「理論株価」での評価が、前回調査時の「割高」から、今回「割安」に転換した、お買い得な割安株ランキングを発表!
日本株の割安度が簡単にわかるのが、ダイヤモンド・ザイが3ヵ月ごとに発表している「理論株価」。ダイヤモンド・ザイでも、最新の業績予想に基づいた理論株価が掲載されている。
ここではその中でも、3ヵ月前の理論株価では「割高」と判定されたが、今回の理論株価では「割安」と評価された、割安度20%以上の割安株を紹介しよう!
人材派遣やソーシャルゲーム開発など
多種多彩な銘柄が登場!
株は割安なときに買って値上がりしたら売るのが基本。ただ、割安かどうかを判断するのが難しい。PER(株価収益率)やPBR(株価純資産倍率)などで判断することもできるが、過去のデータやライバル企業と比較する必要があり、なかなか面倒だ。そこで役に立つのがダイヤモンド・ザイの「理論株価」だ。実際の株価が理論株価より安ければ割安、実際の株価が理論株価より高ければ割高というぐあいに、簡単に割安株を発見することができる。
ダイヤモンド・ザイ8月号「最新理論株価」データの見方拡大画像表示
ダイヤモンド・ザイでは、上場企業3662銘柄すべての理論株価を掲載しているが、その中でも特に注目すべきは「転換銘柄」。転換銘柄とは、3ヵ月前に算出した理論株価では割高と判定されたが、今号では割安に転換した銘柄のこと。こうした銘柄にはコードの前に「転」のマークが入っている。
「転」マークは、いわば「お買い得サイン」。売上や利益の予想が上方修正されることで点灯する。赤字だった会社が黒字に転換するときが狙い目になるように、理論株価も割高から割安に転換するときがチャンスなので、ぜひ参考にしてみてほしい。
今回、割高から割安に転換した銘柄は63銘柄。その63銘柄のなかで、「今期は増収かつ増益を予想しており、割安度が20%以上になった株」は17銘柄で、それらを割安度が高い順にランキングしたのが下の表だ。
| 「理論株価」が割高⇒割安に転換し、割安度が20%以上になった17銘柄 | ||||
| 株価(12/5終値) | 理論株価 | 割安度 | 最新の株価 | |
| 1位 | ◆ヒト・コミュニケーションズ(3654) | |||
| 2313円 | 1万1574円 | 80%割安 | ||
| 2位 | ◆KLab(3656) | |||
| 1745円 | 4517円 | 61%割安 | ||
| 3位 | ◆シェアリングテクノロジー(3989) | |||
| 2744円 | 6610円 | 58%割安 | ||
| 4位 | ◆セレス(3696) | |||
| 1524円 | 3223円 | 53%割安 | ||
| 5位 | ◆トラスト・テック(2154) | |||
| 3565円 | 7133円 | 50%割安 | ||
| 株価(12/5終値) | 理論株価 | 割安度 | 最新の株価 | |
| 6位 | ◆リミックスポイント(3825) | |||
| 667円 | 1241円 | 46%割安 | ||
| 7位 | ◆アスコット(3264) | |||
| 320円 | 496円 | 35%割安 | ||
| 8位 | ◆ネットイヤーG(3622) | |||
| 632円 | 960円 | 34%割安 | ||
| 9位 | ◆ミナトHD(6862) | |||
| 446円 | 643円 | 31%割安 | ||
| 10位 | ◆不二家(2211) | |||
| 2616円 | 3756円 | 30%割安 | ||
| 株価(12/5終値) | 理論株価 | 割安度 | 最新の株価 | |
| 11位 | ◆ダブルスタンダード(3925) | |||
| 6150円 | 8653円 | 29%割安 | ||
| 12位 | ◆SHIFT(3697) | |||
| 2586円 | 3487円 | 26%割安 | ||
| 13位 | ◆夢テクノロジー(2458) | |||
| 839円 | 1124円 | 25%割安 | ||
| 13位 | ◆日本化学産業(4094) | |||
| 1682円 | 2250円 | 25%割安 | ||
| 15位 | ◆サムコ(6387) | |||
| 1319円 | 1700円 | 22%割安 | ||
| 16位 | ◆創通(3711) | |||
| 2600円 | 3294円 | 21%割安 | ||
| 17位 | ◆楽天(4755) | |||
| 1128円 | 1408円 | 20%割安 | ||
1位は「ヒト・コミュニケーションズ(3654)」。家電量販店や携帯電話ショップなど、販売の現場へ営業マンを派遣するアウトソーシング事業を営む。家電や携帯電話のセールスが好調なことで2018年8月期は21%増収も、時間外労働手当の未払い問題の処理のため純利益は5.6%減となった。8月期は、利益率が高いECサイトの運営受託を強化するなどで83%増収、18%増益を見込む。これを受けて、理論株価は3ヵ月前に算出した際は14%割高だったが、今回は80%割安にと大きく転換、非常に強い「買いサイン」の点灯につながった。
2位は「KLab(3656)」。「うたの☆プリンスさまっ♪ShiningLive」(「うたプリ」)など独自開発のソーシャルゲームを開発・運営。2017年12月期は「うたプリ」に加えて「キャプテン翼 ~たたかえドリームチーム~」も好調で、第3四半期までで25%増収。利益面でも、前年同期は8億円の最終赤字だったが今期は26億円の黒字に転換。これを受けて、11月6日に今期2度目の上方修正を発表。理論株価も前回は57%割高という判定だったが、今回は61%割安に判定された。
3位は「シェアリングテクノロジー(3989)」。住宅リフォームや水道修理など生活関連のサービス業者を検索・比較できるサイト「生活110番」を運営する。コンテンツ強化が奏功し、2017年9月期は54%増収を達成、前々期は2000万円だった最終利益は2億7000万円へと飛躍的に増加した。今期は新規事業も積極推進、82%増収、22%最終増益を見込んでおり、こちらも上位2銘柄同様、割高から大幅な割安銘柄に転換した。
以下、スマホ向けポイントサイトが想定以上に好調で11月に業績を上方修正した「セレス(3696)」、製造業への人材派遣業を営み、英国企業を買収したことで海外事業が拡大する「トラスト・テック(2154)」などと続く。
大手企業では、「楽天(4755)」も割高から割安へ転換しているので注目だ。ただ、同社は12月14日、携帯キャリア事業への進出を発表。12月5日時点での情報で算出した2018年3月号の理論株価にはこの情報は織り込んでいない。今後、負担増となり業績予想が変化すれば、
前回の割高から今回は割安に転換した銘柄は、ここで紹介した17銘柄以外にもまだまだある。ぜひ、ダイヤモンド・ザイでチェックしてほしい。
理論株価の算出方法は?
最後に、理論株価の算出方法を紹介しよう。理論株価はその株の成長価値(予想1株益に将来の想定成長率を掛けて算出)と利益価値(予想1株益に将来利益の織り込み年数を掛けて算出)、そして資産価値(直近の1株純資産)を合計したもの。つまり、業績と財務のデータから算出している。
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