NFTは近年、不動産業界でもさまざまな使い方で活用されるようになってきている。
今回取り上げる「NOT A HOTEL」はそうした事例の1つであり、NFTを用いたユニークなメンバーシップサービスを展開している。
この記事ではNOT A HOTEL、およびNFTを用いたメンバーシップサービスについて、その仕組みや利用のメリット、NFTの購入方法などを解説していく。
NFTに関心がある方はぜひ最後まで目を通して、自身の見識を広める一助としてもらいたい。
NOT A HOTELは2024年10月31日よりIEOが実施された。
現在はGMOコインを通じて取引できるようになっているので、この機会にGMOコイン公式サイトをチェックしてみてほしい。
【最新】NOT A HOTELのIEOがGMOコインで取り扱い開始
NOT A HOTEL DAO株式会社は、GMOコインで「NOT A HOTEL COIN(NAC)」のIEO受付を10月31日から開始し、併せてホワイトペーパーと新しいウェブサイトを公開した。
IEOとは
暗号資産を用いて企業がプロジェクト推進に向けた資金を調達する方法。
新しく発行するトークンを先行して販売することで、企業が事業に必要な資金を集めることができる。
NOT A HOTEL DAOは、親会社NOT A HOTELが掲げる「家はひとつ」という固定概念を超え、自由で創造的なライフスタイルをWEB3技術で実現することを目指す。
2022年にはNFTと「現実世界の資産(RWA)」を結びつける新たな仕組みを導入し、国内で7.6億円の売上を達成。
この取り組みは、NFTとRWAの融合分野において他プロジェクトへの影響を与えた。NOT A HOTELのNFTは現在、多くのユーザーに利用され、宿泊時にも活用されている。
今回のNACトークンのIEOにより、RWAを誰でも自由に利用できる仕組みを提供し、プロジェクトの発展を図る。
ユーザーはNACを介してDAOに参加し、トークンを貸し出すことでNOT A HOTELの利用権を得るなど、WEB3とRWAを融合したライフスタイルを楽しむことが可能だ。
日程 | IEOスケジュール |
---|---|
10/31(木) | GMOコインにてNOT A HOTEL COIN(NAC)購入申し込み開始 |
12/07(土) | 抽選実施(抽選実施直前まで申込可)、抽選結果アナウンス |
12/13(金) | NOT A HOTEL DAOのサービス開始GMOコイン 取引所において取扱い開始 |
現時点でIEOは終了しているが、2024年12月13日より国内取引所のGMOコインで取り扱いが開始されている。
ぜひこの機会にGMOコイン公式サイトをチェックしてみてはいかがだろうか。
NOT A HOTELとは?概要を解説!
サービス名 | NOT A HOTEL |
サービス概要 | NOT A HOTELの企画・販売・運営 メンバーシップの販売・運営 |
運営元 | NOT A HOTEL株式会社 |
設立 | 2020年4月 |
公式サイト | NOT A HOTEL公式サイト |
NOT A HOTELは、所有物件をアプリで手軽に、自宅や別荘、ホテルに切り替えて運用できるサービスだ。
ユーザーはまず1棟まるごと購入するか、もしくはシェア購入(年10日・年30日)によって、物件を保有する。
すると以下のように利用できる日数が割り振られるので、その中で自宅もしくは別荘として利用する日をアプリで設定する。
自宅・別荘利用の設定がされていない日については、その3カ月前から自動的にホテルとしての予約が開始され、宿泊利用があった場合にオーナーは収益を得られる。
これまでにないユニークな仕組みのサービスであり、東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランド傘下の投資企業、株式会社オリエンタルランド・イノベーションズから、2021年3月に同社の第一号案件として出資を受けたことでも話題を呼んだ。
またNOT A HOTELは2022年夏から、NFTを用いたメンバーシップサービス「NOT A HOTEL MEMBERSHIP NFT」を展開している。
NOT A HOTEL DAOとは
現在は、NOT A HOTEL COINを新たに発行し自社施設や開発用の土地を保有・運用するプロジェクト「NOT A HOTEL DAO」のプロジェクト開始も決まっている。
独自トークンのNOT A HOTEL COINを取得することで、以下のような報酬を得ることが可能だ。
- ステーキング報酬としてのNOT A HOTEL COIN
- NOT A HOTELへ宿泊できる権利(宿泊権)
ステーキングするNOT A HOTEL COINの量に応じて、自身が好きな拠点で宿泊をすることが可能になる。なお、ステーキング量に応じた報酬については、現時点ではまだ公開されていない。
