ネガティブをポジティブに変える方法は、さまざまな状況で活用できる。

 社内の企画会議で「前例がない企画は受け入れられない」と言われたら、「そのとおりです。他社が考えつかない、オリジナリティにあふれる企画です」と説明してみる。

 見込み客から「この製品は単純すぎる設計だね。価値が低いのではないか?」と言われたら、「おっしゃるとおりです。この製品の設計はシンプルです。シンプルな設計だからこそ壊れにくく、使いやすいのです」と説明することもできる。

 事実は変えられないが、伝え方ひとつで相手の印象は変えられる。自分のネガティブな点をポジティブなものとして説明しよう。

相手の主張に賛成しながら<br />有利な方向へ話を導け

◆書籍編集部からのお知らせ

相手の主張に賛成しながら<br />有利な方向へ話を導け

『交渉で負けない絶対セオリー&
 パワーフレーズ 70』

大橋弘昌【著】

ニューヨークで百戦錬磨の日本人弁護士が、序盤戦からクロージングまで、交渉ですぐ使える実践ノウハウを一挙紹介。
「『ノー』と言わずに『イエス・イフ』と答えよ」「相手の主張に賛成しながら有利な方向へ話を導け」「壁にぶつかったら『半分ずつ負担しよう』と言え」など、交渉・商談・営業・社内の利害調整などで相手と「ウィン・ウィン」の関係を築く方法を解説する。

2014年7月4日発売、本体1400円+税、四六判ソフトカバー
ISBN 978-4-478-024768

ご購入はこちらから→ [Amazon][楽天Books][Books Kinokuniya]