サブスクリプションサービスの普及によって、昨今の音楽市場は再生回数を稼げるメジャーなアーティストと、そうでないアーティストに二分される世界と言われている。
そこに新たに登場したのが、デジタル音源を用いたNFT(非代替性トークン)で、アーティストのマネタイズの仕組みを変革される技術になり得ると、高い注目を集めている。
この記事では、音楽のNFTの特徴や音楽市場に与える影響、実際のこれまでの事例などを紹介していく。
- NFTは唯一無二性を持つデジタルデータで、デジタル音源をNFTにすることもできる
- コアなファン層に販売することで、アーティストの新たな収入源になることが期待されている
- NFTは二次販売が可能で、アーティスト側はその収益の一部から利益を得られるように設定することも可能
- 音楽のNFTを含め、NFT市場の規模は今後、さらに拡大していくと予想されている
デジタル音源を用いたNFTは、OpenSeaなどのNFTマーケットプレイスで活発に取引されいる。それらのプラットフォームでは一般的に、決済のためにイーサリアムなどの仮想通貨(暗号資産)が必要となる。
その仮想通貨を用意するときは、低コストで仮想通貨の取引ができるSBI VCトレードの利用がおすすめだ。
口座開設は無料で申し込めるので、まだ口座をお持ちでない方は、この機会にぜひSBI VCトレードの公式サイトへアクセスしてみよう。
NFT音楽/ミュージックとは?
NFT(非代替性トークン)とは、ブロックチェーンを基盤にしたデジタルデータのことで、唯一無二の性質を持つことから、1つ1つが資産的価値を有している。
2014年に誕生したNFTは、2021年にはデジタルアートやブロックチェーンゲームの分野を中心に、世界的なブームとなった。
また、NFTの用途はアートやゲームアイテムにとどまらず、動画や漫画、デジタルフォトやドメインなどの様々なデジタルデータにまで及んでおり、その中の1つとしてデジタルな音源を用いた音楽のNFT(以下、「音楽NFT」)もある。
音楽NFTは、NFTマーケットプレイスで活発に取引がおこなわれており、最近では音楽NFTに特化したプラットフォームも登場するほど活気を見せている。
NFT音楽/ミュージックの仕組み・特徴
音楽NFTは、次のような仕組みと特徴を有している。
- ブロックチェーン技術によって唯一無二の性質を持つ
- 誰もが作成と販売をおこなうことができる
- 二次販売が認められている
ブロックチェーン技術によって唯一無二の性質を持つ
ブロックチェーンは「分散型台帳」とも呼ばれるデータベース技術の1種で、複数のコンピュータで取引情報などのデータを同期して記録することができる。
音楽NFTを含め、NFTはブロックチェーンに識別情報が記録されているため、例えば、まったく同じデジタル音源を元にしたNFTであったとしても、それらはそれぞれ別のものとして扱われる。
また、仮に音楽NFTのデジタル音源をコピーしたとしても、そのコピーにはブロックチェーンによる識別情報が存在しないため、従来のデジタルデータとは違ってオリジナルとコピーの判別が可能になる。
このように、音楽NFTにはブロックチェーン技術によって唯一無二の性質が与えられていて、同時に資産的な価値も有することになる。
誰もが作成と販売をおこなうことができる
NFTは閉鎖的な技術ではないのが特徴の1つで、多くのブロックチェーンにおいて規格がオープンソースになっている。
そのため、デジタル音源を持ってさえいれば、オープンソースの規格を使って誰もが音楽NFTを作成することが可能で、さらに、作成したNFTをNFTマーケットプレイスで価格などを自由に設定して販売することができる。
ただし、NFTマーケットプレイスによっては、プラットフォーム側が認めたアーティストでなければ一次販売が許されていないところもある。特に、日本のプラットフォームはこれまでのところ、その傾向が強い。
二次販売が認められている
従来のデジタル音源では基本的に、二次販売をおこなうことは権利者から認められていなかった。
しかし、音楽NFTでは多くのNFTマーケットプレイスであらかじめ二次販売が許可されており、二次販売によって著作権を侵害することはない。
また、そうしたNFTマーケットプレイスの大半には、ロイヤリティ(二次流通時の手数料のこと)の仕組みが用意されている。
NFTを作成したアーティスト側が事前にロイヤリティの設定をしておくことで、二次流通がおこなわれた場合に収益の一部を受け取れる。
NFT音楽/ミュージックは音楽業界にどんな影響を与えるか?