開始前だが既に大きな注目を集めている話題のプロジェクトと言えるだろう。
NOT A HOTEL MEMBERSHIP NFTとは?(販売終了)
NOT A HOTEL MEMBERSHIP NFTは現在販売終了しています。
NOT A HOTEL MEMBERSHIP NFTは、物件を購入せずとも、より安い金額で「メンバーシップNFT」を購入してメンバーシップ会員になることにより、1日単位でNOT A HOTELの物件(同サービスでは物件のことをハウスと表記)に宿泊できるサービスだ。
販売されているメンバーシップNFTは以下の通りで、金額と仕様が異なるS・Y・Xの3種類がある。
MEMBERSHIP S | MEMBERSHIP Y | MEMBERSHIP X | |
---|---|---|---|
価格 | 185万円 | 355万円 | 580万円 |
1泊あたり換算 | 3万9,361円 | 3万7,765円 | 4万1,134円 |
有効期間 | 47年 | 47年 | 47年 |
宿泊数 | 1泊/年 (計47泊) |
2連泊*/年 (計94泊) |
3連泊*/年 (計141泊) |
イベント参加 | 〇 | 〇 | 〇 |
限定施設利用 | × | × | 〇 |
NOT A HOTELのNFTのメリット
それではここで、NOT A HOTEL MEMBERSHIP NFTの仕組みとメリットをくわしく見ていこう。
- 割安な価格でNOT A HOTELのハウスに宿泊できる
- NFTをNFTマーケットプレイスで売却したり、友人に贈ったりすることができる
- メンバーシップNFTを保有している人限定のイベントに参加できる
割安な価格でNOT A HOTELのハウスに宿泊できる
NOT A HOTELの物件は、1棟(1室)まるごと購入とシェア購入のどちらも、高額で販売されている。
例えば、「NOT A HOTEL FUKUOKA +SOUND」の販売価格は以下のとおりだ。
- 1棟(室)購入:2億5,920万円(税込2億8,218万円)
- シェア購入(毎年30泊):2,160万円(税込2,352万円)
- シェア購入(毎年10泊):792万円(税込863万円)
また、NOT A HOTELの物件を購入せずにホテルとして利用する場合、通常(利用するホテルと宿泊日を指定する場合)は、1泊あたり数十万円の費用がかかる。
それらのサービスと比較してNOT A HOTEL MEMBERSHIP NFTは、自由度で劣るものの、よりリーズナブルな価格でNOT A HOTELの物件(ハウス)に宿泊できるようになっている。
NOT A HOTEL MEMBERSHIP NFT において3種類のメンバーシップNFTのいずれかを購入すると、そのNFTにハウスを利用できる日(NOT A HOTELでは“旅する日”と呼ばれている)がランダムで刻印される。
メンバーシップNFTは47年間有効だが、その間に一度刻印された“旅する日”が変わることはない。
メンバーシップ会員(メンバーシップNFTの保有者)には、毎年“旅する日”の90日前にNOT A HOTELのハウスの鍵(THE KEY)がNFTで届き、そのNFTを使って宿泊の予約を取ることができる。
なお、利用できるハウスは毎年ランダムであり、自分で選択することはできない。
このようにNOT A HOTEL MEMBERSHIP NFTでは、利用するハウスと日取りを自由に選べないのだが、1泊あたりの換算で3万円~4万円台と、通常よりもリーズナブルな値段でハウスに宿泊することができる。
NFTをNFTマーケットプレイスで売却したり、友人に贈ったりすることができる
メンバーシップNFTと、それを保有することで毎年得られるTHE KEYのNFTは、いずれもOpenSeaなど、サードパーティのNFTマーケットプレイスで売買することができる。
メンバーシップNFTの保有者は、THE KEYのNFTを毎年もらえるが、都合が悪く宿泊できないときに、それをNFTマーケットプレイスに出品すると無駄がない。
一方で買い手側からすれば、すでに日付が刻印されているメンバーシップNFTとTHE KEYのNFTの中から、自身にとって都合がよいものを選んで購入することが可能だ。
さらにメンバーシップNFTとTHE KEYのNFTは、NFTマーケットプレイスで売買できるだけでなく、家族や友人に譲渡することもできる。
メンバーシップNFTを保有している人限定のイベントに参加できる
3種類いずれかのメンバーシップNFTの保有者は、NOT A HOTELのハウスに宿泊できるだけでなく、メンバー限定で行われる各種イベントにも参加することができる。
