「保険料を安くしたい」「保障が足りているのか心配」など、保険の見直しを考える理由はいろいろあるだろう。だが、その前に、そもそも見直しが必要なのかどうかを判断する必要がある。そのためには、何をすればいいのかを前回に引き続き、保険マンモス代表取締役の古川徹さんに教えてもらおう。
*前回の記事
適切な見直しで支払い保険料は500万円節約できる!?
~保険の見直しの基礎知識(1)~
まずは保険が「いくら」「いつまで」いるのかを把握しよう!
保険の見直しをする際は、そもそも見直しが必要なのかどうかを判断することが大切だ。
それができていないと、誰かの言いなりに不要な保障を増やしたり、保険料が安くなるという言葉に釣られて必要な保障を削ってしまったり……ということにもなりかねない。目先の保険料は安くなったものの、60歳以降の医療保険がなかったり、解約返戻金が雀の涙ほどだったりしたら、将来、泣くに泣けなくなってしまう。
「生命保険は、万一の時に残された家族が安心して暮らせるようにするためのものです。そこで、まずは、残された家族にどんな経済的リスクがあるのか、つまり、いくらの保障がいつまでに必要なのか、正確に測定することが大切です」(古川さん)

生命保険に加入する際や見直しをする際に必要保障額で迷うのは、リスクの測定ができていないからなのだ。
正確なリスクの測定をせずに、保険の見直しをするのは、設計書なしで家を建てるようなもの。ここはきちんとやっておきたい。
費用対効果の視点も必要
「次のステップは、正確なリスクの測定に基づいた、あるべき保険設計を作ること。たとえば、子どものいる家庭では、学齢期には大きな保障が必要ですが、子どもが社会人になったら、それほど大きな保障は必要ありません。また、一般的に、医療費は若いうちより老後のほうがかかります。そのような前提条件を踏まえたうえで、必要な時に必要な保障が得られる設計にすると同時にムダな保障を削ることも必要です」(古川さん)
あるべき保険設計ができたら、それに現状の保険に当てはめて、過不足をチェックする。過不足がある場合には、それをどう補い、どう削るか、対策を考えよう。
「4つめのステップは最終調整。どの保険会社の、どの商品で、あるべき保険設計を組み立てるのかを具体的に検討します。その際、保険をかけ替えることばかりを考えがちですが、現状の保険を活用する方法もあります。また、保障は厚いに越したことはありませんが、保険は継続することが前提なので、家計バランスのとれた保険にすることが大事です。また、支払保険料の総額や、解約金がどれだけ戻ってくるか、差額としての実質負担(掛捨て)がどうなのかという視点も重要です」(古川さん)
この手順をすべて自分たち家族だけで実行するのは、正直なところ難しい。保険を見直す際には、適切なアドバイスをしてくれる相談相手も必要なのだ。
保険の見直しは、どこで、誰とするかも重要な要素
保険の見直しは、どこで、誰に相談すればいいのだろう? 古川さんは「保険商品への深い理解があり、かつ保険を使う時の知識と経験も豊富な複数の保険会社の商品を扱うことのができる保険代理店やファイナンシャル・プランナー(FP)に相談するのが望ましい」と強調する。
そもそも保険を購入するルートには、FPや保険アドバイザーが自宅などに来てくれる訪問型サービスと、来店型の保険ショップ(ショップ型)、保険代理店のネットショップや通販、ネット専業保険会社、さらに勤務先の福利厚生の一環として加入する場合がある。

「訪問型には、営業担当者が保険相談から販売まで担当する従来型の保険会社のほか、特定の会社の保険のみを扱う専属代理店、複数の会社の保険を扱う乗合代理店があります。保険ショップにも、特定の会社の保険のみを扱う専属直営店や、複数社の商品を扱う乗合直営店のほか、専属代理店や乗合い代理店がある。また、ネット専業の保険会社や、ネット専業や通販型の代理店もあります」(古川さん)
望ましいのは複数社の保険を扱う代理店
こんなにいろいろな業態があっては、保険を選ぶ前に、保険を買う場所で迷ってしまいそうだ。だが、古川さんは「あるべき保険設計に沿い、かつ費用対効果の面でも満足度の高い保険選びをするための適切なアドバイスができる人がいるかどうか」で考える必要があるという。
「訪問型の保険会社や保険ショップの専属直営店、専属代理店の場合、特定の1社の保険商品しか販売できません。また、そのなかから自分に適した商品を選び出すには、それなりの保険の知識が必要です」
となると選択肢は、複数の会社の保険商品を扱う、訪問型の乗合い代理店や、ショップ型の乗合い代理店に絞られる。
「保障に過不足がなく、費用対効果にも優れた保険選びができるかどうかは、担当になった人の力量によるところが大きいといえます。つまり、担当者選びが重要な要素になる。相談する際は、営業の経験年数や入院給付金や死亡保険金を届けた経験があるか、顧客はどのくらいいるか、保険営業のキャリアなどを聞いてみるといいでしょう。こうした質問に自信を持って明確に答えられる担当者に相談したいものです」(古川さん)
(取材・文/大山弘子)
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還元率 | 年会費 (税込) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆三井住友カード(NL) |
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0.5~7.0% | 永年無料 | VISA Master |
iD |
