NFTは近年、不動産業界でもさまざまな使い方で活用されるようになってきている。
今回取り上げる「NOT A HOTEL」はそうした事例の1つであり、NFTを用いたユニークなメンバーシップサービスを展開している。
この記事ではNOT A HOTEL、およびNFTを用いたメンバーシップサービスについて、その仕組みや利用のメリット、を解説していく。
NFTに関心がある方はぜひ最後まで目を通して、自身の見識を広める一助としてもらいたい。
NOT A HOTELのNACトークンは、現在GMOコインを通じて取引できるようになっている。

この機会にGMOコイン公式サイトをチェックしてみてほしい。
NOT A HOTELとは?概要を解説!

| サービス名 | NOT A HOTEL |
| サービス概要 | NOT A HOTELの企画・販売・運営 メンバーシップの販売・運営 |
| 運営元 | NOT A HOTEL株式会社 |
| 設立 | 2020年4月 |
| 公式サイト | NOT A HOTEL公式サイト |
NOT A HOTELは、所有物件をアプリで手軽に、自宅や別荘、ホテルに切り替えて運用できるサービスだ。
ユーザーはまず1棟まるごと購入するか、もしくはシェア購入(年10日・年30日)によって、物件を保有する。
すると以下のように利用できる日数が割り振られるので、その中で自宅もしくは別荘として利用する日をアプリで設定する。

自宅・別荘利用の設定がされていない日については、その3カ月前から自動的にホテルとしての予約が開始され、宿泊利用があった場合にオーナーは収益を得られる。
これまでにないユニークな仕組みのサービスであり、東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランド傘下の投資企業、株式会社オリエンタルランド・イノベーションズから、2021年3月に同社の第一号案件として出資を受けたことでも話題を呼んだ。
またNOT A HOTELは2022年夏から、NFTを用いたメンバーシップサービス「NOT A HOTEL MEMBERSHIP NFT」を展開していた。(※2026年9月時点で販売終了)
NOT A HOTEL DAOとは
現在は、NOT A HOTEL COINを新たに発行し自社施設や開発用の土地を保有・運用するプロジェクト「NOT A HOTEL DAO」を展開している。
独自トークンのNOT A HOTEL COINを取得することで、以下のような報酬を得ることが可能だ。
- ステーキング報酬としてのNOT A HOTEL COIN
- NOT A HOTELへ宿泊できる権利(宿泊権)
ステーキングするNOT A HOTEL COINの量に応じて、自身が好きな拠点で宿泊をすることが可能になる。
【最新】NOT A HOTEL、「Pokémon Sleep」との特別コラボを発表
ポケモン公式は9月1日、睡眠ゲームアプリ「Pokémon Sleep」とNOT A HOTELによるコラボ企画を発表した。企画では、モンスターボールをイメージした実際に宿泊可能な特別空間が用意される予定だ。
現時点で公開されている情報は限定的で、詳しい詳細はあまり明らかになっていない。詳しい内容については9月15日に発表される予定となっている。
NOT A HOTELは、別荘などの所有権を複数人で分けて保有できるサービスを展開するほか、暗号資産NACを活用した宿泊サービスも提供している。ただし、今回のポケモンとの企画にNFTやNACなどが関係するかは現段階では確認されていない。
NOT A HOTELのNFTのメリット(※2026年9月時点で販売終了)
それではここで、NOT A HOTEL MEMBERSHIP NFT(※2026年9月時点で販売終了)の仕組みとメリットをくわしく見ていこう。
- 割安な価格でNOT A HOTELのハウスに宿泊できる
- NFTをNFTマーケットプレイスで売却したり、友人に贈ったりすることができる
- メンバーシップNFTを保有している人限定のイベントに参加できる
割安な価格でNOT A HOTELのハウスに宿泊できる
NOT A HOTELの物件は、1棟(1室)まるごと購入とシェア購入のどちらも、高額で販売されている。
例えば、「NOT A HOTEL FUKUOKA +SOUND」の販売価格は以下のとおりだ。