また、MEMBERSHIP Xを保有した場合は、限定施設(EXCLUSIVE)の利用も可能になる。
NOT A HOTELのトークンは2024年10月31日よりIEOが実施されている。
IEOの購入申し込みは国内取引所のGMOコインを通じて実施された。
現在はGMOコインで上場しているので、この機会にGMOコイン公式サイトをチェックしてみてほしい。
NOT A HOTELのNFTの購入方法
前述のとおりNOT A HOTEL MEMBERSHIP NFTの各種NFTは、二次流通しているものを、OpenSeaなどのNFTマーケットプレイスで購入することができる。
ここではOpenSeaを例にして、その購入方法を紹介していく。
- 仮想通貨取引所の口座を用意する
- 仮想通貨を購入する
- ウォレットを用意する
- OpenSeaとウォレットを接続する
- OpenSeaでNFTを購入する
仮想通貨取引所の口座を用意する
メンバーシップNFTとTHE KEYのNFTは、いずれもイーサリアムチェーンを基盤としたERC721(イーサリアムチェーンでのトークン規格の1種)トークンである。
そのためOpenSeaでも、イーサリアムを決済通貨として取引されている。
したがってまずは、イーサリアムを用意するために仮想通貨取引所の口座を開設しよう。
イーサリアムはメジャーな通貨の1つで、国内取引所でもたいていのところで取り扱いがあるが、なかでもGMOコインなら500円からイーサリアムの購入が可能だ。
口座開設手順は以下のとおりで、オンライン*で取引を始められる。
- メールアドレスを登録する
- 本人情報を入力する
- 本人確認書類をアップロードする
口座開設手数料はかからないので、まだ仮想通貨取引所の口座をお持ちでないなら、この機会にGMOコインの利用を検討してみてはいかがだろうか。
イーサリアムを購入する
仮想通貨取引所の口座を用意できたら、次は取引の元手となるイーサリアムを調達しよう。
GMOコインなら少額からイーサリアムを購入することができるので、まずはお試しで買ってみたいという方にもおすすめだ。
ウォレットを用意する
OpenSeaは、仮想通貨のウォレットを接続することで利用できる。
OpenSeaに対応しているウォレットは豊富にあり、その中でどれを用意すればよいか迷った場合は、ポピュラーで汎用性もあるMetaMask(メタマスク)を選ぶとよいだろう。
ちなみに、NOT A HOTELを利用する際にもウォレットの接続が必要になるのだが、そこで利用できるウォレットは今のところMetaMaskだけだ。
そのため、ただOpenSeaでNFTを売買するだけならどのウォレットでも構わないが、メンバーシップNFTとTHE KEYのNFTを実際に使うのならMetaMask一択となる。
なおMetaMaskの入手方法については、次の記事で画像を交えながら解説していくので、ぜひ参考にしてみてほしい。
また、MetaMaskなどのウォレットを用意できたらそのウォレットのアドレス宛に、仮想通貨取引所で購入したイーサリアムを送金しておこう。
OpenSeaとウォレットを接続する
続いてOpenSeaと、用意したMetaMaskなどのウォレットを接続しよう。
OpenSeaにアクセスして、メニューバーにあるウォレットのアイコンをクリックすると、次のように対応ウォレットの一覧が表示される。
その中から自分が利用しているウォレットを選択すると、ウォレットが起動して接続の承認を求められるので、それに応じれば接続手続きは完了だ。
OpenSeaでNFTを購入する
あとはOpenSeaでほしいNFTを見つけて、購入するだけだ。
OpenSeaにおいてNOT A HOTELのNFTは、メンバーシップNFTとTHE KEYのNFTでそれぞれコレクションが構築されており、自身の目的に合ったものを探しやすい。
また購入手段は、次の3通りが用意されているので、欲しいNFTをできるだけ安く買えるように工夫するとよいだろう。
- 出品価格で購入する
- 希望の価格を提示(オファー)して、出品者の合意を得る
- オークションに参加する
以上、OpenSeaを例にして、NOT A HOTEL MEMBERSHIP NFTの各種NFTをNFTマーケットプレイスで購入する方法を紹介した。
元手となるイーサリアムを用意する際、GMOコインなら少額からイーサリアムの購入が可能だ。
また、2024年10月31日から実施されているNOT A HOTELコインのIEOもはGMOコインを通じて実施された。
2024年12月13日にはGMOコインで取り扱いが開始される予定である。
まだ仮想通貨取引所の口座をお持ちでないなら、この機会にGMOコイン公式サイトをチェックしてみてほしい。
仮想通貨NAC(Not a Hotel Coin)とは?