音楽市場は、2000年代前半にiPodのなどのデジタル音楽プレーヤーが登場したことで、CDからMP3などのデジタル音源へと急速に移行していった。
さらに、2000年代後半からは、SpotifyやAmazon Musicなどのサブスクリプションサービスが登場し、近年ではもはや、デジタル音源すら購入せず、ストリーミングで音楽を楽しむ層が主流となった。
例えば、Spotifyではアーティストに還元される1再生あたりの単価は、0.3円程度と言われている。
再生回数を稼げる大手のレーベルやメジャーなアーティストなら問題はないが、自身の曲がサブスクリプションサービスおすすめなどに表示されないレーベルやインディーズのアーティストにとっては、CDやデジタル音源が売れないばかりか、サブスクリプションサービスでも再生回数を稼いで利益を上げられないという厳しい現状がある。
そこに登場したのが、デジタル音源を用いた音楽NFTだ。
音楽NFTは、単純に楽曲を聞いて楽しむだけでなく、唯一無二性の性質を持っていることから、例えばアナログレコードを集めるように、一部のファン層のコレクション欲を刺激することができる。
そうしたニッチでコアなファン層から収益を得られる可能性があることから、メジャーなアーティストはもちろん、インディーズのアーティストにとっても音楽NFTは新たな収入源になると期待されている。
NFT音楽/ミュージックの事例
ここで、音楽NFTの代表的な事例を3つ紹介しよう。
- Snoop Dogg氏の「Dogg on it: Death Row Mixtape Vol. 1」
- Linkin Park/Mike Shinoda氏による音楽作品
- 小室哲哉氏の音楽NFT
Snoop Dogg氏の「Dogg on it: Death Row Mixtape Vol. 1」
アメリカの人気ラッパーSnoop Dogg(スヌープ・ドッグ)氏が、2022年3月にNFTマーケットプレイスのOpenSeaにおいて、「Dogg on it: Death Row Mixtape Vol. 1」というNFTのコレクションをリリースした。
「Dogg on it: Death Row Mixtape Vol. 1」は、BAYC(Bored Ape Yacht Club)などの既存のNFTのデジタルアートに、アカペラ・インストルメンタル・リズムのみ・フルソングの4パターンのデジタル音源が組み合わされた、コレクション性のあるアイテムである。
二次流通も活発で、本記事執筆時点からの直近90日では、トータルで10.18ETH(約200万円)分が取引されている。
Snoop Dogg氏は、これ以外にもNFTのプロジェクトに精力的で、2022年2月にアメリカのヒップホップレーベル「Death Row Records(デス・ロウ・レコード)」を買収し、音声SNSアプリ「Clubhouse」のトークルーム内で、同レーベルを史上初のNFTレコードレーベルにする計画を明かしている。
Linkin Park/Mike Shinoda氏による音楽NFT
Mike Shinoda(マイク・シノダ)氏は、世界的な人気を誇るロックバンドのLinkin Parkで、ボーカルなどを務めるアーティストである。
同氏は、2021年2月にNFTマーケットプレイス「Zora」において、「One Hundredth Stream」という音楽NFTをオークションに出品した。
オークションでは多くのファンなどが入札をおこない、最終的には3万DAIで落札されている。
DAIは、米ドルに連動したステーブルコインの一種なので、3万ドル(当時の米ドル/円レートで換算すると約330万円)で落札されたことになる。
小室哲哉氏の音楽NFT
小室哲哉氏は、数多くの楽曲を手がけてきた日本を代表するミュージシャンの1人として知られている存在だ。
2021年11月、日本のスタートアップスタジオStudio ENTRE株式会社が手がけるNFTマーケットプレイス「.mura(ドットミューラ)」において、同氏がイノフェスで即興制作した音源「Hills Roppongi」がNFTとして出品された。
