この勢いでソラナ基盤のNFTが業界内で確固たる地位を築くことができれば、結果的にSOLの支持地盤が厚みを増すことにもつながるだろう。
ネットワークの信頼性・セキュリティの向上
ソラナは、2024年2月にFILとの戦略的提携をした事が話題になっている。
ファイルコインの分散型ストレージ機能を活用して、ソラナのネットワークの信頼性やセキュリティの向上に努める方針だ。
データを暗号化し分散して保存する分散型ストレージシステムを採用。ユーザーは自身の余剰ストレージを貸し出すことでマイニング報酬を獲得可能。
また、分散型ストレージはハッキングのリスクを回避させ、安全性向上の面でも有効だ。既に仮想通貨の代表格になるつつあるSOLだが、本提携により更なる注目度の増加に期待できるだろう。
イーサリアム上のDAppsを移植できるようになる
ソラナでは、テストネット上で2021年からEVM(イーサリアム仮想マシン)の「Neon EVM」の開発が進められており、2023年7月に正式リリースされている。
EVMが使えるようなれば、イーサリアム上にある既存のDAppsを、簡単にソラナへ移植できるようになる。
現状、ソラナは特にDeFi(分散型金融)の分野におけるプロトコルの数やTVL(預かり資産)で、業界トップシェアのイーサリアムに大きな差を付けられているが、高速・低コストで利用できるソラナでイーサリアムと同じサービスが提供されるようになれば、その牙城を多少なりとも切り崩すことができるかもしれない。
Solana Mobile(Saga)の動向にも注視したい
Solanaを開発しているソラナラボは、2022年6月に初のWeb3特化型スマートフォンである「Saga」を開発すると発表し、実際に2023年4月から一般販売を行っている。
「Saga」では、仮想通貨ウォレットで使われる秘密鍵などの最重要情報を安全に保管することができる、「Seed Vault」と呼ばれるシステムを採用していることなどがポイントとして挙げられる。
また、「Saga」はブロックチェーン関連のアプリを入手することのできるdApp Storeを搭載するなど、安全性と利便性の底上げも期待が寄せられている。
なお、2023年12月にはSaga購入者に仮想通貨BONKを3000万通貨(約877ドル)のエアドロップ実施が公開されたことで、Sagaの購入者が続出し完売した。
Sagaの価格は599ドルとエアドロップされる3000万BONKの価格を下回っていたことから話題性も大きかったと言えるだろう。
2024年1月には、ソラナ・モバイル、新たなスマホ「Saga 2(仮称)」の発売が計画していると報道されており、再度注目が集まっている。
どのようにWeb3特化型スマホが普及していくのか、今後の動向に注目していきたい。
SOL(ソラナ)の予想まとめ
今回は、ブロックチェーンプラットフォームのソラナと、その基軸通貨SOLの特徴、今後の見通しなどを解説した。
- ソラナはDAppsの開発ができるブロックチェーンプラットフォーム
- 複数のコンセンサスアルゴリズムを組み合わせ、高速・低コストの利用を実現している
- コンセンサスアルゴリズムの1つにPoSがあるため、ステーキング報酬を得られる
- イーサリアムなどの、他のブロックチェーンとのブリッジ機能を持つ
- 将来的にEVMが浸透すれば、ソラナ上でイーサリアムのDAppsが使えるようになる見込み
高速・低コストで利用できるソラナは、DAppsの開発プラットフォームとして高い人気があり、その基軸通貨のSOLは、時価総額ランキングでトップ5入りも果たしている。
DAppsの開発プラットフォームとなっているブロックチェーンは種類が多く競争も激しいが、ソラナほどの知名度と需要があれば、少なくとも短期的にはその地位を追われる可能性は低いと言えるだろう。
ソラナに興味を持った方は、ぜひ投資対象としてSOLを保有したり、SOLを使ってソラナ上のDAppsに触れてみてほしい。
その際は、仮想通貨の出金手数料がかからず、SOLを実用目的で購入するのに最適な、SBI VCトレードの利用がおすすめだ。
SBI VCトレードはSOLの現物取引だけではなく、ステーキングにも対応しているため、長期で保有する方には特にうってつけだ。
現在は、新規口座開設で1,000円相当のBTCがプレゼントされるキャンペーンを実施しているので、ぜひこの機会にSBI VCトレード公式サイトをチェックしてみてほしい。