ダイヤモンド社のビジネス情報サイト
エコカー大戦争!

NSXコンセプト第二弾がデトロイトショーで登場も…
ドル箱かつガラパゴス?先が読めない北米市場の現状

桃田健史 [ジャーナリスト]
【第139回】 2013年1月24日
著者・コラム紹介バックナンバー
1
nextpage

再び白いベールが剥がされた!
そこには、期待通りの着実な進化

 サプライズ、のはずだったが…。

 実は、日本を含め世界各国メディアの多くが、かなり早いうちからその存在に気づいていた。

 2013年1月14日(月)、COBOセンター(米ミシガン州デトロイト市街)。北米国際自動車ショー(通称デトロイトショー)のプレスデー初日。例年より早い午前6時30分に、報道陣は会場内に入ることが許された。

アキュラブースでひっそりと出番を待つ、「NSXコンセプト」第二弾 Photo by Kenji Momota

 会場正面入口に近い好立地に陣取った、アキュラブース。

 同ブースの角地、正方形の舞台の上に白いベールに包まれた1台。

 この時点では、日米ホンダのウェブサイトに「NSXコンセプト」第二弾登場の事前情報は掲載されていなかった。

 翌日15日(火)、プレスデー2日目の午前10時40分、アキュラの記者会見が始まった。今回の主役は、アキュララインアップの稼ぎ頭、「MDX」の第三世代コンセプト。だがそれを差し置いて、「NSXコンセプト」第二弾のベールが剥がされた。

プレスデー2日目午前10時40分過ぎ、ベールを脱いだ瞬間の「NSXコンセプト」第二弾。舞台周辺に世界各国メディアが集まるが、なかでも日本の自動車媒体関係者の姿が目立った Photo by Kenji Momota

 その登場の瞬間、昨年のこの地でワールドプレミアしたあの時のような「どよめき」は起こらなかった。

1
nextpage
関連記事
スペシャル・インフォメーションPR
クチコミ・コメント

DOL PREMIUM

PR
【デジタル変革の現場】

企業のデジタル変革
最先端レポート

先進企業が取り組むデジタル・トランスフォーメーションと、それを支えるITとは。

経営戦略最新記事» トップページを見る

最新ビジネスニュース

Reuters

注目のトピックスPR


おすすめの本
おすすめの本
好評発売中!
「エコカー世界大戦争の勝者は誰だ?」

ハイブリッド車、電気自動車、燃料電池車の共存でビジネスモデルは混沌!トヨタ、ホンダ、日産、三菱など日本メーカーは世界で勝てるのか?年間飛行機移動時間が最も長い日本人自動車ジャーナリストが世界のエコカー事情を徹底取材。市場・インフラ、技術、政策、各社の戦略を詳細かつヴィヴィッドにレポート!

話題の記事

桃田健史 [ジャーナリスト]

日米を拠点に世界各国で自動車産業の動向を取材するジャーナリスト。インディ500、NASCARなど米国レースにレーサーとしても参戦。自動車雑誌に多数の連載を持つほか、「Automotive Technology」誌(日経BP社)でBRICs取材、日本テレビでレース中継番組の解説などを務める。1962年生まれ。著書「エコカー世界大戦争の勝者は誰だ?」好評発売中


エコカー大戦争!

「エコカー=日本の独壇場」と思っているとすれば、それは大間違いだ。電気自動車、ハイブリッド車を巡る市場争奪戦はこれからが本番。日本は序盤戦を制したに過ぎない。世界規模の取材でエコカー大戦争の行方を探る。

「エコカー大戦争!」

⇒バックナンバー一覧