イノフェスとは、大手ラジオ局のJ-WAVEが主催している、テクノロジーと音楽をテーマにしたクリエイティブフェスティバルのことである。
Hills Roppongiは5つの作品がオークション形式で出品され、25万円~50万円で落札されている。
以上、音楽NFTの代表例を3つ紹介した。
ここで紹介したNFTは、知名度の高いアーティストのものばかりだが、いずれもアーティスト自身の人気に加え、コレクション性や希少性などの要因から高値で取引されており、音楽NFTにマネタイズのポテンシャルがあることは理解いただけるのではないだろうか。
NFT音楽/ミュージックの買い方
続いて、音楽NFTの買い方や売り方を紹介しよう。
音楽NFTを取り扱うNFTマーケットプレイスは国内外に数多く存在するが、ここでは世界でもっとも取引高が多い、「OpenSea」を例に解説する。
OpenSeaでの音楽NFTの買い方は以下のとおりだ。
- OpenSeaでほしいNFTの決済通貨と価格を確認する
- 仮想通貨取引所で決済用の仮想通貨を用意する
- ウォレットを用意する
- OpenSeaとウォレットを接続する
- 気になるNFTを購入する
OpenSeaでほしいNFTの決済通貨と価格を確認する
OpenSeaは複数のブロックチェーンに対応していて、イーサリアムやDAIなどの複数の仮想通貨を決済通貨として使用できる。
ただし、決済に用いる仮想通貨は購入者側が自由に選択できるのではなく、あらかじめ出品者側が作品ごとに設定している。
そのため、OpenSeaでNFTを購入する際は、まずは購入したいNFTで利用できる仮想通貨の種類と、販売価格を確認しておく必要がある。
OpenSeaではイーサリアムを決済通貨に指定しているNFTがもっとも多いため、本記事ではイーサリアムを例にNFTを購入する流れを紹介する。
仮想通貨取引所で決済用の仮想通貨を用意する
ほしいNFTの決済通貨を確認したら、まずはそのを仮想通貨取引所を通じて購入しよう。
イーサリアムはメジャーな仮想通貨なので、ほとんどの仮想通貨取引所で取り扱いがあるが、その中でもおすすめなのはSBI VCトレードだ。
SBI VCトレードは、イーサリアムを含むすべての銘柄に対して500円という少額から購入することができるので、手軽に取引をおこなえるだろう。
まだ口座をお持ちでない方は、ぜひこの機会にSBI VCトレードをチェックしてみるとよいだろう。
ウォレットを用意する
OpenSeaを利用するには、仮想通貨のウォレットも必要だ。
OpenSeaは複数のウォレットに対応しているが、どれを使えばよいか迷った場合は、「MetaMask」を選んでおくと間違いないだろう。
MetaMaskはイーサリアムチェーンやPolygonチェーンなど、複数のブロックチェーン上のサービスで利用できる、汎用性の高いウォレットだ。
入手方法について詳しくは以下の記事で解説しているので、興味のある方はぜひ参考にしてほしい。
ウォレットを用意したら、そのアドレス宛にイーサリアムを忘れずに送金しておこう。
OpenSeaとウォレットを接続する
次に、用意したウォレットとOpenSeaを接続しよう。
OpenSeaのトップ画面右上にあるウォレットのアイコンをクリックすると、利用できるウォレットの一覧が表示される。その中から、自分が利用しているウォレットを選択しよう。
ウォレットが起動して接続の承認を求められるので、それに応じれば接続は完了だ。
アカウントの作成手続きなどは不要で、ウォレットの接続さえ完了すれば、OpenSeaで買い物ができる状態になる。
ほしいNFTを購入する
最後に、ほしいNFTを選んで購入手続きをおこなおう。
NFTの詳細画面で「Buy now」をクリックすると購入の確認画面が立ち上がるので、確認して「Complete Purchase」のボタンをクリックすれば購入手続きが実行される。
なお、NFTはオークション形式で出品されていることもあるため、その場合は希望の金額を提示して入札することになる。
以上が、OpenSeaでの音楽NFTの購入方法だ。