- 1棟(室)購入:2億5,920万円(税込2億8,218万円)
- シェア購入(毎年30泊):2,160万円(税込2,352万円)
- シェア購入(毎年10泊):792万円(税込863万円)
また、NOT A HOTELの物件を購入せずにホテルとして利用する場合、通常(利用するホテルと宿泊日を指定する場合)は、1泊あたり数十万円の費用がかかる。

それらのサービスと比較してNOT A HOTEL MEMBERSHIP NFT(※2026年9月時点で販売終了)は、自由度で劣るものの、よりリーズナブルな価格でNOT A HOTELの物件(ハウス)に宿泊できるようになっている。
NOT A HOTEL MEMBERSHIP NFT において3種類のメンバーシップNFT(※2026年9月時点で販売終了)のいずれかを購入すると、そのNFTにハウスを利用できる日(NOT A HOTELでは“旅する日”と呼ばれている)がランダムで刻印される。
メンバーシップNFT(※2026年9月時点で販売終了)は47年間有効だが、その間に一度刻印された“旅する日”が変わることはない。
会員には、毎年“旅する日”の90日前にNOT A HOTELのハウスの鍵(THE KEY)がNFTで届き、そのNFTを使って宿泊の予約を取ることができる。
なお、利用できるハウスは毎年ランダムであり、自分で選択することはできない。

このようにNOT A HOTEL MEMBERSHIP NFT(※2026年9月時点で販売終了)では、利用するハウスと日取りを自由に選べないのだが、1泊あたりの換算で3万円~4万円台と、通常よりもリーズナブルな値段でハウスに宿泊することができる。
NFTをNFTマーケットプレイスで売却したり、友人に贈ったりすることができる
メンバーシップNFT(※2026年9月時点で販売終了)と、それを保有することで毎年得られるTHE KEYのNFTは、いずれもOpenSeaなど、サードパーティのNFTマーケットプレイスで売買することができる。

メンバーシップNFT(※2026年9月時点で販売終了)の保有者は、THE KEYのNFTを毎年もらえるが、都合が悪く宿泊できないときに、それをNFTマーケットプレイスに出品すると無駄がない。
一方で買い手側からすれば、すでに日付が刻印されているメンバーシップNFTとTHE KEYのNFTの中から、自身にとって都合がよいものを選んで購入することが可能だ。
さらにメンバーシップNFT(※2026年9月時点で販売終了)とTHE KEYのNFTは、NFTマーケットプレイスで売買できるだけでなく、家族や友人に譲渡することもできる。

メンバーシップNFT(※2026年9月時点で販売終了)を保有している人限定のイベントに参加できる
3種類いずれかのメンバーシップNFT(※2026年9月時点で販売終了)の保有者は、NOT A HOTELのハウスに宿泊できるだけでなく、メンバー限定で行われる各種イベントにも参加することができる。

また、MEMBERSHIP Xを保有した場合は、限定施設(EXCLUSIVE)の利用も可能になる。

IEOの購入申し込みは国内取引所のGMOコインを通じて実施された。
通貨の取引が可能なほか、GMOコインでNACをレンディングすれば、増やすか宿泊権を受け取るかを自由に選択できる。

NACは返却されるうえ、抽選で宿泊体験が当たる「THE DOOR」にも自動参加可能だ。
この機会にGMOコイン公式サイトをチェックしてみてほしい。
仮想通貨NAC(Not a Hotel Coin)とは?

