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イマドキ職場のギャップ解消法 高城幸司

“スルーされる人”に共通する残念な特徴

高城幸司 [株式会社セレブレイン 代表取締役社長]
【第87回】 2013年4月8日
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 もしあなたが職場の同僚に声をかけたとき、何も反応がなかったとしたら、どのように感じますか?

 「おいおい、無視はいくらなんでも冷たくないか…」

 そう感じる人はきっと少なくないでしょう。しかし、そんな無視をするという大人げない態度を、否定するのは古いのでしょうか?最近、同僚や上司からの問いかけに“ノーレス”で“スルー”する人が、職場でとても増えています。ただし、スルーする人にもそれなりの言い分があるようです。

 そこで今回はスルーする人、スルーされる人、両方の声を聞きながら、イマドキのコミュニケーションで起きているギャップについて考えてみたいと思います。

先輩の誘いを断るのではなく、
“無視する人”が増加中!?

 「忙しいからスルーしておくか…」

 小声で同僚にそう声をかけたのは、ネット関連企業に勤務している中堅社員のBさん(30歳)。時刻は19時。ちょうど残業が終わり、帰宅の準備をしている社員が多いときに、ある先輩社員が「帰りに1杯どうだ」と誘ってきました。

 すると、Bさんの発言に呼応したのでしょうか?「いいですね。行きましょう」や「仕事が終わらないので無理です」などと返事をする人が誰もいません。帰社の準備をする人は無言。「お先に失礼します」という挨拶だけが虚しく職場に響いています。

 先輩社員は反応が返ってくるのを2、3分待っていましたが、とうとう誰からも返事はありませんでした。結局、「じゃ、いいよ。1人で帰るから…」と寂しく職場を後にしていきました。どうやら同僚全員に“スルー”されたようです。

 「先輩の誘いを無視するなんて許されなかった」という時代を過ごしてきた先輩社員にしてみれば、彼らの対応に「ふざけるな」という感情を持っているかもしれません。ただ、明日になればお互いに何事もなかったように仕事をする間柄。スルーされることに慣れなければならない時代になってしまったのかもしれません。

時代とともに“スルー”が増加
スルーする人に聞くその真意とは

 最近、若者の間だけでなく、職場でも“スルー”という言葉が当たり前に登場するようになりました。例えば、

 「職場の歓送迎会も急な日程なら当然スルーします」
 「自分の利益にならない仕事はスルーするのが当然です」

 そんな話をあちこちで耳にします。

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高城幸司 [株式会社セレブレイン 代表取締役社長]

1964年生まれ。同志社大学卒業後、リクルート入社。リクルートで6年間連続トップセールスに輝き、「伝説のトップセールスマン」として社内外から注目される。そのセールス手法をまとめた『営業マンは心理学者』(PHP研究所)は、10万部を超えるベストセラーとなった。 その後、情報誌『アントレ』の立ち上げに関わり、事業部長、編集長、転職事業の事業部長などを歴任。2005年、リクルート退社。人事戦略コンサルティング会社「セレブレイン」を創業。企業の人事評価制度の構築・人材育成・人材紹介などの事業を展開している。そのなかで、数多くの会社の社内政治の動向や、そのなかで働く管理職の本音を取材してきた。 『上司につける薬』(講談社)、『新しい管理職のルール』(ダイヤモンド社)、『仕事の9割は世間話』(日経プレミアシリーズ)など著書多数。職場での“リアルな悩み”に答える、ダイヤモンド・オンラインの連載「イマドキ職場のギャップ解消法」は、常に高PVをはじき出している。
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