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【三井住友カード(NL)のおすすめポイント】 券面にカード番号が記載されていない「ナンバーレス(NL)」なのが特徴(カード番号はアプリで確認可能)。通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、Apple PayやGoogle Payに「三井住友カード(NL)」を登録して「Visaのタッチ決済」または「Mastercardタッチ決済」を利用すれば、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ、バーミヤンなど、対象のコンビニや飲食店では還元率7%に大幅アップ(※)する! さらに、獲得できる「Vポイント」は、dポイント、Pontaポイント、楽天ポイント、ANAマイルなどに交換できるほか、「1ポイント=1円分」としてカード利用額に充当できるなど、ポイントの汎用性が高いのも魅力! ※ 一部店舗および一定金額を超える支払いでは指定の決済方法を利用できない場合、または指定のポイント還元にならない場合あり。カード現物のタッチ決済、iD、カードの差し込み、磁気取引による決済は7.0%還元の対象外。Google PayではMastercardタッチ決済は利用不可。 |
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◆三菱UFJカード |
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0.5~5.5% (※1) |
永年無料 | VISA JCB Master AMEX |
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【三菱UFJカードのおすすめポイント】 通常還元率は0.5%だが、セブン‐イレブンなどのコンビニのほか、オーケー、松屋、ピザハットオンライン、スシロー、くら寿司などでの利用分は還元率5.5%の高還元に!(※1)カード利用で貯まる「グローバルポイントは、スマートフォンアプリ「MUFGカードアプリ」を利用することで「Amazonギフトカード」「Apple Gift Card」「Google Play ギフトカード」などのギフトカードに“即時交換”できるのもメリット! また、2024年8月から年会費が“永年無料”になって、さらにお得なクレジットカードになった。 ※1「1ポイント=5円相当」の商品に交換した場合の還元率。還元率5.5%はセブン‐イレブンなどの対象店舗で利用した場合(AMEXブランドのみ一部加盟店が5.5%還元特典の対象外)。各社の利用金額は合算されず、各社単位の1カ月の利用金額合計1000円ごとにポイントを付与。なお、Apple PayはQUICPayでの利用が対象(Apple PayとQUICPayはMastercardまたはVisaのみ利用可能)。 |
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【関連記事】 ◆「オーケー」「オオゼキ」「東武ストア」などのスーパーでも5.5%還元になる「三菱UFJカード」は主婦にもおすすめ! コンビニや飲食店だけでなくスーパーでもお得! ◆「三菱UFJカード」の年会費が“永年無料”になり、最大5.5%還元の対象加盟店も大幅に追加! スシロー、くら寿司、オーケーなどでもお得にポイントが貯まる! |
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◆アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード |
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0.3~1.5% (※1) |
3万9600円 | AMEX | - |
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【アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードのおすすめポイント】 日本で最初に発行されたゴールドカード「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」の後継カードだけに、ステータス&付帯サービスは最高レベルで、カードが金属製という特別感もあって、一般的なゴールドカードとはケタ違い。たとえば、年間200万円(税込)以上を利用してカードを継続保有すると、国内40カ所以上の高級ホテルに無料宿泊できる「フリー・ステイ・ギフト」は、もはや一般的なプラチナカードすら凌駕するレベルの特典だ。さらに、高級レストランを2人以上で利用すると1人分が無料になる「ゴールド・ダイニング by 招待日和」や、世界1300カ所以上の空港ラウンジを年2回まで無料で利用できる「プライオリティ・パス」、最高補償額1億円の「海外旅行傷害保険」が付帯するなど、もはや「ゴールドカード」の枠組みを大きく飛び越えている。また、家族カードは2人目まで年会費無料でお得(3人目以降は年1万9800円・税込)。 ※貯まるポイントをマイルに交換した場合。1マイル=1.5円換算。 |
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【関連記事】 ◆アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードは“プラチナ”を超える“ゴールド”! 日本初のゴールドカードを受け継ぐ「新生ゴールド」を解説! ◆【アメリカン・エキスプレス・カードを一覧で比較】アメックスが発行する13枚のカードの年会費や特典、還元率を比較して、自分にピッタリの1枚を探そう! ◆アメックスの新規入会キャンペーンをまとめて紹介!「アメリカン・エキスプレス」の入会特典で、ポイントやマイルをお得に獲得しよう! |