2024年10月31日より購入申し込みがスタートした仮想通貨NACは、2024年12月13日よりGMOコインにて取り扱いが開始されている。
名称 | Not a Hotel Coin |
ティッカーシンボル・通貨単位 | NAC |
価格* | 2,175円 |
時価総額ランキング* | 不明 |
取り扱いのある主な仮想通貨取引所 | GMOコイン |
NOT A HOTEL COIN(NAC)は、不動産の利用権をNFTとして扱うことで、高い流動性を実現する革新的なサービスを展開している。
ブロックチェーン技術の活用がその中心にあり、いくつかの特徴が際立つ。
- 利用権の証明において、従来の不動産管理の複雑な手続きや高額なコストを削減
- ブロックチェーンの特性によりトークンの公式性を誰でも確認できる仕組みを整備
- NACは、貸出(レンディング)を通じて報酬を得る仕組みも提供
NACは、従来の不動産管理における複雑な手続きやコストの削減に活用される。
また、トークン化された利用権を用いて、1泊単位での柔軟な利用も可能だ。
NACは、宿泊や食事の支払い手段として使えるだけでなく、貸出(レンディング)を通じて報酬を得る仕組みも提供している。また、土地の提供や建築プランの提案といった貢献活動に対してNACが報酬として与えられ、地域住民の積極的な参加と還元を促している。
NACは価値維持に向けた施策も充実している。
不動産資産による裏付け、段階的な市場解放による安定性の確保、収益を活用したバイバックやバーンの実施を通じ、トークンの価値を高める仕組みが設計されている。
今後は宿泊だけではなく、宿泊先での移動手段や各エリアでの飲食店にてNACの利用用途が拡充される見通しだ。
仮想通貨NAC(Not a Hotel Coin)の価格動向
仮想通貨NACは、2024年12月13日よりGMOコインにて上場されている。
以下は、上場~2024年12月16日までのNAC価格動向だ。
上場から間もないため価格が安定していないとも捉えられるが、現在にかけて上昇傾向にあると判断できる。
上場直後は、1,100円~1,800円台でスタートした。IEO時の公募価格が1,000円であったため、上場直後からすでに公募価格を上回っていたと言えるだろう。
IEOを実施した通貨は上場直後に価格を落とすケースも少なくないが、NACは上昇しており、現在約2,000円程の高値を付けている。
公募価格の約3倍もの価格を付けているため、今回のIEOは大きな成功に終わったと言えるだろう。
しかし、前述したように上場から間もない点には注意してほしい。まだ明確な価格が定まっていない状況とも言えるため、今後取引する際には充分注意が必要だ。
NACは、2024年12月13日よりGMOコインにて上場されている。
ぜひこの機会にGMOコイン公式サイトをチェックしてみてほしい。
NOT A HOTELを始めるのにおすすめな仮想通貨取引所
NOT A HOTELを通じて仮想通貨取引に興味を持った方も多いだろう。国内取引所では、以下の3社がおすすめだ。
GMOコイン
提供する取引の種類 | 現物取引(販売所・取引所) レバレッジ取引(販売所・取引所) |
取り扱う仮想通貨 | 27種類 BTC、ETH、BCH、LTC、XRP、 XEM、XLM、BAT、OMG、XTZ、 QTUM、ENJ、DOT、ATOM、XYM、 MONA、ADA、MKR、DAI、LINK、 FCR、DOGE、SOL、CHZ、ASTR、 FIL、SAND、NAC |
最小取引数量 (NACの場合) |
0.1 NAC |
取引手数料 (NACの場合) |
Maker:-0.03% Taker:0.09% |
仮想通貨の送金手数料 | 無料 |
その他のサービス | つみたて暗号資産 貸暗号資産 ステーキング IEO API |
公式サイト | GMOコイン公式サイト |
関連記事 | GMOコインの評判・口コミ |
GMOコインは、東証プライム上場のGMOインターネットグループに属している仮想通貨取引所だ。