OpenSeaでは日本円などの法定通貨は使えないため、決済用の仮想通貨を用意しておくという手間は発生するが、品揃えは非常に豊富で、デジタル資産の醍醐味を味わうことができるだろう。
音楽NFTがほしい方は、ぜひSBI VCトレードなどを通じて仮想通貨を準備するところから始めてみてほしい。
NFT音楽/ミュージックの売り方
音楽NFTの売り方には、自身で用意したデジタル音源やMVをNFTにして売る方法(一次販売)と、他のアーティストから購入した音楽NFTを二次販売する2通りの方法がある。
ここでは、OpenSeaを使って自身で作成したNFTを売る方法を紹介しよう。
- NFTを作成する
- 出品したいNFTを選択する
- 出品の条件を設定する
NFTを作成する
OpenSeaでは、最大100MBまでの画像や音源、動画などのデータを用いてNFTを作成することができる。
対応している拡張子は以下のとおりだ。
- 画像:JPG、PNG、GIF、SVG
- 動画:MP4、WEBM
- 音源:MP3、WAV、OGG
- 3Dモデル:GLB、GLTF
トップ画面右上にある「Create」をクリックするとNFTの作成ページに遷移するので、そこで音源などのデータをアップロードすればNFTを作成することができる。
NFTの基盤となるブロックチェーンは、イーサリアム、Polygon、Solana、Klaytnから選択できる。
なお、作成の際にはネットワーク手数料(ガス代)の支払いは不要だ。
出品したいNFTを選択する
NFTを作成すると、それが自身の保有するNFT一覧に表示される。
作成したNFTを選択するとNFTの詳細画面が表示されるので、詳細画面右上にある「Sell」をクリックすれば出品手続きに進むことができる。
出品の条件を設定する
OpenSeaでの出品方法には、固定価格、期限付きオークションの2通りがあり、それぞれ以下の条件を設定することができる。
固定価格での出品の場合
- 販売価格
- 出品期間
- バンドル販売(他のNFTとのセット販売)をするかどうか
- 特定の購入者のための予約設定をするかどうか
期限付きオークションの場合
- オークションのルール(イングリッシュオークション、またはダッチオークション)
- オークション開始時の価格
- オークションの価格
- オークションの期間
- オークションの最低価格(イングリッシュオークションの場合、任意で設定)
- オークションの終了価格(ダッチオークションの場合)
これらの条件を設定したら「Complete listing」をクリックして、ウォレットで署名をおこなえば出品手続きは完了だ。
さらに、出品前に”コレクション”を作成してその中にNFTを入れておけば、コレクションの各種設定でロイヤリティの設定をおこなうことも可能だ。
ここでは自身で作成したNFTを販売する方法を紹介したが、二次販売の場合も同じように、売りたいNFTを選んで出品条件を設定していくという流れは同じだ。
一次販売と二次販売のどちらも、手軽に誰でもおこなうことができるので、興味のある方はぜひ、チャレンジしてみるとよいだろう。
NFT音楽/ミュージックを購入できるおすすめマーケットプレイス
次に、音楽NFTを取り扱うNFTマーケットプレイスにおける、おすすめのプラットフォームを3つ紹介する。
- OpenSea
- Gala Music
- OIKOS MUSIC
OpenSea
OpenSeaは、言わずと知れた世界最大の取引規模を誇るNFTマーケットプレイスだ。
デジタルアートやゲームアセット、メタバース用のアイテムなど、あらゆるNFTが取り扱われる中、音楽NFTも流通している。
また、音楽NFTに限ったことではないが、利用者の中には前述のSnoop Doggのような著名なアーティストも多い。
音楽NFTを取り扱うNFTマーケットプレイスの中には、プラットフォーム側が認めたアーティストしか一次販売ができないところもあるが、OpenSeaなら誰でも自由に音楽NFTを発行して販売することが可能だ。
Gala Music
Gala Musicは、ブロックチェーンゲーム企業のGala Gamesが2022年2月にローンチした、音楽NFTに特化したプラットフォームだ。
