中学入試でも探究型問題が増加
入試問題も未経験のスタイルにシフト
中学入試の問題傾向でここ数年顕著に見られるのは探究型問題の増加です。
丸暗記をして、たくさんの知識を詰め込んだだけでは解くことができない内容で、親世代が経験した受験勉強のやり方では通用しない問題が多く見られるようになりました。
2020年度の小学校の新学習指導要領を皮切りに「探究的な学び」は中学・高校へと広がり、現在の大学入学共通テストでも探究型問題の出題がすっかり定着しています。
中学受験においても5年ほど前からその傾向は出始めていましたが、最近は探究型問題にはっきりとシフトしており、難関校や中堅上位校ほどその傾向が目立ちます。
では「探究型問題」とはどんな問題なのか。以下は、今年出題された探究型問題の特徴をまとめたものです。
●2026年度の難関男子校・社会科の問題の特徴と問われる力
• 江戸文化について、約3ページの長文(読解力)
• 10問中2問が単純な知識を問う問題(知識力)
• 10問中8問は国語の読解問題に近い出題(知識+思考力)
→文中にヒントが書いてあるが、ヒントだけでは答えを出すことはできない
→今まで学んできた江戸文化についての知識+「あなたはどう考えますか?」と問う
• 江戸文化について、約3ページの長文(読解力)
• 10問中2問が単純な知識を問う問題(知識力)
• 10問中8問は国語の読解問題に近い出題(知識+思考力)
→文中にヒントが書いてあるが、ヒントだけでは答えを出すことはできない
→今まで学んできた江戸文化についての知識+「あなたはどう考えますか?」と問う
●その他2026年度入試で多く見られた傾向
• 算数:上位校ではいわゆる「特殊算(つるかめ算や旅人算など)」が減少
→手作業で数えたり、予想して考える力を問うたりするものが増加
• 国語:日常の出来事の中で何を考え、どんなことを感じているかを問う問題が増加
※首都圏では社会的マイノリティに対する共感力を問うものが増加
• 全体として:読解力が必要な長文問題が増加
• 算数:上位校ではいわゆる「特殊算(つるかめ算や旅人算など)」が減少
→手作業で数えたり、予想して考える力を問うたりするものが増加
• 国語:日常の出来事の中で何を考え、どんなことを感じているかを問う問題が増加
※首都圏では社会的マイノリティに対する共感力を問うものが増加
• 全体として:読解力が必要な長文問題が増加
まさに大学入学共通テストでも見られるような形式になっていることがわかります。入試の場で初めて提示されるような広範囲の設問に対して、今まで学んだ知識や自分の経験を使って考え、答えていく問題が増加しています。