サービスの充実度が高いことが大きな特徴で、取り扱い通貨は国内最多クラスとなる27種類がそろい、取引のサービスは現物取引とレバレッジ取引が用意されている。
また、現物取引とレバレッジ取引のどちらも、取引の形式を、仮想通貨取引所とユーザーの間で取引をする「販売所」と、ユーザー同士で取引できる「取引所」から選択できる。
取引以外のサービスも豊富で、自動積み立てやレンディング、ステーキングなど、多くの投資家が求めるサービスは一通りそろっている。
サービスの内容や充実度はユーザーからも高く評価されていて、オリコン顧客満足度調査では、2年連続で顧客満足度No.1*を獲得した。*2022年 オリコン顧客満足度® 調査 暗号資産取引所 現物取引 第1位
2024年12月13日よりNOT A HOTELコインは、GMOコインを通じて取引可能となっている。
ぜひこの機会にGMOコイン公式サイトをチェックしてみてほしい。
Coincheck
提供する取引の種類 | 現物取引(販売所・取引所) |
取り扱う仮想通貨 | 31種類 BTC、XRP、ETH、BCH、XEM、 LSK、LTC、ETC、XLM、MONA、 QTUM、BAT、IOST、ENJ SAND、DOT、PLT、FNCT、CHZ、 LINK、DAI、IMX、APE、MATIC、MKR、 AXS、WBTC、AVAX、SHIB、BRIL、BC |
最小取引数量 (ビットコインの場合) |
現物取引(販売所):500円相当額 現物取引(取引所):0.005 BTC以上、かつ500円(相当額)以上 |
取引手数料 (ビットコインの場合) |
現物取引(販売所):無料、スプレッドあり 現物取引(取引所):無料 |
仮想通貨の送金手数料 (ビットコインの場合) |
0.0005~0.016 BTC |
その他のサービス | Coincheckつみたて Coincheck IEO Coincheck NFT Coincheckでんき Coincheckガス Coincheckアンケート 貸暗号資産サービス ステーキングサービス(β版) |
公式サイト | Coincheck公式サイト |
関連記事 | Coincheckの評判・口コミ |
Coincheckはマネックスグループ傘下の仮想通貨取引所で、ビットコインをはじめとして31種類の仮想通貨を取り扱っている。
レバレッジ取引のサービスはなく、現物取引に特化しており、取引の形式は「取引所」と「販売所」の2種類がある。
これら2種類のうち、取引所を利用してビットコインを取引する場合は、取引手数料がかからないようになっているため、ビットコインをメインの取引対象とするのであれば、Coincheckがうってつけだ。
また、Coincheckはシンプルで扱いやすい取引アプリが人気で、2019年から2023年にかけて、ダウンロード数No.1を獲得している。※対象:国内の暗号資産取引アプリ、データ協力:AppTweak
ダウンロードは無料でできるので、興味があるなら口座を開設する前に、口座開設の検討材料の1つとして取引アプリに触れてみてはいかがだろうか。
SBI VCトレード
名称 | SBI VCトレード |
提供する取引の種類 | 現物取引(販売所・取引所) レバレッジ取引(販売所) |
取り扱う仮想通貨 | 24種類 BTC、ETH、XRP、LTC、 BCH、DOT、LINK、ADA、 DOGE、XLM、XTZ、SOL、 AVAX、MATIC、FLR、OAS、 XDC、SHIB、DAI、ATOM APT、HBAR、ZPG、NEAR |
最小取引数量 (ビットコインの場合) |
販売所:0.0001BTC 取引所:0.000001BTC レバレッジ取引:0.001BTC |
取引手数料 (ビットコインの場合) |
販売所:無料※スプレッドあり 取引所:Maker -0.01%、Taker 0.05% レバレッジ取引:建玉金額×0.04%/日 |
日本円の入金手数料 | 無料 |
日本円の出金手数料 | 無料 |