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還元率 | 年会費 (税込) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆三井住友カード ゴールド(NL) |
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0.5~7.0% |
5500円 (ただし、年100万円以上の 利用で次年度から永年無料) |
VISA Master |
iD |
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【三井住友カード ゴールド(NL)のおすすめポイント】 券面にカード番号が記載されていない“ナンバーレス(NL)”のゴールドカード。年会費5500円(税込)だが、年間100万円を利用すると(※1)、次年度から年会費が“永年無料”になるうえに、1万ポイントが「継続特典」としてもらえるのが大きな魅力! さらに、通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、Apple PayやGoogle Payに「三井住友カード ゴールド(NL)」を登録して「Visaのタッチ決済」または「Mastercardタッチ決済」を利用すれば、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ、バーミヤンなど、対象のコンビニや飲食店では還元率7%に大幅アップ(※2)するなど、ポイントも貯まりやすくてお得! ※1 対象取引などの詳細は、三井住友カードの公式サイトで要確認。※2 一部店舗および一定金額を超える支払いでは指定の決済方法を利用できない場合、または指定のポイント還元にならない場合あり。カード現物のタッチ決済、iD、カードの差し込み、磁気取引による決済は7.0%還元の対象外。Google PayではMastercardタッチ決済は利用不可。 |
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【関連記事】 ◆「三井住友カード ゴールド(NL)」は、年100万円以上を使うと年会費が“永年無料”に! コンビニで7%還元、空港ラウンジや旅行保険などの特典も付帯してお得! ◆三井住友カード ゴールド(NL)のメリット・デメリットを解説! 同じく“実質”年会費が無料の「エポスゴールドカード」と付帯サービスなどを比較して魅力を解剖! |
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◆JCB CARD W(ダブル) |
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1.0~10.5% (※) |
永年無料 | JCB | QUICPay |
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【JCB CARD W(ダブル)のおすすめポイント】 39歳以下の人だけが申し込める、年会費無料のうえに通常還元率1%のお得な高還元クレジットカード!(40歳以降も継続して保有可能)さらに「ORIGINAL SERIESパートナー加盟店」の「ポイントアップ登録(無料)」をすれば、Amazonやセブン-イレブンなどでは還元率2%、スターバックスでは「スターバックスカード」へのチャージで還元率5.5%、「Starbucks eGift」の購入で還元率10.5%に! ※貯まったOki Dokiポイントを「JCB PREMO」に交換した場合の還元率。 |
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【関連記事】 ◆「JCB CARD W」は「楽天カード」などとほぼ同じ、年会費無料+還元率1~10.5%のJCBの入門カード!Amazonやスタバをよく利用する20~30代は注目! ◆「JCB CARD W」は、年会費無料で還元率1%以上のお得な高還元クレジットカード!「JCB CARD W」のメリット・デメリットを他のカードと比較して検証! ◆JCB CARD W(ダブル)のメリットを解説!「年会費無料」「常に還元率1.0%以上」「ポイントの使い勝手が良い」と三拍子そろった高還元クレジットカード! |
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◆楽天カード |
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1.0~3.0% | 永年無料 | VISA JCB Master AMEX |
楽天Edy (楽天Edyへの チャージ分は 還元率0.5%) |
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【楽天カードのおすすめポイント】 楽天市場や楽天ブックス、楽天トラベルを利用している人はもちろん、楽天ユーザー以外にもおすすめの「年会費無料&高還元」クレジットカードの代表格。通常還元率は1.0%だが、楽天市場や楽天ブックスでは最低でも還元率が3.0%以上に! また、「楽天ポイントカード」や電子マネーの「楽天Edy」との併用で、楽天グループ以外でも還元率は1.5~2.0%以上になる! ゴールドカードの「楽天プレミアムカード」も格安の年会費で「プライオリティ・パス」がゲットできてコスパ最強! |
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