ついに歴代首相・外相を国会召致か? 「核密約」を闇に葬った政・官・メディアの重い責任
「密約」を不存在とし続けた過去の自民党政権はどう言い訳をするのだろうか。問題は、一方の当事者である米国が「密約」の存在を認めたにもかかわらず、その事実を隠蔽し続けた近年の日本政府の不誠実な対応にある。
(第117回/2010年03月11日)
呆れた言論封殺に、姑息な見出し変更 日本の新聞に未来などない!
3月1日、総務省ICTにおける国民の権利保障フォーラムが開催された。構成員でもある筆者は、怒りの退席を行なった。理由は、言論の自由を話し合うはずのこの会合で言論封殺とも受け取れる指示があったからだ。
(第116回/2010年03月04日)
ぶら下がりを拒否した岡田大臣と、 記者クラブに勝利した亀井大臣に拍手
先週末、次のような記事が外務省記者クラブを揺るがせた。【岡田外相が閣議後の取材を拒否へ 外務省記者クラブへ通告へ】。最初に筆者の立場を明確にしておこう。筆者は、今回の岡田大臣の決断を完全に支持する。
(第115回/2010年02月25日)
歴代首相が鳩山総理を“脱税王”と追及できない理由
初の党首討論で谷垣総裁は鳩山首相の「脱税」を追及した。しかし自民党議員の多くがこの問題になると、口をつぐんでいる事実はなんとも不思議だ。とくに歴代の総裁たちが、沈黙を守っているのは不可思議だ。
(第114回/2010年02月18日)
小沢幹事長問題ではっきりした メディアと国家権力の危険な関係
大久保秘書逮捕されてからの10ヵ月間、記者クラブメディアは検察からの情報ばかりに拠って、あたかも小沢幹事長が逮捕されるかのような報道を繰り返してきた。だが、結果は小沢幹事長の不起訴であった。
(第113回/2010年02月10日)
ハイチが日本に求めているのは、 支援金の額よりも地震国の経験と知恵だ
ハイチの大地震が発生して3週間が過ぎようとしている。こうした動きの中、日本政府の反応は鈍い。地震対策先進国としての日本には多くの期待がかかっている。だが、ハイチの人々の声は日本国内ではあまり響いていない。
(第112回/2010年02月04日)
検察という国家権力にすり寄る記者クラブメディアの醜悪
「週刊朝日」に今週も書いた。タイトルは「検察の卑劣」。国家権力である検察の卑劣さと、そこに寄生する記者クラブの不健全さをリポートした。すでに筆者のツイッターには先週号以上の反響が寄せられている。
(第111回/2010年01月28日)
小沢問題で検察リークに踊らされるメディアへの危惧
今週の「週刊朝日」に書いた原稿「検察の狂気」への反応の大きさに驚いている。タイトルは編集部のつけたものであり、筆者の意図は単純な検察批判にはない。むしろ、批判の矛先は記者クラブメディアにある。
(第110回/2010年01月21日)
ネット時代の大臣記者会見は、客を呼べるコンテンツになった
いま、大臣記者会見が面白い。これまで政界関係者か政治記者、あるいはよほどの政治好きでない限り関心を持つことのなかった政治家の記者会見。ところがその記者会見に人気が集まっているという。
(第109回/2010年01月14日)
ツイッターを始めた鳩山首相は、 国民の声を聞き取るチャンスを得た
元旦より鳩山首相がツイッターを始めた。ソーシャルネットメディアの存在に無関心ではいられなくなったようだ。情報過疎になる首相官邸に、国民からのつぶやきが直接届くのは決して無意味なことではない。
(第108回/2010年01月07日)
支持率急降下の鳩山首相は、岡田外相「核密約」公開の姿勢に学ぶべきだ
発足当時70%前後あった内閣支持率は、100日間ですべて50%前後まで下落した。前3政権、とりわけ安倍内閣のそれと同じような右肩下がりのグラフを示している。その例に従えば、より支持を失うのはこれからだ。
(第107回/2009年12月24日)
言論の自由を守る砦を築きたい! ICTフォーラム参加者としての決意
総務大臣の諮問機関である第1回「ICT権利保障等フォーラム」が始まった。ジャーナリストとしての立場での参加に悩んだが、結局、自らの業界のルール作りに傍観者ではいられない。
(第106回/2009年12月17日)
普天間での鳩山首相の迷走は、米側には「見返り」多い好都合なカードだ
鳩山首相は「COP15」でオバマ大統領との会談を目指し、普天間に関する日本の方針を示すという。日米会談自体のアレンジも確定したわけではないという。いったいこの場当たり的な対応はなんなのであろうか。
(第105回/2009年12月10日)
ゴルフ大国へと歩み出した、中国の繁栄と恐るべき成長パワー
先週、筆者は中国で開かれたオメガミッションヒルズワールドカップを取材した。1984年に初めてゴルフコースのできた中国は、わずか四半世紀の間に巨大なマーケットに変貌しようとしている。
(第104回/2009年12月03日)
小沢幹事長による陳情一本化が、 日本の利権政治を変える可能性
民主党が陳情窓口を党に一本化することを決めた。産経新聞によれば、小沢幹事長に権限が集中し、党全体の支配を許し、最終的にすべての利権を独占するとしている。だが、果たして本当にそうなのだろうか。
(第103回/2009年11月26日)
事業仕分けへの批判に異議あり! 霞が関牽制の意味は大きい
きのう(11月17日)、行政刷新会議の事業仕分けの前半が終了した。新聞・テレビ等ではそれ程高い評価を得ていないようだが、全5日間を取材した筆者の率直な感想を述べれば、十分効果的な取り組みだったと思う。
(第102回/2009年11月19日)
事業仕分けの情報公開は、 健全な民主主義への一歩前進だ
きょう(11月11日)、行政刷新会議のワーキングチームによる事業仕分けがスタートした。希望者は誰でも傍聴が可能だ。初日のきょうは激しい雨にもかかわらず、早速入り口には行列ができた。
(第101回/2009年11月12日)
与野党問わず真剣な議論 政権交代で実現したまともな国会論戦
国会論戦の華とも称される予算委員会がスタートした。2日目にあたる今日(水曜日)午前には、石破茂政調会長の質疑が行われている。印象を述べれば、日本でもやっとまともな国会論戦が始まったという感じである。
(第100回/2009年11月05日)
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著者プロフィール
- 上杉隆
(ジャーナリスト)
1968年福岡県生まれ。都留文科大学卒業。テレビ局、衆議院議員公設秘書、ニューヨーク・タイムズ東京支局取材記者などを経て、フリージャーナリストに。「宰相不在 崩壊する政治とメディアを読み解く」「世襲議員のからくり」「ジャーナリズム崩壊」「官邸崩壊 安倍政権迷走の一年」など著書多数。最新刊は「民主党政権は日本をどう変えるのか」(飛鳥新社)。
この連載について
永田町を震撼させる気鋭の政治ジャーナリスト・上杉隆が政界に鋭く斬りこむ週刊コラム。週刊誌よりもホットで早いスクープ情報は、目が離せない。
「お腹の調子が悪い」と政権を投げ出した安倍首相。「あなたとは違うんです」と逆ギレして職を辞した福田首相。そして漢字と空気が読めず政権崩壊寸前の麻生首相。この国の政治の混迷とメディアの体たらくを上杉隆が斬る。1500円(税込)
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