仮想通貨の入金手数料 | 無料 |
仮想通貨の出金手数料 | 無料 |
公式サイト | SBI VCトレード公式サイト |
関連記事 | SBI VCトレードの評判・口コミ |
SBI VCトレードはSBIグループのSBI VCトレード株式会社が運営する国内大手の仮想通貨取引所だ。
ビットコインを始めとしたメジャー通貨だけでなく、国内では珍しいマイナーな通貨も豊富に扱っている。
また、多くの関連サービスが提供されている点も特徴だ。
レバレッジ取引やレンディング(貸暗号資産)、仮想通貨の積み立てと、短期・長期の両方で利用しやすいサービスが多く、取引の選択肢を広げられる。
ビットコイン取引を始めとした豊富なサービスを利用したい方は、ぜひSBI VCトレード公式サイトをチェックしてみてほしい。
NOT A HOTELに宿泊する方法
繰り返しになるがNOT A HOTELでは、NOT A HOTEL MEMBERSHIP NFTのサービスを利用することで、通常(宿泊する物件と日時を指定した場合)よりも格安で、ハウスに宿泊することができる。
ここでは、その宿泊方法を確認していこう。
- THE KEYのNFTを入手する
- サイトにウォレットを接続する
- 宿泊予約をする
THE KEYのNFTを入手する
まずはTHE KEYのNFTを入手する必要があるが、その入手方法は以下のとおりだ。
- メンバーシップNFTを保有する(毎年“旅する日”の90日前に届く)
- NFTマーケットプレイスで購入する
- 第三者から譲り受ける
メンバーシップNFTは、NOT A HOTEL公式サイトで購入するか、もしくはTHE KEYのNFTと同じく、OpenSeaなどのNFTマーケットプレイスで二次流通しているものを購入することもできる。
サイトにウォレットを接続する
THE KEYのNFTを用意したら、次はそれを入れたMetaMaskをNOT A HOTELのサイトに接続しよう。
前述のとおりNOT A HOTELの対応ウォレットは今のところ、MetaMaskだけだ。
NOT A HOTELのサイトにアクセスして、メニューから「メンバーシップNFT会員の方 マイページから宿泊予約」をクリックすると、MetaMaskが起動して接続の承認を求められるので、それに応じれば接続は完了だ。
宿泊予約をする
MetaMaskを接続すると、メンバーシップNFTとTHE KEYのNFTの所有状況が次のように表示される。
THE KEYのNFTを保有している場合は、それを使用して宿泊予約を取ることができる。
NOT A HOTELのリスクや注意点
さて、NOT A HOTEL MEMBERSHIP NFTの各種NFTを購入する際は、次のようなリスクや注意点があることを、あらかじめ知っておいてほしい。
- 宿泊日と宿泊場所を自由に指定できない
- NFTを希望の価格で売却できるとは限らない
- NOT A HOTELの運営元が倒産したらNFTの価値も失われる可能性がある
宿泊日と宿泊場所を自由に指定できない
繰り返し述べているようにNOT A HOTEL MEMBERSHIP NFTのサービスでは、通常の宿泊サービスと比べて格安で利用できる代わりに、宿泊日と宿泊場所を自由に指定することができない。
ただし二次流通しているTHE KEYのNFTは、いずれも宿泊日と宿泊場所が確定しているので、そこから選んで購入すれば、希望の日に好きなハウスへ泊まることは可能だ。
現在は新しい宿泊施設の建設が予定されているが、今後新規で新しい宿泊施設が建設されない場合、NFT保有者はいずれ古い宿泊施設にしか泊まることができなくなる点に注意が必要だ。また新規で宿泊施設が増えたとしても、古い宿泊施設に泊まる可能性は高くなるため、物件が古くなるとNFTの価値が下落するリスクを抱えている。
NFTを希望の価格で売却できるとは限らない
メンバーシップ会員となってTHE KEYのNFTを入手し、宿泊の都合がつかなかった場合には、そのNFTをNFTマーケットプレイスを売ることで無駄をなくせる。
