節約の達人が伝授!ゼロから貯める節約術
【第19回】 2016年4月1日公開(2016年4月1日更新)
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「節約の達人が伝授!ゼロから貯める節約術」

著者・コラム紹介

風呂内亜矢・ふろうちあや

1978年生まれ。岡山出身。1級ファイナンシャルプランナー技能士・宅地建物取引士。
大手電機メーカー系の情報システム会社に勤めていた26歳のとき、貯金80万円で自宅用としてマンションを衝動買いしたものの、物件価格以外にも費用がかかることを知り、あわててお金の勉強と貯金を始める。マンション購入をきっかけにマンション販売会社に転し、年間売上1位の実績を上げていたが、 2013年にファイナンシャルプランナーとして独立。自らの体験をもとに、テレビや雑誌、新聞などでマネー情報を発信中。現在は自宅を含め夫婦で4つの物件を保有し、賃料収入を得ている。

 

節約の達人が伝授!ゼロから貯める節約術

節約・貯金のプロであるファイナンシャルプランナーの風呂内亜矢さんが、ラクラクお金が貯まる節約術を大公開! 出費を抑える節約術はもちろん、お金の管理の仕方や家計の見直し方、節約には欠かせないネット銀行の選び方などを伝授します!

風呂内亜矢

フィンテックを活用した節約&資産運用術を紹介!
今さら聞けない「フィンテック」の基礎知識と
「フィンテック」関連サービスで得する方法を伝授!

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 最近よく使われる言葉に「Fintech(フィンテック)」というものがあります。みなさんも、テレビや新聞・雑誌・ネットなどで、見聞きしたことがあるかもしれません。

 しかし、ジャストシステムが発表した「フィンテックに関する意識調査」(スマホを所有する20代~50代の男女800名を対象に、2016年3月18日~22日に実施されたもの)によると、「フィンテック」について「知っており、ほかの人に詳しく説明できる」人はわずか2.0%に過ぎませんでした。

 さらに、「知っているが、説明はできない」人は4.5%、「聞いたことはあるが詳しくは知らない」人も14.1%にとどまり、「フィンテック」について認知している人は、合計でも20.6%に過ぎないことが明らかになっています。つまり、「フィンテック」はまだまだ浸透していない言葉と言えます。

 では、「フィンテック」とはいったい何なのでしょうか?

 正解は「Finance」と「Technology」を融合させた造語、です。日本でしきりに使われるようになったのは、ここ1~2年のことですが、「フィンテック」という言葉自体はかなり前から存在していました。

 今回は、そんな「フィンテック」について、わかりやすく解説していきます。今は「IT系のことはよくわからない」といった姿勢だと、世の中から取り残されてしまいますし、お金の面でも損をしかねない時代です。実際、情報量が多い人ほど、得をすることも多いのです。

 そのため、「フィンテックの意味自体知らない」という人は、今のうちにぜひ覚えておきましょう。「フィンテック」の基本を知れば、決して自分の生活、お金とも無縁のものではないことに気づくはずです。「フィンテック」によって誕生した、お得なマネー系サービスも紹介するので、ぜひ家計管理や資産運用などに役立ててみてください。

便利かつ安全性の高い決済サービスも
全自動家計管理アプリもフィンテックの一種

 前述したように、「フィンテック」は「Finance」と「Technology」を融合させた造語です。和製英語ではなく、元々は米国で生まれた言葉なので、世界的に通用する言葉のようです。

「Finance」は金融、「Technology」は技術ですから、金融と最先端技術を融合させたサービスのことを「フィンテック」と呼んでいる、という認識でいいでしょう。最近は、これまで金融機関が提供してこなかったようなサービスを、IT系のベンチャー企業などが提供する傾向にあり、「フィンテック」のサービスは日に日に拡充されています。

 というと、何だか「フィンテック」が遠い存在のように感じられるかもしれませんが、実はすでに(主にスマホを通じて)皆さんが利用しているサービスも数多くあります。日本でも利用できる「フィンテック」のサービスの代表例を、2つほど挙げてみましょう。

【代表例①】個人向けの新たな決済サービス


「フィンテック」によって目立つようになってきたのが、さまざまな新しい決済サービスです。最近では、“決済に現金を使わない”という流れが形成されつつあります。

 たとえば、一時話題になっていた、ネット上の暗号通貨「ビットコイン」も「フィンテック」の一種ですね。

「楽天スマートペイ」以外にも、同種のサービスは様々な会社から登場している。
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 また、中小規模の小売店や飲食店などの経営者の間で一般化しつつある「フィンテック」のサービスに、スマホのクレジットカード決済があります。

 これは、スマホのイヤフォンジャックにカードリーダーを差し込むことで、簡単にクレジットカード決済をできるようにする、というもの(写真は楽天のスマホ決済サービス「楽天スマートペイ」のイメージ画像)。このサービスがあれば、飲食店などで簡単に、低コストでクレジットカード決済を導入できます。

 より多くの人に関連しそうなサービスとしては、米国発の「PayPal(ペイパル)」があります。海外のショッピングサイトで買い物をしたことがある人は、この「PayPal」を利用した経験もあるかもしれません。

「PayPal」の仕組み。間に「PayPal」が入ることで、ネットショッピングの安心感が増す。
拡大画像表示

 「PayPal」の利用が可能なオンラインショップで買い物すると、決済をする際に「PayPal」のページに飛びます。ここでクレジットカード番号・個人情報などを入力すれば取引完了。

 そのため、オンラインショップにカード情報を伝えることなくクレジットカード決済ができます(事前に「PayPal」に情報を登録しておいてもOK)。つまり、「PayPal」を利用すれば、より安全に支払いができるわけです。

「PayPal」は世界中の2億人前後の人に利用されていると言われます。今後、日本でも普及に力が入ると思われるので、利用機会は増えるかもしれません。

【代表例②】家計管理用アプリ


 この連載でも以前紹介した「家計簿アプリ」も「フィンテック」の一種です。
※関連記事はコチラ⇒節約のために支出をすべて家計簿につける必要なし! マネーフォワードなどの「家計簿アプリ」を使って入出金を理解すれば、簡単に家計の見直しが可能!

 従来、家計簿は自分で手書きでつけるものでしたが、「家計簿アプリ」を使えば自動的に家計簿ができあがります。

「マネーフォワード」はスマホだけでなく、パソコンで利用することもできる。

 たとえば、私自身も使っている「マネーフォワード」は「家計簿アプリ」の代表的な存在。原則、レシートを撮影するだけで支出を管理できますし、銀行と連携させておけば、自分の口座内で資金の移動があったときに、それを自動で家計簿に反映させることもできます。どんな費目にどれくらい使っているか、グラフ化することも可能です。

 銀行だけでなく、証券会社などとも提携しているため、預貯金以外の金融資産の管理も可能。つまり、スマホ一つあれば、簡単に家計管理と金融資産の管理ができてしまうのです。それでいて無料で利用できてしまいます。

 手書きの家計簿を使用している人は、この「マネーフォワード」のような「家計簿アプリ」を使えば、家計簿代を支払う必要がなく、手書きするのに取られる時間と労力の節約もできます。

 次ページからは、ここ最近で話題になった新たなる「フィンテック」のサービスを紹介していきましょう。

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※ 100万円を預けた場合の2016年12月1日時点の金利(年率、税引前)。金利は税引き前の年利率であり、利息には20.315%(国税15.315%〈復興特別所得税含む〉+地方税5%)の税金がかかります。また、最新の金利は各銀行の公式サイトをご確認ください。

 

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