アーティストはGala Musicで音源やアート、チケットなどのNFTを発行・販売、ファンはそれらを購入することで、お気に入りのアーティストを応援することができる。
また、音楽NFTを購入した場合は楽曲の権利が共有され、対象の楽曲がGala Music Player上で再生されるたびに、アーティストだけでなくNFTの所有者にも報酬が還元される仕組みになっている。
OIKOS MUSIC
OIKOS MUSICは、OIKOS MUSIC株式会社が運営している日本のNFTマーケットプレイスで、NFTを通じて楽曲の権利をアーティストとファンが共有できる。
本記事執筆時点(2022年9月中旬)では、OIKOS MUSICによってプロディースされた5組のアーティスがデビューしており、そのアーティストの楽曲の権利は、「OIKOS」という名称のNFTで販売された。
ユーザーはOIKOSを購入することで、保有割合に応じてサブスクリプションサービスで生じる利益の一部を受け取れることができる。
さらに、それぞれのOIKOSには、OIKOS MUSICが主催するライブのチケットなどの特典も付属する。
日本のNFTマーケットプレイスで、仮想通貨ではなく決済に日本円を利用できるのも大きな魅力だ。
NFT音楽/ミュージックの今後の見通し・将来性
最後に、音楽NFTの将来性について考察してみよう。
まず、音楽NFTを含むNFT市場全体の規模は年々拡大しており、市場調査会社のMarketsandMarkets社によると、2022年から2027年にかけては年平均成長率35.0%のペースで拡大していくと予測されている。
この市場規模の拡大は、音楽NFTの市場においても間違いなく追い風になるだろう。
また、スタートアップ企業だけでなく、ワーナーミュージックなどの大手レーベルも音楽NFT市場に参入してきており、今後はさらに市場が拡大し、商品の在り方もより多様化していくと見られている。
一方、音楽NFTに対しては懐疑的な声もある。
例えば、Windows 95の起動音をつくったことで有名な音楽プロデューサーのブライアン・イーノ氏は、NFTのことを“アーティストがグローバル資本主義から少しばかり恩恵を受けるための手段であり、金融化のミニチュア版に過ぎない”と断じている。
短期的に見れば市場規模は拡大してはいくだろうが、NFTはまだまだ新興の分野だ。今後、その存在が音楽市場そのものを変革していくことになるのか、それともイーノ氏が指摘するように一部のアーティストがお金を得る手段の1つに留まってしまうのかはわからない。
音楽NFTに興味を持たれたなら、今後は将来性についても観察していく必要性があるだろう。
NFT音楽/ミュージックのまとめ
今回は、デジタル音源を用いたNFTの特徴や事例、今後の見通しなどを紹介した。
- NFTとは、ブロックチェーンを基盤にした唯一無二の性質を持つデジタルデータのこと
- デジタル音源をNFT化することもでき、音楽市場から高い注目を集めている
- 音楽NFTは単なる楽曲ではなく、コレクション性や希少価値があるものも多いため、高値で取引されるアイテムもある
- 大手レーベルも音楽NFTの市場に参入してきており、今後、さらなる市場規模の拡大が見込まれている
NFTは誰でも作成・販売ができるので、アーティストとして参入することも容易だが、お気に入りのアーティストの音楽NFTを購入して応援するような、ファンとして利用するのもいいだろう。
特に、メジャーなアーティストが販売するNFTに一部は、今後の市場拡大にあわせてプレミアがつく可能性があるかもしれない。
いずれの方法にせよ、興味がある方はぜひ、実際に音楽NFTを体感してみてはいかがだろうか。
なお、音楽NFTを購入するときは、多くのNFTマーケットプレイスでイーサリアムなどの仮想通貨が必要になる。
それらの仮想通貨を購入するなら、500円から仮想通貨を購入できるSBI VCトレードがおすすめだ。
音楽NFTに興味がある方は、ぜひこの機会にSBI VCトレードの利用も検討してみてはいかがだろうか。