ただ、できれば元を取れる価格で売りたいところだが、当然のこととして希望通りの価格で売れるとは限らない。
ちなみにメンバーシップNFTとTHE KEYのNFTには、いずれもクリエイターフィーが設定されている。
二次販売が成立すると、売り上げの内の7.5%が発行元であるNOT A HOTELに自動的に徴収されるので、出品時の価格設定はそのマイナス分も考慮して行わなければならない。
NOT A HOTELの運営元が倒産したらNFTの価値も失われる可能性がある
メンバーシップNFTの有効期間は47年であり、その間に毎年、THE KEYのNFTを受け取ることができる。
しかしNOT A HOTELのサービスが、47年継続する保証はどこにもない。
もしもメンバーシップNFTの有効期間中に運営元のNOT A HOTEL株式会社が倒産し、サービスも廃止される事態となれば、残されたNFTはその価値を失うことになるだろう。
NOT A HOTELの将来性は?
リスクや注意点といったネガティブな側面を紹介したが、一方でここではポジティブな要素を取り上げながら、NOT A HOTELの将来性を考察してみよう。
- 総額105億円の資金調達を実施
- NFTの市場拡大がサービス普及の下支えになり得る
- 超富裕層向けの購入を見込んだ戦略
- シェア別荘の拠点数拡大
- 取り扱い物件の増加が需要拡大につながる可能性がある
- ベンチャーキャピタルなどから多額の出資を受けている
総額105億円の資金調達を実施
GMOコインのIEOで注目を集めるNOT A HOTEL株式会社は、2024年11月までに複数のメガバンクを含む金融機関から借入を行い、デットファイナンスによる総額105億円の資金調達を実施したと発表した。
調達資金を活用して拠点開発の加速やグローバル展開、新規事業への投資を進める計画だ。この規模の資金調達はWeb3ベンチャーとしては異例の大きさであり、業界で大きな注目を集めている。
デットファイナンスとは
借入を通じた資金調達を指し、株式発行によるエクイティファイナンスとは区別される。NOT A HOTELは今回の調達を通じ、これまでの累計調達額が223億円に達したことを公表。
内訳はエクイティファイナンスで約105億円、デットファイナンスで約118億円となっている。この規模のデットファイナンス実現は、事業の将来性や信頼性が金融機関から高く評価された結果と考えられる。
また、今回の調達は安定したキャッシュフローが見込めることを示唆しており、同社の事業モデルの革新性と信頼性が改めて証明された。
不動産とWeb3領域を融合した新しいビジネスモデルであることも、高く評価された要因の一つだ。さらに、地域金融機関との協力を通じて新規拠点開発を推進し、地域観光の発展にも貢献していくとしている。
NFTの市場拡大がサービス普及の下支えになり得る
大手調査会社マーケットアンドマーケッツ社のレポートによると、NFT市場は2022年の30億5,600万ドル(約4,196億円)から、2027年には136億7,900万ドル(約1兆8,782億円)にまで拡大すると予測されている。
NFTに触れることが今後、よりポピュラーな行為になれば、NOT A HOTEL MEMBERSHIP NFTもその流れに支えられて、より普及していくことだろう。
超富裕層向けの購入を見込んだ戦略
NOT A HOTELは、7月23日に海外市場向けのシェア別荘の販売を開始すると発表した。
英語サイトを通じて、著名なクリエイターがデザインした高級別荘を紹介する。
瀬戸内海の離島にある物件は、年間30泊分を1口として約3億5000万円で販売され、主にアメリカや東南アジアの「超富裕層」をターゲットにしている。
現在、訪日外国人観光客の増加が話題となるが、海外富裕層の日本への注目は高まっているもののホテルが足りていない現状に目を向けたサービスとなる。
超富裕層向けの購入を見込んだ戦略が今後のNOT A HOTELの将来性を占う可能性が高い。
シェア別荘の拠点数拡大
