選択肢1:【落とし物防止タグ・タグ型】
➡とにかく手軽に、位置だけ知りたいミニマム派向け
Apple「AirTag」やAndroidの「デバイスを探す」ネットワークに対応したタグに代表されるスマートタグ。本来は忘れ物防止用ですが、塾バッグや筆箱の中に入れたり、キーホルダーにしたりすることで、子どもの位置情報確認デバイスとして活用する家庭も増えています。
ただし、スマートタグは本来見守り専用機器ではないため、利用にあたっては各社の利用規約やプライバシー配慮を確認しましょう。また、AirTagのようにiOSでしか使えなかったり、アンドロイド専用のデバイスだったりもあるので、自分がどのデバイスで探したいのかを考えてから選ぶように注意してください。
➡総コスト感:初期費用のみ(2,000〜4,000円台)
〇Apple「AirTag」
本体:約5,000円前後/月額:なし
〇Anker「Eufy Security SmartTrack」(iPhone・Android対応)
本体:約3,000〜5,000円前後/月額:なし
〇MAMORIO(iPhone・Android対応)
本体:約3,000〜4,000円/月額:なし(※一部サービスは有料)
〇MiLi MiTag Duo(iPhone・Android対応)
本体:約2,000〜3,000円/月額:なし
● 特徴
・リアルタイム性:△(周囲のスマホの電波を利用)
・通知機能:×/音声機能:×
● メリット
・低コスト。本体1000円〜数千円のみ。月額料金がかからない。
・電池寿命が長い(約1年)
● デメリット
・人通りが少ない場所では更新されにくい
・移動履歴は残らないため、子どもが過去にどこを通ったかまでは分からない。
「GPSを持たせるほどではないが、念のため入れておきたい」という補助的用途に向きます。
選択肢2:【改札通過通知サービス】
➡「電車通学に安心をプラスしたい」交通重視派
GPSではありませんが、電車やバスで塾に通う子どもの必須アイテム。ICカード(SuicaやPASMO)で改札を通ると、親にメールやLINEが届きます。
➡総コスト感:月額500円前後(初期費用ほぼなし)
〇JR東日本「まもレール」 月額:550円~(子どもの人数と通知先によって増減あり)
〇東急セキュリティ「エキッズ」 月額:550円~(子どもの人数と通知先によって増減あり)
〇阪急阪神東宝グループ「あんしんグーパス」 カード1枚登録につき6か月で2970円(月額:約500円)
● 特徴
・リアルタイム性:〇(通過時即通知)
・通知機能:◎
・音声機能:×
● メリット
・地下鉄構内でも確実。「何時何分に通過した」という事実が記録・通知される。
● デメリット
・駅以外の位置は分からない
「通過通知」によって子どもの見守りをする仕組みは、鉄道会社のサービスだけに限りません。
多くの公立小学校で導入されているICタグを利用した登下校見守りシステムや、学習塾の入退館管理・通知システムも、入口でICタグを読み取ることで、保護者に自動通知が届く仕組みで、原理としては同じカテゴリに入ります。
スマホの持ち込みを禁止している学校や塾は少なくありません。その場合も、こうした入退館通知システムが導入されていれば、追加端末を持たせずに行動の節目を把握できます。
すでに学校や塾が提供しているサービスがあれば、まずは仕組みと「見守りができる範囲・時間帯」を把握し、どこか足りない部分や必要な機能はなにかをピックアップすることで、子どもの見守り設計の一部として活用する方が合理的でしょう。