2024年10月31日より購入申し込みがスタートした仮想通貨NACは、2024年12月13日よりGMOコインにて取り扱いが開始されている。
| 名称 | Not a Hotel Coin |
| ティッカーシンボル・通貨単位 | NAC |
| 価格* | 1,027円 |
| 時価総額ランキング* | 不明 |
| 取り扱いのある主な仮想通貨取引所 | GMOコイン |
NOT A HOTEL COIN(NAC)は、不動産の利用権をNFTとして扱うことで、高い流動性を実現する革新的なサービスを展開している。
ブロックチェーン技術の活用がその中心にあり、いくつかの特徴が際立つ。
- 利用権の証明において、従来の不動産管理の複雑な手続きや高額なコストを削減
- ブロックチェーンの特性によりトークンの公式性を誰でも確認できる仕組みを整備
- NACは、貸出(レンディング)を通じて報酬を得る仕組みも提供
NACは、従来の不動産管理における複雑な手続きやコストの削減に活用される。
また、トークン化された利用権を用いて、1泊単位での柔軟な利用も可能だ。
NACは、宿泊や食事の支払い手段として使えるだけでなく、貸出(レンディング)を通じて報酬を得る仕組みも提供している。また、土地の提供や建築プランの提案といった貢献活動に対してNACが報酬として与えられ、地域住民の積極的な参加と還元を促している。
不動産資産による裏付け、段階的な市場解放による安定性の確保、収益を活用したバイバックやバーンの実施を通じ、トークンの価値を高める仕組みが設計されている。
仮想通貨NAC(Not a Hotel Coin)の価格動向
仮想通貨NACは、2024年12月13日よりGMOコインにて上場されている。
以下は、上場~2026年9月3日までのNAC価格動向だ。

上場直後は、1,100円~1,800円台でスタートした。
IEO時の公募価格が1,000円であったため、上場直後には公募価格を上回っていたと言えるだろう。
IEOを実施した通貨は上場直後に価格を落とすケースも少なくないが、NACは上場から約2か月程度上昇しており、一時約2,000円程の高値を付けた。
しかし、高値を付けて以降は徐々に下落傾向にあり、2026年9月現在は1,034円と公募価格付近ギリギリを推移している。
以下は、2025年4月~2026年9月現在までの価格動向を示したチャートだ。

2025年4月には810円台までの大幅な下落を見せたが、現在は徐々に上昇傾向にある。
安値圏での一時的な反発でなく、このまま転換して1,000円を明確超えられるかに注目が集まる。
なお、価格変動が激しいため、今後取引する際には充分注意が必要だ。
NACは、国内取引所のGMOコインで扱っており取引が可能となっている。
この機会にGMOコイン公式サイトをチェックしてみてほしい。
NOT A HOTELを始めるのにおすすめな仮想通貨取引所
NOT A HOTELを通じて仮想通貨取引に興味を持った方も多いだろう。国内取引所では、以下の4社がおすすめだ。
- GMOコイン
- Coincheck
- bitFlyer
- SBI VCトレード
各社の特徴を紹介するので、取引所選びの参考にしてみてほしい。
GMOコイン