NOT A HOTELは、2024年7月に第三者割当増資を通じて約55億円を調達した。この資金は、シェア別荘の拠点拡大や海外市場での販売強化に充てられるとされている。
2027年3月期までに、累計契約高を現在の約4倍となる1000億円超に引き上げる計画だ。
この資金調達は、特定投資家向け銘柄制度(J-Ships)を活用し、151人のプロ投資家から44億円を集めたほか、過去に発行した新株予約権の行使により11億円を追加で調達した。これにより、開発などでのシナジー効果を期待している。
調達した資金は、事業拡大や新領域への進出に充てられます。
シェア別荘の拠点が続々と拡大すれば、NOT A HOTELのサービスが旅行業界を牽引する可能性も考えられるだろう。
ベンチャーキャピタルなどから多額の出資を受けている
サービスの運営元であるNOT A HOTEL株式会社は、冒頭に紹介した株式会社オリエンタルランド・イノベーションズ以外にも、いくつかのベンチャーキャピタルなどから出資を受けている。
シードラウンド(創業前からの資金調達ラウンドのこと)から2023年2月末までの調達額の累計は、約50億円に上る。
NOT A HOTEL株式会社はこうした潤沢な資金を活用したり、ソフトウェアの機能を拡充したり、取り扱い物件の内製化に向けて建築士を採用したりするなど、事業成長のための施策を着実に進めている。
NOT A HOTELに関するよくある質問
最後に、NOT A HOTELに関してよくある質問を2つ紹介しよう。
- NOT A HOTELのオーナーになるにはどうしたらいいですか?
-
NOT A HOTELでは、サイトでオンライン購入することによって、各物件のオーナーになることができる。
本記事執筆時点(2024年12月)では、NOT A HOTEL FUKUOKA、NOT A HOTEL NASU、NOT A HOTEL KITAKARUIZAWAなどの各棟(室)が販売されている。
- 宿泊するためのNFTはどこで購入できますか?
-
メンバーシップNFTは、NOT A HOTELのサイトからオンラインで購入することができる。
また、メンバーシップNFTおよびTHE KEYのNFTは、OpenSeaなどのNFTマーケットプレイスにおいて、二次流通しているものを購入することも可能だ。
NOT A HOTELについてまとめ
今回は、NOT A HOTELおよび、NFTを用いたNOT A HOTELのメンバーシップサービスについて、その仕組みや利用のメリット、NFTの購入方法などを紹介した。
- NOT A HOTELは、所有物件を自宅や別荘、ホテルに切り替えて運用できるサービス
- 独自トークンNOT A HOTEL COINを発行するIEOがGMOコインを通じて実施された
- よりリーズナブルに利用できるように、2022年夏からメンバーシップサービスも展開している
- NFTを保有してメンバーシップ会員になると、通常よりも安く、NOT A HOTELのハウスに宿泊できる
- 宿泊費が割安になる一方、宿泊場所と宿泊日は自由に選べない
- メンバーシップNFTおよびTHE KEYのNFTは、NFTマーケットプレイスでの二次売買が可能
NOT A HOTELでは、メンバーシップのサービス(NOT A HOTEL MEMBERSHIP NFT)を利用することで、1泊あたりの費用を安く抑えつつ、宿泊することができる。
またサービスに用いられるNFTは、NOT A HOTELから購入できるだけでなく、OpenSeaなどのNFTマーケットプレイスで二次出品されたものを購入することも可能だ。
NOT A HOTELのハウスに宿泊してみたい方は、ぜひ自分に合った方法で、NFTを購入してみてはいかがだろうか。
また、2024年10月31日よりNOT A HOTELコインのIEOが実施された。
2024年12月13日にはGMOコインで取り扱いが開始されているので、ぜひこの機会にGMOコイン公式サイトをチェックしてみてほしい。