大学受験のための塾・予備校に関するよくある質問
大学受験を目的とした塾・予備校に関する「よくある質問」をまとめていますので、参考にしてください。
大学受験のためにいつ頃から塾に通うべき?
できるだけ早くから通うのが望ましいでしょう。
例えば、学校推薦型選抜を利用する場合は、評定を上げるために高1からよい成績を取る必要があります。一般選抜を利用する場合でも、苦手や弱点を作らないように、地道な努力を続ける必要があります。
また、中高一貫校生などは、中学生のうちから難関大学に合格するための勉強を始めていることがあります。そのような生徒と競い合うことを想定すると、塾・予備校のスタートは早いに越したことはありません。
入塾前に無料体験授業は受けるべき?
複数の塾・予備校の無料体験授業を受けるようにしましょう。
無料の体験授業を受ける際には、学力のカウンセリングを受けたり、塾の特色について説明をしてもらえたりします。また、生徒自身が教室や講師の雰囲気を肌で感じることもできます。
塾をコロコロ変えるのは、指導の一貫性を保てませんし、費用もかかるのでお勧めできません。保護者も生徒も十分に納得した上で入塾できるように、体験授業は必ず受けておきましょう。
費用や授業料の相場はどれくらい?
大学受験の塾・予備校の年間にかかる費用相場は、50万円から100万円程度です。
ただし、塾・予備校にかかる費用や授業料は、授業形態、受講する講座数、季節講習の有無、オプションの内容などによってさまざまです。また、医学部受験専門の塾・予備校に通う場合は、200万円から500万円と高額になることもあるため注意が必要です。無料体験や入塾相談に行った際に、年間にかかる費用の見積もりを出してもらうようにしましょう。
大学受験に向けて、塾には週何回くらい通うべき?
生徒の学年と受験する大学・学部の試験科目数によって異なります。
例えば、部活動が忙しい高1生の場合、学習習慣をつけるために週1回だけでも通うとよいでしょう。一方で、国公立を受験する高3生の場合は、複数科目の授業を受けたり、勉強量を確保したりするために、週3回くらいは塾に通うべきです。特に自宅では集中できない生徒は、できるだけ塾・予備校の自習室に通って、集中して学習できる環境に身を置くようにしましょう。
塾に通わずに大学受験は乗り切れる?
塾に通わずに大学受験を乗り切るのは非常に困難です。
塾・予備校に通わない場合、合格から逆算したカリキュラムの作成、各教科の学習、受験戦略の立案、志望校対策、学習のモチベーション管理などをすべて自身で行わなければなりません。しかし、塾・予備校に通えば、大学受験に精通した講師や教室長が、入試に必要なサポートをしてくれます。
「勉強の仕方がわからない」「まだ届いていない偏差値の大学に受かりたい」「独学で受験を乗り切れるか心配」などの場合は、塾・予備校に通って効率的に学習を進めるべきでしょう。
まとめ|高校生の大学受験におすすめの塾
大学受験で希望の大学・学部に合格するためには、塾・予備校に通うことが必須と言っても過言ではありません。
塾・予備校にはそれぞれに強みがありますので、しっかりと比較・検討した上で、生徒に適した塾に入ることが大切です。本記事を参考に、志望校の合格まで並走してもらえる最大のパートナーである塾・予備校を選んでください。
大学受験塾選びで気になるのは、やはり合格実績でしょう。しかし、大手塾だから、実績が多い塾だからと安易に決めてしまうのは危険です。
合格実績が多いのは「生徒数が多い」のが一番の理由だからです。当然、合格実績に出てこない低偏差値大学の合格者や、不合格者も同様に「多い」のが現実です。
ご自身と同様の状況の生徒が、どういう大学に合格した実績があるのか、というのを大手塾では特に確認されることをオススメします。