| 提供する取引の種類 | 現物取引(販売所・取引所) レバレッジ取引(取引所) |
| 取り扱う仮想通貨 | 24種類 |
| 最小取引数量 (NACの場合) | 0.1 NAC |
| 取引手数料 (NACの場合) | Maker:-0.03% Taker:0.09% |
| 仮想通貨の送金手数料 | 無料 |
| その他のサービス | つみたて暗号資産 貸暗号資産 ステーキング IEO API |
| 公式サイト | GMOコイン公式サイト |
| 関連記事 | GMOコインの評判・口コミ |
GMOコインは、東証プライム上場のGMOインターネットグループに属している仮想通貨取引所だ。
サービスの充実度が高いことが大きな特徴で、取り扱い通貨は国内最多クラスとなる24種類がそろい、取引のサービスは現物取引とレバレッジ取引が用意されている。
また、現物取引とレバレッジ取引のどちらも、取引の形式を、仮想通貨取引所とユーザーの間で取引をする「販売所」と、ユーザー同士で取引できる「取引所」から選択できる。
取引以外のサービスも豊富で、自動積み立てやレンディング、ステーキングなど、多くの投資家が求めるサービスは一通りそろっている。
本記事で紹介したNOT A HOTELコインは、GMOコインを通じて取引可能となっている。
GMOコインで口座を開設し、NOT A HOTELアプリと連携すれば、NACをレンディングして増やすか、宿泊権として受け取るかを選べる。
レンディング期間が終わればNACはそのまま戻ってくるので、実質的にNACを手放すことなく特典を得られるのが魅力だ。
さらに、一定額のNAC保有者は毎月の宿泊抽選「THE DOOR」にも自動参加でき、特別な体験のチャンスが広がる。
ぜひこの機会にGMOコイン公式サイトをチェックしてみてほしい。
Coincheck
| 提供する取引の種類 | 現物取引(販売所・取引所) |
| 取り扱う仮想通貨 | 36種類 |
| 最小取引数量 (ビットコインの場合) | 現物取引(販売所):500円相当額 現物取引(取引所):0.005 BTC以上、かつ500円(相当額)以上 |
| 取引手数料 (ビットコインの場合) | 現物取引(販売所):無料、スプレッドあり 現物取引(取引所):無料 |
| 仮想通貨の送金手数料 (ビットコインの場合) | 0.0005~0.016 BTC |
| その他のサービス | Coincheckつみたて Coincheck IEO Coincheck NFT Coincheckでんき Coincheckガス Coincheckアンケート 貸暗号資産サービス Coincheckステーキング |
| 公式サイト | Coincheck公式サイト |
| 関連記事 | Coincheckの評判・口コミ |
Coincheckはマネックスグループ傘下の仮想通貨取引所で、ビットコインをはじめとして36種類の仮想通貨を取り扱っている。
レバレッジ取引のサービスはなく、現物取引に特化しており、取引の形式は「取引所」と「販売所」の2種類がある。
これら2種類のうち、取引所を利用してビットコインを取引する場合は、取引手数料がかからないようになっているため、ビットコインをメインの取引対象とするのであれば、Coincheckがうってつけだ。
また、Coincheckはシンプルで扱いやすい取引アプリが人気で、2019年から2025年にかけて、ダウンロード数No.1を獲得している。※対象:国内の暗号資産取引アプリ、データ協力:AppTweak
2025年12月には、CoincheckがNACの新規取扱いを検討していると報道されており、今後NOT A HOTELとRWA領域で協業強化する見通しだ。
ダウンロードは無料でできるので、興味があるなら口座を開設する前に、口座開設の検討材料の1つとして取引アプリに触れてみてはいかがだろうか。
\500円から簡単に始められる!/
bitFlyer
| 提供する取引の種類 | 現物取引(販売所・取引所) レバレッジ取引(取引所) |
| 取り扱い銘柄数 | 39種類 |
| 最小取引数量 (ビットコインの場合) | 現物取引(販売所):0.00000001BTC 現物取引(取引所):0.001BTC レバレッジ取引(取引所):0.001BTC |
| 取引手数料 (ビットコインの場合) | 現物取引(販売所):無料、スプレッドあり 現物取引(取引所):約定数量×0.01~0.15% レバレッジ取引(取引所):無料 |
| 仮想通貨の送金手数料 (ビットコインの場合) | 0.0004BTC |
| その他のサービス | ステーキングリワードサービス(一時停止中) かんたん積立 ビットコイン寄付 Tポイント交換サービス bitWire(β版) |
| 関連記事 | bitFlyerの評判・口コミ |
bitFlyerは、国内で屈指の人気を誇る仮想通貨取引所で、ビットコインの取引高では10年連続日本一*に輝いている。*※ JVCEA および暗号資産交換業者各社が公表するデータを基に当社調べ (差金決済取引および先物取引を含む年間出 来高、2016~2025年)
取扱銘柄はビットコインをはじめとする全39種類と豊富で、すべての通貨が1円程度の少額から取引可能。
ビットコインやイーサリアムのようなメジャー通貨だけでなく、マイナーな通貨も多く扱っている。
また、最小取引単位が小さいため、資金状況に合わせて細かくポジション調整できる点も魅力だ。
さらに、ビットコインが還元される「bitFlyerクレカ」や、Tポイントをビットコインへ交換できるサービスなど、日常生活と仮想通貨を結びつける独自サービスも充実している。
SBI VCトレード

