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経営請負人の時代

「キャンディークラッシュ」のKingが日本支社創業
日本から世界に向けてコンテンツを発信したい
――King Japan株式会社General Manager枝廣憲氏

南 壮一郎 [株式会社ビズリーチ代表取締役]
【第20回】 2014年4月21日
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モバイルコンテンツ業界で世界NO.1の実績を持つKing。なかでも「キャンディークラッシュ」は全世界で5億ダウンロード超(2013年11月)、圧倒的ユーザー数とアクティブ数を誇り、世界66カ国の無料アプリゲームでNO.1を獲得し、先日ニューヨーク市場で上場を果たした。その日本支社であるKing Japanの代表としてヘッドハンティングされた枝廣氏に、これまでの自身のキャリアやKing Japan創業にあたっての想いと、日本での展開についてお話を伺った。

ビジネスのダイナミズムは
ベンチャー企業でこそ味わえる

えだひろ・けん
2004年、一橋大学卒業後、株式会社電通に入社し、大手企業とベンチャー企業のマーケティングを担当。2012年にgloopsに入社し、マーケティング本部長としてマーケティング組織を作り上げる。その後、Kingとの縁があり、「キャンディークラッシュ」をはじめとした優れたコンテンツを持つ企業の日本展開はまさにチャンスと考え、King JapanのGeneral Managerに就任。

南 枝廣さんは、総合広告代理店の電通を卒業後、モバイルコンテンツのgloopsで執行役員・最高マーケティング責任者を経て、King Japanの代表取締役というキャリアを歩まれていますが、そもそも電通という巨大な組織から外に出ようと思ったきっかけを教えてください。

枝廣 実は電通を出ることはとても悩みました。8年以上在籍していましたし、お世辞ではなく素晴らしい会社だと思っています。何より周りに優秀な仲間がいて、電通というブランドや満足いく待遇、将来的な安定性という4本柱が揃っていました。

 それでも辞めようと思ったのは、自分よりも輝いている同年代が外にいることに気づいたからです。ご縁があって仲良くさせていただいていたベンチャー企業が、20人から100人になり、300人、500人と増え、上場し、増床していく様子や、トップが舵を切ってからのスピード感やメンバーのコミットメント力などを目の当たりにしたとき、「このダイナミズムはベンチャー企業じゃないと味わえない」と思いましたね。

南 それでgloopsに転職されたのですね。

枝廣 そうです。自分の時間のほとんどを会社や仕事に注ぐのだから、それがつまらなかったら人生もったいない。いい仲間やいい仕事と出会って、面白い仕事をして。それが世の中に認められたらこんなに面白いことはありませんよね。それがベンチャーに飛び込んだきっかけです。

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南 壮一郎 [株式会社ビズリーチ代表取締役]

1999年、米・タフツ大学数量経済学部・国際関係学部の両学部を卒業後、モルガン・スタンレー証券に入社し、M&Aアドバイザリー業務に従事。その後、香港・PCCWグループの日本支社の立ち上げに参画。幼少期より興味があったスポーツビジネスに携わるべく、2004年、楽天イーグルスの創業メンバーとなる。チーム運営や各事業の立ち上げサポート後、GM補佐、ファン・エンターテイメント部長などを歴任し、初年度から黒字化成功に貢献。 2007年、株式会社ビズリーチを設立し、代表取締役に就任。日本初の個人課金型・転職サイト「ビズリーチ」を運営。2010年、プレミアム・アウトレットをイメージしたECサイト「LUXA(ルクサ)」を開始。2012年、ビズリーチのアジア版「RegionUP(リージョンアップ)」をオープン、2013年2月、IT・Webエンジニアのためのコラボレーションツール「codebreak;(コードブレイク)」をオープン。著書に『ともに戦える「仲間」のつくり方』『絶対ブレない「軸」のつくり方』(ともにダイヤモンド社)がある。

 


経営請負人の時代

「経営のプロ」として、社外から登用される社長や役員。彼らの経営哲学、プロフェッショナルなビジネスパーソンになるための秘訣、自身の市場価値を高めるキャリアの磨きかた、若きビジネスパーソンへのメッセージなどを語ってもらうインタビューシリーズです。聞き手は、平均年収1000万円以上レベルの人材と企業をマッチングする会員制転職サイト「ビズリーチ」代表の南壮一郎。

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