| 名称 | SBI VCトレード |
| 提供する取引の種類 | 現物取引(販売所・取引所) レバレッジ取引(販売所) |
| 取り扱う仮想通貨 | 42種類 BTC、ETH、XRP、LTC、BCH、 LINK、DOT、ADA、DOGE、XLM、 XTZ、SOL、AVAX、MATIC、FLR、 OAS、XDC、SHIB、DAI、ATOM、 APT、HBAR、ZPG、NEAR、NIDT、 ALGO、APE、AXS、BAT、CHZ、 ETC、MKR、OMG、SAND、TRX、 USDC、TON、SUI、CANTON、BERA RLUSD、JPYSC |
| 最小取引数量 (ビットコインの場合) | 販売所:0.00000001BTC 取引所:0.00000001BTC レバレッジ取引:0.00000001BTC |
| 取引手数料 (ビットコインの場合) | 販売所:無料※スプレッドあり 取引所:Maker -0.01%、Taker 0.05% レバレッジ取引:建玉金額×0.04%/日 |
| 日本円の入金手数料 | 無料 |
| 日本円の出金手数料 | 無料 |
| 仮想通貨の入金手数料 | 無料 |
| 仮想通貨の出金手数料 | 無料 |
| 公式サイト | SBI VCトレード公式サイト |
| 関連記事 | SBI VCトレードの評判・口コミ |
SBI VCトレードはSBIグループのSBI VCトレード株式会社が運営する国内大手の仮想通貨取引所だ。
ビットコインを始めとしたメジャー通貨だけでなく、国内では珍しいマイナーな通貨も豊富に扱っている。
また、多くの関連サービスが提供されている点も特徴だ。
レバレッジ取引やレンディング(貸暗号資産)、仮想通貨の積み立てと、短期・長期の両方で利用しやすいサービスが多く、取引の選択肢を広げられる。
ビットコイン取引を始めとした豊富なサービスを利用したい方は、ぜひSBI VCトレード公式サイトをチェックしてみてほしい。
NOT A HOTELのリスクや注意点
さて、NOT A HOTEL MEMBERSHIP NFT(※2026年9月時点で販売終了)の各種NFTを購入する際は、次のようなリスクや注意点があることを、あらかじめ知っておいてほしい。
- 宿泊日と宿泊場所を自由に指定できない
- NFTを希望の価格で売却できるとは限らない
- NOT A HOTELの運営元が倒産したらNFTの価値も失われる可能性がある
宿泊日と宿泊場所を自由に指定できない
繰り返し述べているようにNOT A HOTEL MEMBERSHIP NFT(※2026年9月時点で販売終了)のサービスでは、通常の宿泊サービスと比べて格安で利用できる代わりに、宿泊日と宿泊場所を自由に指定することができない。
ただし二次流通しているTHE KEYのNFTは、いずれも宿泊日と宿泊場所が確定しているので、そこから選んで購入すれば、希望の日に好きなハウスへ泊まることは可能だ。

現在は新しい宿泊施設の建設が予定されているが、今後新規で新しい宿泊施設が建設されない場合、NFT保有者はいずれ古い宿泊施設にしか泊まることができなくなる点に注意が必要だ。また新規で宿泊施設が増えたとしても、古い宿泊施設に泊まる可能性は高くなるため、物件が古くなるとNFTの価値が下落するリスクを抱えている。
NFTを希望の価格で売却できるとは限らない
メンバーシップ会員となってTHE KEYのNFTを入手し、宿泊の都合がつかなかった場合には、そのNFTをNFTマーケットプレイスを売ることで無駄をなくせる。
ただ、できれば元を取れる価格で売りたいところだが、当然のこととして希望通りの価格で売れるとは限らない。
ちなみにメンバーシップNFT(※2026年9月時点で販売終了)とTHE KEYのNFTには、いずれもクリエイターフィーが設定されている。
二次販売が成立すると、売り上げの内の7.5%が発行元であるNOT A HOTELに自動的に徴収されるので、出品時の価格設定はそのマイナス分も考慮して行わなければならない。
NOT A HOTELの運営元が倒産したらNFTの価値も失われる可能性がある
メンバーシップNFT(※2026年9月時点で販売終了)の有効期間は47年であり、その間に毎年、THE KEYのNFTを受け取ることができる。
しかしNOT A HOTELのサービスが、47年継続する保証はどこにもない。
もしもメンバーシップNFT(※2026年9月時点で販売終了)の有効期間中に運営元のNOT A HOTEL株式会社が倒産し、サービスも廃止される事態となれば、残されたNFTはその価値を失うことになるだろう。
NOT A HOTELの将来性は?
リスクや注意点といったネガティブな側面を紹介したが、一方でここではポジティブな要素を取り上げながら、NOT A HOTELの将来性を考察してみよう。
- クルーザーから空の移動手段まで共有できる新サービス「NOT A GARAGE」始動
- シェア別荘の拠点数拡大
クルーザーから空の移動手段まで共有できる新サービス「NOT A GARAGE」始動
NOT A HOTELは2025年7月24日、新たに「NOT A GARAGE」というモビリティ共有サービスをスタートした。
海・空・陸の乗り物をシェア購入でき、維持はすべて同社が対応。利用頻度やライフスタイルに応じて柔軟に利用できる。
- クルーザー、ジェット、ヘリなど複数モビリティが共有可能
- NOT A HOTEL所有者は泊数で利用権あり(最大4か月先まで予約可)
- 予約・支払は専用アプリで完結
- 操縦者やクルーの手配不要
第一弾は、ポーランド製の高級カタマラン「SUNREEF 80」を独自仕様で導入。
広島・佐木島を拠点に展開し、専用送迎やラウンジサービスも提供。3,300万円から1/100単位でシェア購入でき、年5回の利用が可能となっている。
シェア別荘の拠点数拡大
NOT A HOTELは、2024年7月に第三者割当増資を通じて約55億円を調達した。この資金は、シェア別荘の拠点拡大や海外市場での販売強化に充てられるとされている。
2027年3月期までに、累計契約高を現在の約4倍となる1000億円超に引き上げる計画だ。
この資金調達は、特定投資家向け銘柄制度(J-Ships)を活用し、151人のプロ投資家から44億円を集めたほか、過去に発行した新株予約権の行使により11億円を追加で調達した。これにより、開発などでのシナジー効果を期待している。
調達した資金は、事業拡大や新領域への進出に充てられる。

シェア別荘の拠点が続々と拡大すれば、NOT A HOTELのサービスが旅行業界を牽引する可能性も考えられるだろう。
NOT A HOTELについてまとめ
今回は、NOT A HOTELおよび、NFTを用いたNOT A HOTELのメンバーシップサービスについて、その仕組みや利用のメリットなどを紹介した。
- NOT A HOTELは、購入した物件を自宅や別荘、ホテルとして活用できるサービス
- 独自トークン「NOT A HOTEL COIN(NAC)」はGMOコインを通じてIEOが実施され、現在は取引可能
- NOT A HOTEL MEMBERSHIP NFTは新規販売を終了しているが、既存NFTや保有者向けサービスは継続
- NACはレンディングによって増やしたり、NOT A HOTELの宿泊権を受け取ったりすることができる

また、2024年10月31日よりNOT A HOTELコインのIEOが実施され、現在はすでに上場されている。
ぜひこの機会にGMOコイン公式サイトをチェックしてみてほしい。

